ギャップイヤー・ジャパンからのお知らせ

2014年5月アーカイブ

「マレーシアで安く部屋を見つける方法!」 大竹 啓司(東京農大、マレーシア留学中)
大竹さん写真1.jpg


マレーシアでは日本と比べて賃貸の不動産業が盛んではないため、部屋を探すのにも一苦労する人も多いのではないでしょうか?

不動産屋さんもありますが、手数料がかかるので若干割高になることも。

今日はそんな時に役立つサイト"iBilik"をご紹介。

iBilikはマレーシアで1番有名な賃貸用のウェブサイトです。

http://www.ibilik.my/

シェアハウスメイトの募集や部屋を探してます!!といった書き込みができ、SMSやメールなどを使い、個人間で部屋を探すことができます。


【iBilik利用方法】

部屋を探すだけなら登録不要で利用することができます。

①まずは住みたい地域を入力、または選択します。

マレーシア①ibilik-300x145.jpg


②(好みがあれば)

民族も選ぶことができます。主にPrefer Malay,Chinese,Indiaなどと書いてありますが、メールやSMSでコンタクトを取り、日本人といえば大抵は大丈夫でしょう。

実際、私の住んでいる場所も"Prefer Chinese"と書かれた物件情報のところに連絡し、日本人だと伝えたところ、大丈夫でした。

マレーシア②ibilik3-300x138.jpg

③地域、民族、価格など、検索条件に見合った物件が見つかったら、メールやSMSで連絡を取り、下見に行き、良ければ手続きをします。

流れはこれだけです。


例えば、②の画像ですが

クアラルンプールの中心街の一つ"バンサー"で検索した結果です。

家具、エアコン、ホットシャワー、キッチン付きのコンドミニアム1部屋(ユニットシェア)であれば2万円弱から3万円程度(1ヶ月の家賃)で見つけることができることがわかります。

条件にあった部屋が見つかったら、SMSやメールで連絡をとり、した見に行く→よかったから決める→契約。といった感じです。


日本からの留学エージェントなどを通して部屋を借りると非常に高くつくこともあるので、できるだけ安く済ませたいという方は是非利用してみてはいかがでしょうか?

iBilik:http://www.ibilik.my/


(参考)
JGAP寄稿者短信:「世界最大級のハラル見本市(MIHAS)に参加してみた~日本企業の少なさに失望 前編」(大竹 啓司さん、東京農大 マレーシア留学中)→ http://japangap.jp/info/2014/04/jgap-upm-1.html

エッセイ集 フロンティア・フォーラム2013年7月15日付 No.130: 「世界一周経験のない僕が、世界一周イベントを開催する理由」(大竹啓司さん、東京農大3年) http://japangap.jp/essay/2013/07/post-53.html

【JGAP寄稿者短信 "拡大版"】 「世界一周トークイベント2013」(7/16 開催)での多様なギャップイヤー・レポート」 (大竹啓司さん、東京農大)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム
http://japangap.jp/essay/2013/07/-719-1-unigap.html

ブログ:マレーシア留学blog:http://keijiotake.com/?p=592

「日本もギャップイヤー推進へ~学生の社会経験の支援を!」 文科省有識者会議が報告書提出
文科省ギャップイヤー図.jpg

日本は米国型の「大学プログラム型ギャップイヤー」の推進へ!
 大学の秋入学とギャップイヤーなどの課題を議論していた文科省の「学事暦の多様化とギャップタームに関する検討会議]は29日、報告書をまとめ、下村博文文科相に提出した。「主体的な学びには異なる価値観とぶつかる社会体験が重要」と指摘し、学外活動のプログラムの充実を大学側に求めた。

 文科省は報告書を受け、「学外プログラム」を導入する大学に対し、経費補助など支援策を検討していく。

 報告書は、「学外プログラム」として海外に限らず国内でも課外留学やボランティア、民間団体でのインターンシップ、小中学校の教員補助などを想定している。主体的に学ぶ姿勢に欠ける受け身の学生が多いとされる状況を改善するため、入学後の早い段階で少なくとも1カ月間以上の活動を経験するのが望ましいとしている。

 学外活動の現状の課題としては、受け皿不足や留年への懸念があり、「大学は単位認定も視野に入れた多様なプログラムを自主的に導入すべきだ」と指摘している。

 産業界は、検討会議の中でも「学外活動を経験した学生を採用の際に積極的に評価する」と表明しており、個別企業がそれぞれ、今後どう対応するか問われる。

 いずれにせよ、産官学民の4セクターが、「失敗を恐れ、実体験が少ない」とされる若者の育成に注力する方向性を示したものとして注目される。


(関連記事)
4/21実施 文科省第5回「学事暦の多様化とギャップタームに関する検討会議(最終まとめ)」の配布資料が公開された


日本のギャップイヤーの推進は、発祥の国で文化・慣習として定着している英国の「自主性重視型」より、現在キャッチアップしている米国型の学生の自主性を尊重しつつも大学が活動プログラムの提供等を行う「大学支援型」へ

 検討会議第5回(最終回)とされる今回も、下村博文文科相、上野通子政務官が出席して、まとめの議論となった。
この会議は、「教育再生実行会議第三次提言(平成25 年5月)」や「日本再興戦略-Japan is BACK-(平成25 年6月閣議決定)」において、秋入学など学事暦の柔軟化に伴うギャップイヤー等を活用した、留学等の体験活動への支援を抜本的に強化する方針が示されたことを踏まえ、学事暦の多様化とギャップイヤー期間中の活動を推進するために、海外のギャップイヤーの状況や国内の先行事例の情報を収集し、日本に相応しい環境整備の在り方について審議を重ねてきた。今後このまとめの議論を踏まえ、最終案を提示することとなる。(各委員名は後述)

まとめの議論のポイントは以下の3点。
○ ギャップイヤー発祥の国イギリスでは、学生が自分で資金を稼ぎ、自ら企画して、留学やインターンシップ等を経験する。本検討会議は、このような伝統的な「自主性重視型」のギャップイヤーももちろん推奨する立場であるが、我が国では「自主性重視型」の普及には様々なハードルが存在していることを踏まえ、「大学支援型」を中心に意見をまとめた。
(参考資料)1月31日 第3回検討会議 砂田 薫委員(JGAP代表)のプレゼン資料6ページ参照http://japangap.jp/info/20140131%E7%A0%82%E7%94%B0%E5%A7%94%E5%93%A1%E8%B3%87%E6%96%99.pdf

○ ギャップイヤー・プログラムを導入する各大学においては、本検討会議のこの「意見のまとめ」が示す方向性や「資料編」で紹介している国内の取組事例等も参考にしながら、それぞれの大学の教育方針等を踏まえて自主的に取組を進めていくことを期待したい。

○国においては、希望する学生がギャップイヤー・プログラムを経験できる環境を整備するため、学生や大学の取組に対して積極的な支援を行うことを求めたい。

(文科省のサイト)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/57/siryo/1347174.htm 


(参考資料)
「学事暦の多様化とギャップタームに関する検討会議」審議経過
○ 第1回
日 時:平成25年10月4日(金)14:30~16:30
[ヒアリング]
◇東京大学における秋入学・学事暦に関する検討、FLYプログラムなどの取組について(濱田委員)
○ 第2回
日 時:平成25年12月2日(月) 9:00~11:00
[ヒアリング]
◇国際教養大学のギャップイヤー入試への取組み(鈴木座長)
◇諸外国におけるギャップイヤーの状況(砂田委員)
砂田委員発表資料http://japangap.jp/info/2013%E5%B9%B412%E6%9C%882%E6%97%A5%E3%80%90%E8%B3%87%E6%96%99%EF%BC%94%E3%80%91%E7%A0%82%E7%94%B0%E5%A7%94%E5%93%A1%E7%99%BA%E8%A1%A8%E8%B3%87%E6%96%99.pdf
○ 第3回
日 時:平成26年1月31日(金) 13:00~15:00
[ヒアリング]
◇英国、米国、豪州、南アフリカ等の大学におけるギャップイヤー事例(砂田委員)
◇国際教養大学・ギャップイヤー体験談(国際教養大学学生2 名)
○ 第4回
日 時:平成26年3月24日(月) 16:30~18:30
[ヒアリング]
◇早稲田大学における4 学期制(Quarter 制)導入の狙いと今後の展望(早稲田大学 田中愛治理事)
◇学事暦の多様化と長期実践型インターンシップ推進へ向けての提案(宮城委員)
[審 議]
◆審議まとめ(骨子案)
○ 第5回
日時:平成26年4月21日(月) 10:00~12:00
[審 議]
◆意見のまとめ(案)


「学事暦の多様化とギャップタームに関する検討会議」の設置について
平成25年9月4日
文部科学大臣 決定
平成26年3月27日 改正

1.趣旨
 教育再生実行会議第三次提言「これからの大学教育等の在り方について」(平成25年5月28日)を踏まえて,産学官を始めとする関係者が,学事暦の多様化とギャップタームの推進に向けた環境整備の在り方について検討し,実施に向けた着実な取組を行うため,学事暦の多様化とギャップタームに関する検討会議(以下「検討会議」という。)を設ける。

2.検討事項
 検討会議は,学事暦の多様化とギャップタームに関し,次の事項について検討を行う。
(1)学事暦の多様化とギャップターム推進の理念
(2)ギャップターム期間中の活動
(3)学事暦の多様化とギャップタームの推進のための制度設計と支援内容
(4)その他学事暦の多様化とギャップタームに関し必要な事項

3.実施方法
(1)検討会議は,別紙に掲げる委員により構成する。なお,やむを得ない事情のある場合は,代理者が出席することができる。
(2)必要に応じ,別紙の委員に加えて,他の有識者を参画させることができる。

4.委嘱期間
 委員の委嘱期間は,設置の日から平成27年3月31日までとする。

5.その他
(1)検討会議に関する庶務は,高等教育局大学振興課が処理する。
(2)この決定に定めるもののほか,検討会議の運営に関する事項は,必要に応じ会議に諮って定める。

学事暦の多様化とギャップタームに関する検討会議」委員

(五十音順・敬称略)
◎座長、○座長代理
 浅原 利正   広島大学長
○市村 泰男   一般社団法人日本貿易会常務理事
 川村 隆    株式会社日立製作所取締役会長、一般社団法人日本経済団体連合会副会長・教育問題委員長
 齊藤 斗志二  公益社団法人全国スポーツ推進委員連合会長、元臨時教育審議会委員
 島村 元紹   株式会社島村楽器代表取締役会長、日本商工会議所教育委員会共同委員長
◎鈴木 典比古  国際教養大学理事長・学長
 砂田 薫    一般社団法人日本ギャップイヤー推進機構協会代表理事、お茶の水女子大学特任講師
 清家 篤    慶應義塾長
 萩原 なつ子  立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授
 秦  由美子  広島大学高等教育研究開発センター教授
 濱田 純一   東京大学総長
 藤沢 久美   シンクタンク・ソフィアバンク代表、文部科学省参与
 船橋 力    株式会社ウィル・シード取締役会長、学校法人河合塾顧問
 宮城 治男   NPO法人ETIC.代表理事、文部科学省参与
 山内 進    一橋大学長
(オブザーバー)
 小林 洋司   全国高等学校長協会 大学入試対策委員長、東京都立桜修館中等教育学校長


(文科省のサイト)
3/24 検討会議
議事録:
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/57/gijiroku/1347494.htm 
配布資料:
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/57/siryo/1346418.htm 

(関連記事)
1/31実施 第3回「学事暦の多様化とギャップタームに関する検討会議」(大学秋入学と半年ギャップイヤーの議論)の資料公開

 昨年12月2日の第2回に引き続き、第3回「学事暦の多様化とギャップタームに関する検討会議」が、本年1月31日13時から金融庁(中央合同庁舎第7号館・西館)で開催された。

 議題は、「学事暦の多様化とギャップターム(大学秋入学とそれに伴う半年ギャップイヤー)推進方策」についてであり、 砂田委員(JGAP代表/お茶大特任講師)が議論を深めるため、「英国、米豪州南アフリカ等の大学におけるギャップイヤー事例」を発表した。世界の名門大学で、ギャップイヤー制度が浸透してきている現状を明示した。この資料にあるタフツ大学は、今月3月に、"推奨"のステージから、"制度"自体を設けることもわかった。
※砂田委員の発表プレゼン資料→20140131砂田委員資料.pdf

2014年3月10日付 名門タフツ大学が来年から50人規模のギャップイヤー制度導入、そしてブラウン大学も検討中!-JGAP代表ブログ→ http://japangap.jp/blog/2014/03/50.html

 次に、国際教養大学生2名が、ギャップイヤー体験談(今年9月に、半年のギャップイヤー活動を経て入学、現在大学1年生)をプレゼンした。
 玉城 慶人さんは地元沖縄で国際協力イベントを開催した成果を話した。一方、宇田川美沙さんは、貧困問題に関心があるため、カトリックの修道会(東京)と病気や障害を持った人のための農場(北海道)でのボランティア経験を語った。
※詳細は、以下のリンク「ギャップイヤー活動報告書」から→
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/57/attach/1343978.htm


※参考:1/31第3回会議の「配布資料」のリンクは→
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/57/siryo/1343955.htm

※参考:12/2 第2回会議の「配布資料」のリンクは→
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/57/siryo/1342409.htm

※12/2 第2回会議での砂田JGAP代表の発表スライド
2013年12月2日【資料4】砂田委員発表資料.pdf


10/4 第1回議事録(文科省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/57/gijiroku/1342831.htm

(参考記事)10月4日付 半年ギャップイヤーが今後議論! 10/4 第1回「学事暦の多様化とギャップタームに関する検討会議」が文科省で開催された。-ニュース
http://japangap.jp/info/2013/10/104-1.html 

JGAP寄稿者短信:「私が海外ノマド生活を選んだ理由」(豊永奈帆子、海外ノマド女子) 豊永さん写真3月4日.jpg


 現在月1でGigazineに海外ノマド生活についての記事を書いています。
そこに寄せられてコメントで驚いたコメント。それが、

「それなら自宅で働いた方が安い」という反応でした。

 確かに、今の私の収入では生活費の高い国に住むことはできません。
自宅に篭って働いたほうが出費も少ないでしょう。
でも、私は何も収入が少ないから生活費の安い国に住んでるのではありません。

私がこのノマド生活をすることを選んだ一番の理由。

それは、単純に
「1ヶ月ごとにいろいろな国に住んだら楽しいだろうな」
と思ったからです。

 私は大学時代の中国留学がきっかけで、
その頃から「いろいろな国に住んでみたい」と思っていました。

 そして、社会人として働き始めると「フリーランスして働きたい」
という気持ちを抱くようになりました。

 この「いろいろな国に住んでみたい。」と「フリーランスとして働きたい」
の両方を実現する手段が今回の「海外ノマド生活」です。

この生活は「今の私」にとってどんな生活が一番楽しいだろう。
と考えに考えた結果です。

 もちろん「お金」も大事です。
「お金」を稼げば稼ぐほど「幸せになれる」という考え方はすごく社会に浸透しているので、
その通りに生きていれば、周りに批判されることもないでしょう。

 でも、私はたとえ悩んでも、周りに批判されても、常にどうやったら幸せになれるのかを
「自分の頭で」考えて生きたいと思います。


2012年1月 フロンティア・フォーラム欄寄稿 No.35「留学で変わった私の人生」 豊永奈帆子さん(当時、早稲田大学国際教養学部4年)※英文付
http://japangap.jp/essay/2012/01/post-9.html

ブログ「Napo's Way 海外ノマド女子」: 
http://jp.nahokotoyonaga.com/

6/13(金)19時~「オープンシンポジウム~2020年寄付10兆円に向けて」(参加費・無料)


 580人の設立発起人を集めたNPO法人 日本ファンドレイジング協会が5周年を記念して、"寄付文化醸成"に向けての期待やメッセージを語る「オープンシンポジウム」(参加費・無料)を実施する。尚、このオープンシンポジウムには、「事前申込」すれば、定員を超えない限り、誰でも参加できる。

日時:6月13日(金)
◆オープンシンポジウム:19時~20時30分 
テーマ:「2020年寄付10兆円に向けて」

ゲスト:
池田昌人 ソフトバンクモバイル CSR企画部長
岩附由香 ACE 代表
深尾昌峰 京都地域創造基金 理事長
山元圭太 認定ファンドレイザー/かものはしプロジェクト 日本事業統括ディレクター

ファシリテーター:
鵜尾雅隆 日本ファンドレイジング協会 代表理事

参加費:無料(誰でも参加できる)

申込先:tps://business.form-mailer.jp/fms/0499de6a32619

※詳細→http://jfra.jp/2014/05/20/symposium/

◆懇親会:21時~
参加費:有料(当日、会場にて支払う)
会場は近隣のレストランを予定。

海外ギャップイヤー事情 米国編:「ギャップイヤー取得を検討する前に、"賛成・反対"論を知っておこう!」の巻
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 米国ファッション雑誌サイト「ティーン・ボウグ・ドットコム」が、「ギャップイヤーを検討する前に知っておきたいこと」という寄稿文を掲出している。

 ギャップイヤー(高校と大学の間、ときに大学と就職の間の休みの期間)はものすごく充実した経験にもなるけど、人生の他の大イベントと同じように、誰にとっても良い選択だとは限らない。そこで、賛成・反対の論拠を双方から挙げてもらっている。

賛成:探究の時間
 もし、将来何をしたいかわからないのなら、高校卒業時や、大学を卒業してギャップイヤーを取得するのはすごく良い。自分の興味のある分野で働いたりインターンシップをしてみたり、これまでと違う科目の短期講座に通ってみたり、地元や外国でボランティアしてみたり、ただ世界を旅行するのもあり。それは自分の本当に興味があり、本気を出せることは何なのか見つけるためにぴったりの時間となる。大学卒業後に1年間スペインで暮らした若者などは「自分にとって居心地の良い場所を抜け出して、自分の関心のルーツを理解できた」と言う。

反対:レールから外れちゃう
 中には、休みを取ることでレールを外れ、活動の焦点が分からなくなる人もいる。1年間の楽しい冒険や経験が終わった後、授業と勉強とテスト漬けの日々に戻るのが困難になるかもしれない。高校と大学の間のギャップイヤーを考えている人は、これを頭に入れておくべき。高等教育を受けるのは意義があって重要なことだ。宿題の無い自由で楽しい1年の後ではあまり魅力的に思えないかも知れない。

賛成:再編成する機会
 最近の学生は、勉強のプレッシャーや課外活動など色々やることがあって頑張らなくちゃいけない。高校を卒業するころには燃え尽き症候群になる学生が多い。すぐにまた次の4年間の大学生活に入るのではなく別の何かをすることで、心も体も魂も必要な休息を取ってリフレッシュし、集中できる。現在イスラエルでギャップイヤー中の18歳は、「自分のためだけにこの1年を過ごすのは、とても価値があると思うわ」と言う。

反対:単に、先送りでしかない(procrastination)
 長い間学校や仕事に行かないでいると規律が無くなり、グダグダな毎日を送るようになってしまう人もいます。もしあなたが怠け者だとわかっているなら、たぶんギャップイヤーはしない方がいい。睡眠不足を解消するのはまだいいけど、テレビやコンピュータの前で何時間も過ごしているのは、生産的な時間とは程遠い。1年を無駄にしてしまうのが心配で、でも休みを取ることのメリットも考えているなら、何かのプログラムに参加して、規則正しい毎日を送れるようにすることを検討しましょう。

賛成:大学に入る前に一人前の大人になれるチャンス
 大学生は成熟し自立する時期だけど、ギャップイヤーの間に自分のことは自分でやるのも大きな人生経験になる。外国を旅した場合でも、フルタイムで働いた場合でも、学校に面倒を見てもらうのではなく自分で責任を持つとはどういうことなのかよくわかるだろう。診療所を建てるために数ヶ月間ウガンダに滞在し、貴重な体験をした若者がいる。「若いうちに外国で自力で暮らしたことで、独立心と、自分で自分の面倒をみられるという自信がつき、大学に入っていくのが簡単になった」と言う。

反対:同級生より1年遅れちゃう
 当たり前でが、休みを取るということは、大学(そして仕事)を始めるのが同級生より1年遅くなるということでもある。ちょっと取り残されたように感じを受けるかもしれない。そして、医学部や法律の専門家など、何年も専門的な勉強しないと就けない職業につきたい場合は、これは大きな問題だろう。しかし、「自分のためにギャップイヤーをしたことで何かを逃したり、思い描いていた道を外れたりする事を怖がっては駄目」だろう。長い人生の内の1年は大したものじゃないしキャリアの邪魔になることもない。

賛成:お金を稼げる
 自分だけの時間を持つことにはかけがえのない価値があるけど、もっと目に見える利益もある。高等教育は年々高額になっており、学費の一部や全部を自分で払わなければいけない人にとっては、高校の後のギャップイヤーはお金を稼げる絶好の機会だ。アルバイトでもフルタイム労働でも、授業料、アパート代、教科書代などを支払える立場になれる。

反対:高くつくかも
 旅行したり、見知らぬ街で暮らすことにしたりした場合、費用はとても高くつく。貯金があるか、ご両親が援助してくれるのでない場合、経済状況に長期的にどのような影響があるのか確かめなくてはいけない。大学入学や就職する時に大きな借金に苦しんでいたくはない。

大事なことは...
 ギャップイヤーに正解はない。自分が納得できる決定をすればいい。ほとんどの人にとって、ギャップイヤーは人生に一度の忘れられない経験になる。こんな経験者の声がある。「私の経験は何物にも代えられない。電気がなくて水道が4カ月も止まるような質素な暮らしを経験しただけじゃなく、今後の人生の明確な方向性を持って大学に入れた」ギャップイヤーの決心を固めたら、学び、成長し、先の人生の準備になるように計画を立て、その経験を目いっぱい充実させよう。やらないことにする?大学に行くにしても、ギャップイヤーとは呼べないが、交換留学したり、国外の学校に入学したり、さらには米国にある新しい形の大学に入るなど、わくわくすることは待っている。大学という選択でなく、働き始める人も、これだけは信じよう。世の中には、面白いことは山ほどある。

(文・吉武くらら @ドイツ、JGAP総研客員研究員)

※「海外ギャップイヤー事情」100超記事の一覧リスト(右ナビ)→http://japangap.jp/info/cat44/

海外ギャップイヤー事情 米国編:「大学入学前、ベンチャーに有給インターンで1年働くギャップイヤー・プログラム~型を破ろう!」の巻米国P社.jpg

             
 五大湖に近い米国ミシガン州カラマズー市に20人規模のギャップイヤー・プログラムを提供するPraxis社(日本語にすると、演習)がある。会社のロゴの下に「break the mold」(型を破ろう)とあるのが刺激的だ。

 高校卒業時から大学進学までの間でギャップイヤーを必要とする若者は、目標を失ったとか、一生懸命勉強しなかったからというより、むしろGPA4.0の好成績で卒業し、いくつも興味・関心があり、能力もあったものの、さっぱり何をしたいのかよくわからなくなった若者のためだ。

 17歳か18歳そこらで、だれが本当に何をやりたいかわかるものだろうか。たいていの若者に必要なことは、具体的な専門性のある勉強や仕事に専心する前にもっと時間をかけて自分の興味のあることを探すことだ。そこで、たっぷりと時間を取り、素晴らしい起業家たちとの仕事を通して内在していた情熱を呼び起こそうというのがこのPraxis社の考え方だ。

 同社のプログラムは実社会での就業経験ができ、それを徹底したカリキュラムとつなげて、学生たちを労働市場に適したように育てあげる。大学に行って学位を取るとても、それを裏打ちする経験がなければ、実際の経験を通して学んだことを使えることを証明はできないし、自分をアピールすることはできない。

 Praxisは学生が集中的なオンラインによる学習課題を提携ベンチャーと一緒に組んで10カ月間の就業経験をするプログラムだ。単なるインターンシップではない。その内訳は単純だ。年間1300ドルの参加料はいるが、週30時間の実社会での就業経験(時給10ドルの有給インターン)をするので、ほぼ持ち出しは1,000ドル(10万円)程度になる。そして週10時間をオンラインでの教育コース、勉強会、そして研究課題にあてるというものだ。

※Praxisが提供するもの
1) ビジネスリーダーと共に1年の就業経験
2) いかなる学位にも劣らない厳しい一般教養科目とビジネス教育
3) ビジネスにおける実社会と、またネットワークをひろげるマーケティング能力
4) 生徒が選んだ分野における自信を身につけさせる
5) 就業先の企業から推薦をうけた実績の一覧
6) 興味のある事業についてよく知る
7) 自分達の先人から企業家としてのスキルを学ぶ機会
8) 生徒達が大学の方が良いかどうか決意するための能力

※申し込みと費用
 今から2014年7月1日までに申し込めば2014年の9月から2015年の6月までのプログラムに登録することができる。 Praxisは大学に代わる、とても手ごろなプログラムだ。コースの参加料は13,000US$だが、学生達は実際には企業と1時間10ドルで組働くので12,000ドルを得ることになる。つまり実質の費用は1,000ドル(約10万円)ドルとなる。

 自分の興味あることを探求するためにギャップイヤーを取得しようと思っている人や、並み外れた指導者や教育のもとで即戦力となって働きたいと思っている若者向けのプログラムだ。この新しい経験をより一層知るために、Praxisのサイトをビジットしてみたらいかがだろうか。

参考サイト:http://www.discoverpraxis.com/about 
  
 ギャップイヤーを取得する米国の高卒者や、大学に行かずに働き始める若者たちにはとても賢い選択だと思う。さて、日本でも同様モデルが考えられないだろうか。

文・余田有子

※「海外ギャップイヤー事情」100超記事の一覧リスト(右ナビ)→http://japangap.jp/info/cat44/

JGAP寄稿者短信:「5/31(土)インドネシアプロジェクト チャリティイベントを開催」(坂井 健さん、立教大学4年 ※e-Education Project)

e-Educationの坂井 健です。

現在、Moonshotというクラウドファンディングに挑戦しています。

インドネシアの子どもたちの教育環境を改善したい。その思いでずっと活動して参りました。

ありがたいことに、この活動をもっと知りたい、この活動に参加してみたいという声をいただいています。

僕たちの活動をもっと多くの方に知っていただくため、そして一人でも多くの方にご参加いただくため、HUB Tokyoにてチャリティイベントを開催することとなりました。

この取組を加速させるため、美味しいインドネシア料理とビールを片手に、子どもの教育について考えませんか?(お持ちの方は当日名刺をご持参下さい)

【日時】
5月31日(土)17時半〜19時半

【会場】
HUB Tokyo
(〒153-0063 東京都目黒区目黒2-11-3 印刷工場 1F HUB Tokyo)
アクセス→http://hubtokyo.com/location/

☆HUB Tokyoは「志あるチェンジメーカーが世界とつながる秘密基地」です。
インドネシアの子どもを応援することは、「世界と繋がるコミュニティ」を掲げているHUB Tokyoの理念にぴったりだと思い、今回この会場を選ばせていただきました。

☆ お持ちの方は当日名刺をご持参下さい。

【プログラム】
立食パーティー形式(軽食:インドネシア料理がでます!)
17:30〜18:30 参加者によるセッション
18:30〜18:50 坂井健、尾崎綜志によるe-Education Project inインドネシアのプレゼンテーション(現地パートナーのインタビュー等も放映する予定です。参加フォームに聞きたいことの記入欄がありますので、そこに記入していただいた内容を踏まえたプレゼンテーションを致します。)
18:50〜19:00 質疑応答
19:30 クロージングセッション

【参加方法】
入場時にその場でMoonshotにご参加いただくだけ!
下記フォームから、参加料をよくご覧いただき、お申込みをよろしくお願いいたします。
★参加費はご自由にお選びいただけます。
★Moonshotの参加にはクレジットカードが必要です。お持ちでない方は当日現金での参加もお受けしております。

【イベント費の活用方法】
参加費から会場費を引いた収益は全額クラウドファンディング「moonshot」へと使わさせていただきます。

当日、参加するだけでインドネシアの子どもたちへの社会貢献となります。社会貢献に興味ある面白い方々と、美味しいインドネシア料理を食べながら、社会貢献してみませんか?

お手数ですが、参加の方は以下のフォームから必要事項記入の上、当日ご参加下さい。皆様のご参加を心よりお待ちしております!

参加フォーム→https://docs.google.com/forms/d/1Yda5np8sGIBZqEcugb_Xl7fEIlYj6dxvawFtByJ2E2U/viewform

Facebookイベントページ→
https://www.facebook.com/events/473234146155725/

フロンティア・フォーラム・アーカイブス 2013年5月21日付  No.119:「海外嫌いだった平凡な学生が"ワクワク"を求めてインドネシアへ飛び出した」(坂井 健さん、立教大学4年)
http://japangap.jp/essay/2013/05/-e-education-project.html

JGAP寄稿者短信:「【旅】 世界一周で身に付いた"3つ"の習慣 」稲村さん1one world.jpg


稲村 航平、法政大学文学部地理学科3年

世界一周
旅を通じて身に付いた3つの習慣についての話です。

◎はじめに
世界一周から帰ってきて、早1ヵ月半。すっかり日本の生活にも馴染んだし「ホントに海外行っていたのか?」と疑ってしまうほど、時間が過ぎていく。

改めて振り返ってみると、旅行中に意識して行動していたことが、今の日本の生活に活かされていることを見つけた。

世界一周ではなく、前からの海外旅行の習慣もあるのだが、3つの習慣について書くことにする。


① 挨拶
海外に出て「気付かされた」大事なこと。

中学、高校時代を思い返すと自分はまだまだ「挨拶」が足りなかったと感じる。

「おはよう」「こんにちは」に限らず「いただきます」や「ありがとう」など。基本的な礼儀という行為が出来ていなかった。


海外に出て初めて勉強したことはしっかり挨拶をすること。

個人経営の店なり、チケットカウンターなり。1対1で人と話す時は「こんにちは」と「ありがとう」を心がけていった。

いくら現地語が話せなくても、その2つは最低限覚えることはできる。それを使うことで交流の入口にもなるし、日本人代表として印象を悪くしてはいけない。

挨拶はいきなりやって体に染み付くことではないから、毎日繰り返すことで習慣とした。当たり前のことだけど。


世界一周ではなく、初めて海外に出た時から大事だと感じていたこと。

日本でも場面に応じて使い分けるが、黙って入って黙って出ていくことはしたくない。

一つ「なんでかな?」と思ったことがある。

僕が通う大学では、各門に警備員さんが立っていて「おはようございます」や「お疲れ様です」と学生に対して声をかけてくれる(中には言わない人もいるけど)。

こちらとしても気分良いし、向こうから言ってるわけだから返すのが礼儀だ。

とある日、大学に向かって歩いていた。

前にはリクルートスーツを着ていた就活生であろうという人、お互いに距離を保ちながら歩いていき、大学の門に着いた。

警備員さんは彼に向って「こんにちは!」と挨拶するが、彼は無視。

僕は「むむっ」と感じた。

これから社会に出るであろうという人が、何故挨拶している人を無視するのかと。

これが彼が希望としている会社だったら「こんにちは」と頭を下げていたに違いない。

人によって挨拶する、しないを判断しているのか?

彼にも色々と事情があるのかもしれないが、僕が残念だと思ってしまった時だ。

話が逸れてしまったが、生活する上で欠かせない「挨拶」。

当たり前のことだけど、つい忘れがちな行動でもある。

これから海外へ出たい人、現地ではしっかり挨拶をしてほしい。
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→アラビア語なら「サラームアレイコム」と言おう


② 早起き
旅に出るとどうしても「遅寝、遅起き」という習慣になってしまう。

宿で旅人と交流することもあるし、お酒飲むこともあるし。深夜12時や1時になってしまうことはあるし、そこから寝ると朝9時や10時に起きる。

そういう生活リズムになると中々変えられるわけではないし、体調も崩しがちになってしまう。

朝が苦手な人もいるだろう。僕も昔は苦手だった。大学はありがたいことに9時半からスタートするので構わないのだが、高校は朝8時40分からHRがスタートするのでそこに合わせないといけない。

12時過ぎても起きてる僕からしたら、睡眠時間が短くなりがちだ。

大学に入りなるべく心がけるようにしていた「早起き」という習慣。

徐々に苦ではなくなってきたけど、世界一周中は特に心がけていた。

早起きすることのメリットとして、

・共有スペースに人が少ないので落ち着いて作業が出来る

・人が少ないのでWifiが速い

・皆寝ているのでシャワーが空いている

が挙げられる。個人的な理由だけど。

朝早く起きて何かを害すものではないし、時間にゆとりを持てるので落ち着いて行動が出来る。

天気が悪いと残念だけど、太陽が出ていると日に当たることで、目覚めもスッキリだ。

少々ムカツクことは朝起きて、何か物音を立てると寝ている人にチッとかされることだ。

5時や6時ならいいけど、9時とかにチッとされると「お前早く起きろよ」と思うし「お前、昨日の夜大声で騒いでいたじゃねーか」と言いたくもなる。

暑い地域だと朝から動くことで、昼の暑い時間帯(13時~16時)の間は宿などで休むことができるし、時間や体力のロスをすることもない。

朝一で観光名所行くと、誰も居なくて自由にゆっくり散策することができる。

まさに「朝活」だ。こういう生活になると、夜に勉強するより朝に勉強するほうがはかどる。

人それぞれリズムはあるので、必ずしも早起きが三文の得になるわけではないけど、気持ち一時間早く起きてみてはどうだろうか。

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→朝の散歩。早起きするとこういう景色が見られるかも。


③ 勉強
これだけ見ると、今まで勉強をしてこなかったと感じる方もいるだろう。

確かに中学、高校のテストは勉強をしたのに成績が悪かった。今思うと効率が悪かったのだろう。

学問の勉強だけではなく「自己投資」への勉強が身についた。

バックパッキングの醍醐味「現地の文化に浸る」という行為をするため、現地の文化なり、何でこうなっているのだろう、であったり疑問に思うこと、気になることは調べて理解するようにした。

もちろん、語学も鍛えたしスペイン語のレベルも成長した。今はアラビア語を勉強している。

「海外」は色々なことを教えてくれる学校である。テストもないし、成績も出ないし、単位くれるわけではないけど、自分を成長させてくれる場所だ。

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→世界というフィールドが教えてくれる


◎おわりに
世界一周に限らず、多くの海外旅行を通じて勉強になることはたくさんあった。

物事の見方は変わったし、視点も国内に限らず、国外へと広がった。

この3つの習慣は生活の糧となるものだ。人それぞれ習慣は違うので、一例だと思ってほしい。


エッセイ集 フロンティア・フォーラム2014年3月24日付No.163:「日本社会に復帰したばかりの僕が、世界一周を振り返る」 (稲村 航平さん、法政大学文学部地理学科3年)-ギャップイヤー・ エッセイ集 フロンティア・フォーラム http://japangap.jp/essay/2014/04/-20134721-q-a.html

ブログ:http://kuriharan.r-estate-site.com/wordpress/2014/04/26/%e3%80%8c%e6%96%b0%e3%81%9f%e3%81%aa%e5%87%ba%e7%99%ba%e3%81%b8%e3%80%8d/

海外ギャップイヤー事情 英国編:「ギャップイヤー保険とは!?」の巻旅.jpg
             
写真:Un ragazzo chiamato Bi


 ギャップイヤー、サバティカル(研究充電休暇)、キャリアブレーク(転職間の充電や研修、修行)などでヨーロッパや世界中を旅する際に最長24カ月までかけられる完璧な旅行保険がある。

 例えば、アメリカンエクスプレスのギャップイヤー旅行保険(American Express Gap Travel Insurance)は、個人でも、ふたりでもまた家族でも長い期間海外を旅行したいと思っている人なら誰でも加入でき、また広範囲にわたって保険が適用される。

 詳細は以下の通り。

保険適用範囲:
*ヨーロッパをベースとした3~24カ月の長期の旅行
*北米、カナダ、カリブ海を除く3~12ヶ月の世界中適用可
*北米、カナダ、カリブ海を含む3~9ヶ月の世界中適用可
*全ギャップイヤー・バックパッカー保険契約は、期間中必要に応じて英国に14日間の帰国を許可


特長一覧:
*ヨーロッパや世界を旅するバックパッカーを包括的に補償
*英国(自宅)に14日間帰国許可
*パーソナルアシスタントサービスが常備含まれている
*緊急医療費と本国送還のサービスとして1000万ポンドまで補償
*旅行の中止と短縮は5000ポンドまで補償
*手荷物の紛失、盗難、破損の場合2,500ポンドまで補償
*その他補償追加オプションあり

 ギャップイヤー旅行保険の加入年齢制限が興味深い。「50歳未満」としていて、ギャップイヤーは若者だけのものではない。


文・余田有子

(関連記事)
2014年3月20日付 海外ギャップイヤー事情 英国編:「ギャップイヤー・エキスパートというプロが勧めるアフリカでのボランティア!(前編)」の巻
http://japangap.jp/info/2014/03/post-121.html

海外ギャップイヤー事情 英国編:「旅行サイトがおススメするギャップイヤーの行き先ベスト5」の巻シドニー.jpg                     写真:szeke


2003年英国に誕生した旅行情報サイトJust Landedが、「おススメのギャップイヤーの行き先ベスト5」を発表した。

 英国では多くの学生がギャップイヤーを取得して、大学の勉強を始める前にリラックスし、自分を見つめ直し、自分自身について探る機会を作っている。

 「異国情緒漂う都市を訪れる事でも、新しい街でアルバイトをすることでも、風景の美しい所でゆったり友達と過ごすことでも、いずれにせよギャップイヤーのできる行き先は無数に存在する。これからのギャップイヤーでの行き先についてアイデアを探しているなら、以下の人気のある行き先も検討してみてはいかがですか?

シドニー(オーストラリア)
 疑うまでも無く、英国の学生の間ではギャップイヤーの行き先としてオーストラリアが一番人気が高い。理由はいくつもあるが、まずは英語が公用語なので言ったことを分かってもらいやすいしどこかへ出掛けるのも楽だ。それに、南半球では季節が逆なので、冬にギャップイヤーに出かけても、オーストラリアは夏だから寒くないということも大きい。やることや見るものも沢山あり、冒険し甲斐のある所が沢山ある。国土が広いので、国内を移動するためにグループで車をレンタルする学生が多い。レンタカーはバックパック旅行とはあまり結び付かないかもしれないが、これは、オーストラリアという素晴らしい国を見て回るためのまったく新しい一つのやり方なのだ。世界的に有名なエアーズロックやグレートバリアリーフは絶対見に行くべきだが、ある程度長く滞在するつもりなら、拠点はシドニーに置くのが良い。

クタ(バリ島・インドネシア)
 クタは、リラックスして自分を解き放つ事の出来るビーチで、毎年訪れる人も多いほどだ。インドネシアの暖かい気候と魅力的な風景が、のんびりゆったりとした島の雰囲気をますます引き立たせている。安めの宿がビーチから遠くない所に多くあるし、サーフィンをやってみたい人にもぴったりの場所だ。これもギャップイヤーには大事な要素だろうが、賑やかなバーとクラブも沢山あって、手頃な価格の飲み物を明け方まで提供している。少ない予算で長く旅をしたいなら、クタが良いだろう。

バンクーバー(カナダ)
 カナダはブリティッシュコロンビア州に位置するバンクーバーは、ギャップイヤーの行き先として昔からよく知られている。英国民としては英語が通じることはありがたいし、丸一年腰を据えて働くのにも向いている場所だ。世界の美しい街ランキングにも常に上位で登場する。雰囲気は本当に若々しくて先進的だ。地理的には、太平洋とカナダ西部の高い山脈にはさまれた場所で、近郊のビーチで遊んだり、ハイキングをしたり、交通機関を使って、カナダのそんなに知られていない地域を探検に行くこともできる。たった1、2時間で、素晴らしい国立公園や世界的なスキーの名所バンフとホイッスラーにたどり着ける。

中国
 最近では、多くの卒業生が中国を行き先として検討する。英語を教えられる場所が沢山あるからだ。英語が 母国語の人間を雇いたい会社は多く存在しているため、滞在中にパートまたはフルタイムの仕事を見つけるのは簡単だ。同時に、中国の文化や暮らし方を理解することが出来て、その間に中国語や広東語を覚えることだってできる。北京や上海といった大都市に行く人が多いが、小さな田舎の都市に比べると生活費は高い。

シベリア横断鉄道
 珍しい場所を沢山訪れたいならば、日本海からはるばるモスクワまで続く、シベリア横断鉄道がある。丸々一週間列車の中で過ごすのではなく、道中いくつかの素晴らしい場所で下車して、1日なり数か月なり過ごしてから横断を続けるのも一興。訪れることの出来る見事な場所としては、モンゴルの少数民族、シベリアの都市、バイカル湖などがある。一回の旅でこれ以上に幅広い文化を味わえる旅行は他にない。

 ギャップイヤーのできる行き先は無数にあるだろう。予めできあがったツアー旅行や就業プログラムで旅を充実させることも可能だが、一番面白い冒険ができるのは、自分で旅行を計画した場合だ。これから始まるギャップイヤーをどこかの行き先で過ごし、一生忘れられない素敵な経験にしたいものだ。


(文・吉武くらら @ドイツ、JGAP総研客員研究員)

※「海外ギャップイヤー事情」100超記事の一覧リスト(右ナビ)→http://japangap.jp/info/cat44/

JGAP寄稿者短信:「会社の新人研修で、絶対に教えないといけないと思うたった一つのこと 」


 日本の会社(特に大企業)は、新人研修という制度が整っています。中には半年ほどみっちり「教育」をするところもあるそうで、賛否両論はあるかとは思いますが、社会に出て右も左も分からない人が仕事のイロハを吸収することができるという意味では、これ以上ない機会だともいえます。

 私が就職した時の企業は、そんな制度はこれっぽっちもありませんでしたが、OJTのような仕組みで仕事をしながら覚えることができましたし、その上で結果がついてきた時は楽しかったです。

  新人研修については「そんなもの時間のムダだ!」という意見も多数存在すると思います。私自身も、どちらかというとこういう研修には反対の身です(一番大きな理由は「洗脳されるから」というものです)が、そんな私でも、「これだけは絶対教えておいた方がいいやろ」という、唯一無二と言ってもいいくらいの内容があります。

 果たして、何でしょうか。



 この記事をお読み頂いた方は、少しの間でも構いませんので考えた頂ければと思います。


 それは、企業は企業と取引をしているのであって、決してあなた個人と取引をしているのではないということです。

 言葉を変えれば、会社の力を自分の力と勘違いしないで下さいねということです。あなたは、会社の看板を背負って仕事をしているに過ぎないんですよということでもあります。

これは、本当に重要なことだと思います。

もう、入社初日、研修初日の開始5分で言うべきことと言っても、過言ではありません。

  というのも、よく大企業で勤めていた方が独立をした時に、独立した瞬間に今まで仕事の取引先だった人の態度が一変した、という話をよく耳にするからです。

 こういう話は大学の時代にもよく耳にしていて、その時はなんとなくしか分からなかったのですが、今は以前よりもより現実的な話として分かります。


  だって、考えてもみて下さい。有名な企業を考えてみると、その資本力、ネットワーク、取引先、ソリューション等、全て企業(法人)の賜物です。それは決して一日にしてなるものではなく、長い時間をかけて積み上げられたことでもあるのです。

  そういう結晶(=看板)を背負って仕事をすると、冷静に考えてみると相手は「看板しか見ていないのだ」と言うことは容易に気づく筈です。私だって、あらゆる機会に企業のサービスを選択して利用することがありますが、しっかりと内容を比較する時もありますが、その上で「安心するから」「ネームバリューがあるから」という理由で選ぶこともあります。


 例えば、カメラのメーカーがあるとしましょう。そこで営業の仕事に就いていたとします。幸いに取引先に恵まれ、新しい取引先を開拓もできました。しかし、これを馬鹿正直に「自分の力だ」と認めることはできるでしょうか。取引先が選んでくれたのは、その営業マンの実力を判断したのではなく、そのカメラの性能(=作り手としては製造部?技術職?あたりでしょうか)を加味して選んだかもしれませんし、それ以上にもともとのネームバリューによって信頼が高まっているということも、判断要素として考えなければいけないことだと思います。

もちろんその上で、その営業マンの腕がすごく、バリバリの結果を残せていたとしましょう。ではそこで考えるべきことなのは、その手腕(ノウハウ)というのは、他の営業職に就いた時にも発揮できることなのか否か、ということも考えてみる必要はあると思います。「看板を外された」時でも、ある程度他業界や他社で応用の利くノウハウを個人的にストックしていれば、市場でも価値のある人材として見なされるでしょうし、仕事にも困らないかもしれません。ただ、いずれにせよ、新人研修の時に必要な教育というのは、「あなたは今日から当社の一員です。精一杯会社の為に尽くして下さい」なんていう「社畜礼讃」の文言ではなく、もっとドライで、かつ真実のあなたは、会社の看板を背負って仕事をしているに過ぎないんですよという一言ではないでしょうか。

★★★
 先の例には実は例外がありまして、それは例えばプログラミング・Web開発系の業種、通訳・翻訳等の語学系、そしてデザイン・イラスト系などです。

 私が今、翻訳・通訳という道で自分の仕事を極めているのには、こういう「会社の看板が外れても」ある程度生きていける道を自分で模索した結果でもあります。

 私はとても臆病な人間ですから、「ほれほれ〜、いくら有名大学出身で大企業で勤めていても、看板外されたら終わりだろ?」みたいにちらつかされて生きていくのは、もうたまりません(笑)そういうこともあって、ある程度「自分が看板になれる」分野を選んだ結果が今な訳ですが、確かにいろいろと詰みそうになっても、またこの分野でどこかで勤めればいいや、くらいに最悪の状態を考えることができるので(こんなこと考えるから前に進めない訳ですが笑)、精神的にはだいぶ楽だと思っています。だって、究極的に勤めようと個人でしようと、死ぬ直前まで続けられる仕事ではありますから。

とにかく、時間はかかりますができるだけ自分自身を資本として仕事ができる世界で前に進んでいこうというのが私のスタンスです。

 どんな業界にいる人も、会社の力を個人の力と勘違いしないようにして下さいね。


プロフィール:
藪内達也/英日翻訳家(観光翻訳)/翻訳×デザイン×Webのフリーランスネットワークを構築して、仕事製作中/現在は奈良を拠点に複数の仕事作り/「自分の人生の舵は自分で取る!」がモットー
詳しくはブログで(自分の考え方や哲学等について書き連ねています)

No17:「海外での出会いと発見が、僕を変えた」藪内達也さん(当時、神戸大学国際文化学部4年) -エッセイ集 フロンティア・フォーラム欄寄稿(2011年12月9日) http://japangap.jp/essay/2011/12/4.html

ブログ:
http://tatsuyayabuuchi.blogspot.jp/2014/05/blog-post_18.html

JGAP寄稿者短信:「【ウガンダ】 赤道に行ってみた! 」


稲村 航平、法政大学文学部地理学科3年

◎はじめに
ウガンダは赤道直下の国。しかも首都カンパラは赤道から32kmの場所にあるので、赤道へのアクセスは容易だ。

赤道直下の国はそう多くはない、せっかくの機会なので行ってきた。

◎赤道へ
赤道へはNew Taxiパークから「マサカ行き」に乗る。
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New Taxiパーク→

この中からタクシー探せという鬼畜さ。とにかく「マサカ」なり「Equator」と言いながら探しましょう。

場所はだいたい写真奥の看板辺り。詳しい場所までは知らない。

マサカ行き見つけたので、タクシーの中で待つ。目の前には。
ウガンダ2jpgのサムネール画像


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アフリカらしい光景です。ウガンダはバナナがたくさん売っている。右側、男性かと思っていたけど女性みたいですね。

ん?男性?分からない性別。

多くの人がモノ売りにやってきます。エチオピア人みたいにしつこくないので、やりやすい。


出発してから2時間ぐらいで到着する。10,000ush(約500円)。

進行方向右側に見えてくるのだが、だいたい1時間半ぐらいなったらソワソワしよう。

運転手と車掌にちゃんと「Equator」と言っておくとよい。

◎赤道を跨ぐ
赤道到着。南半球側で降ろされる。
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奥にある店はレストラン兼お土産屋だけど、赤道上にある。世界でも珍しい店だ。

ちなみに赤道到達証明証を買うこともできる。

赤道を跨いでみた。

普通にしていたら「ここが北半球」「ここが赤道」「ここが南半球」と感じることはない。別に頭痛くなるとかないし。

ちなみに先ほどのレストラン。

赤道上で食事ができるんです!お値段はお高め。

◎赤道で実験してみた

コンパスを見てみると・・・・
ウガンダ8jpg

凄い。こんなの初めての経験。貴重です。

よく「北半球では渦は左周り」「南半球では渦は右回り」「赤道ではそのまま」ということが言われている。

本当にそうなのだろうか、備えてある実験器具で検証してみた。

・南半球(右回り)
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写真では伝わりにくいのだが、右回りで沈んでいく。

・北半球(左周り)
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日本は北半球なので左周りだ。普段生活をしていて意識することはないだろうけど、トイレを流す時など注目してみるとよいだろう。

・赤道(直下)
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周ることなく落ちていく。「うぉー」となった。

安く赤道来れるし、日帰り出来るのでアフリカに来る人にはオススメ。

結構面白いし、新たな発見があるだろう。

◎帰りの一コマ

帰りは来た方向とは逆のタクシーを道路上で拾う。


10時10分です。見た目は安全運転だけど、別に10時10分しているから丁寧というわけではない模様。
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帰りも2時間ぐらいでカンパラ到着。


カンパラに行った人は是非訪れてみてください。

◎アクセスまとめ

・カンパラ~赤道

アクセス:New Taxi Parkより「マサカ」行きのタクシー(ミニバス)に乗る。

所要:約2時間

料金:10,000ush(約500円)
2013年6月 1ush=約0.05円

エッセイ集 フロンティア・フォーラム2014年3月24日付No.163:「日本社会に復帰したばかりの僕が、世界一周を振り返る」 (稲村 航平さん、法政大学文学部地理学科3年)-ギャップイヤー・ エッセイ集 フロンティア・フォーラム http://japangap.jp/essay/2014/04/-20134721-q-a.html

ブログ:http://kuriharan.r-estate-site.com/wordpress/2014/04/26/%e3%80%8c%e6%96%b0%e3%81%9f%e3%81%aa%e5%87%ba%e7%99%ba%e3%81%b8%e3%80%8d/

JGAP寄稿者短信:「やっぱり旅行を勧めようと思った理由」(豊永奈帆子、海外ノマド女子) 豊永さん写真3月4日.jpg

 先週末は香港から友達が遊びに来くれたので、タイに来て初めてツアーに参加しました。

 象に乗って、滝で泳いで、カヤックで川を下って、竹のイカダに乗って3000円(1000バーツ)のすごく充実したツアーでした。
8人のツアーで参加者は(オランダ人×3、スペイン人、コロンビア人、チェコ人、スロバキア人(友達)私(日本人)
最初に年齢やパスポート番号を書く紙が回ってきてビックリしたこと。


象写真.jpg
 それは、オランダ人の男の子達が「19歳」だったこと。
思わず、 「そんな若い時から海外旅行の楽しさに気付いて羨ましいー!」 と思ってしまいました。
話してみると、ヨーロッパはもちろん、インドにも2ヶ月旅行に行ったこともあるとか。

 私が海外旅行に目覚めたのは大学3年の夏、「21歳」の時です。
10ヶ月の中国留学の後に、3週間ほど韓国人の友達と2人で中国をバックパッカー旅行。
それからすっかり海外旅行にハマってしまって、それ以降の長期休暇は、 アジア周遊、ヨーロッパ周遊、インド2ヶ月、マレーシアで2ヶ月間過ごしました。

 それでも、大学1年の時から、海外の楽しさに気が付いていれば大学時代もっともっと いろんな国を見れたのに。
と思ってしまいます。(大学1、2年は飲み会とバイトの毎日でした。)

 北京での中国語の先生がよく「聞いて分からない単語は、話せない」 とよく言っていましたが、 同じように人間は「知らないと行動」できません。 私は中国留学中、旅行好きなクラスメイトが多く「やってみよう」と思うキッカケを貰いました。

旅行行ってみなよ!と言うと
「危険な目に合ったらどうするの?」
「旅行にお金を費やす意味はあるの?」
など、いろいろと批判されるのが嫌で、
私は、日本に帰っても相手に聞かれない限り積極的にあまり旅行のオススメはしません。

 でも、今回19歳のオランダ人達と会って「もっと早くに旅行の楽しさに気付きたかった」
と改めて 思ったので、このブログを書くことにしました。

 やってみたらつまらない。と思う人もいるかもしれないし、
やってみたら楽しいと感じる人もいると思います。

ただ、私の場合は旅行の楽しさに気付いて人生楽しくなりました!

何事もやってみないと分からない。


2012年1月 フロンティア・フォーラム欄寄稿 No.35「留学で変わった私の人生」 豊永奈帆子さん(当時、早稲田大学国際教養学部4年)※英文付
http://japangap.jp/essay/2012/01/post-9.html

ブログ「Napo's Way 海外ノマド女子」: 
http://jp.nahokotoyonaga.com/

4/18(金)19:30~ 石倉洋子さんの第15回「Davos Experience in Tokyo」参加者募集中!石倉洋子さん.jpg


東京に居ながらにして、ダボスが体験できる!

(石倉洋子さんからのメッセージ)
5/30(金)企業内社会起業家?「ダボス。。を東京で」

 「ダボスの経験を東京で」シリーズ第15回は、「企業内社会起業家とは?」というテーマを、ANA のBlue Wingという実際のケースを用いて考えます。 貧困や気候変動、教育など、世界の課題を解決するために何かしたいと考えている人は私のまわりにたくさんいます。でも、実際に仕事を辞めて、フルタイムでという選択をする人は少ないのが実情です。企業に勤めながら、世界の課題を解決できるような道が開かれたら、もっと多くの人が活動に参加できるのでは、と思います。そうした方々へのオプションが、「企業内社会起業家」(social intrapreneur)です。といっても本当にそんなことができるのか、成功例はあるのか、と思われる方が多いのではないでしょうか。

 そこで、「ダボス。。を東京で」シリーズ第15回では、実際にこうした活動をしているANAの深堀さんとチームをお招きして、これまでの活動や今の課題を話していただき、どうすれば企業にとってもメリットがあり、また社会的課題を解決したいという志を実現できるのか、を考えます。どんなことが成功の鍵なのか、陥りやすい罠には何があるのか、などを直接知る機会になると思います。

 BLUE WINGは、2010年に私が始めたGAS (グローバル・アジェンダ・セミナー)で生まれたコンセプトです。深堀さんは、社内を説得してこのコンセプトを実現しようと、4年間努力を続けてきました。私も、自社の資源を用い、長期的には具体的な成果につながる社会的活動をしたいと考えている企業と世界を変えようとしている社会起業家の両方に、Win winとなるこのプランをぜひ実現したいと、蔭ながらサポートしてきました。

  努力の末、やっとANA全社レベルでこのプロジェクトを実験的に行うことが承認され、今、その実験がウェブサイトなどを通じて行われています。

 ある数値を達成することが目標となっている実験フェーズの終わり(7月31日)が近づく中、このプロジェクトを「単なる実験」に終わらせず、さらに大きな動きをめざし、Blue Wingチームのために、皆さんのアイディアや行動計画が必要です。まずウェブサイトにいって、どんな試みか見ていただき、できれば応援したいChangemakerにVote してください!

 5月30日のセッションへの参加は、いつものようにウェブサイトから登録してください。世界にBLUE Wingを知らせ、より大きな動きになるように、あなたのアイディアが必要です!ぜひ参加してください!お待ちしています。

※申込サイト→http://davostokyo.com/

(参考インタビュー)
「 留学、ボランティア、そして7年間のフリーター経験を今につなげる大学教授」 慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科前教授 石倉洋子さん-私のGAP YEAR時代 2011年5月30日付 http://japangap.jp/gapyear/2011/05/003.html 

JGAP寄稿者短信:6/15(日)伊豆大島Lovers開設記念<島×働く>就トモCafe店長と語るこれからの"働き方"(愛甲 大、 株式会社イタドリ 代表取締役社長)愛甲さん写真.jpg

 伊豆大島で「地域おこし」を行う「株式会社イタドリ」設立&「伊豆大島Lovers」開設記念として、大学生向けのコワーキングスペース「就トモCafe」を運営なさっている篠原さんと これからの"働き方"というお題でトークショーをすることになりました。

当日は食事&ドリンク、そして交流タイムも設けています!


 伊豆大島Loversを運営している株式会社イタドリは2014年5月に若者4人が伊豆大島で起業した会社です。なぜ、伊豆大島で起業することに至ったのか・・・ゲストとして、「働く」についての専門家・就トモCafe篠原店長を迎え、これからの働き方について語り合います。

【日程】
6月15日(日)
11:00~12:00・トークショー
◎篠原広高(就トモCafe店長)
◎愛甲大(株式会社イタドリ代表取締役社長)
◎中郷智(株式会社イタドリ取締役副社長・就トモCafe副店長)
司会:金子翔太
12:15~13:00・軽食(食事&ドリンク)&交流会

【場所】
就トモCafe⇒https://syuutomocafe.com/
東京都新宿区西新宿1丁目22番2号 新宿サンエービル1F
地図はこちら⇒http://goo.gl/RnNfjU

就トモCafeは、「働く」ことについて考えている、あるいはこれから考える、就活生を中心とした大学生のみなさんをサポートするために作られた、新宿駅から徒歩7分のシェアスペースです。
※就トモCafeは1Fに移転しているのでご注意下さい!

【参加費・参加申し込み】
https://www.facebook.com/events/1432196483701603/

【株式会社イタドリ】
伊豆大島の産業は衰退の一途をたどっています。
観光業は低迷。農協の撤退も決定しており、肉の生産はほぼ0です。
そのため、町の財源の多くを都や国からの補助金、支出金に頼る状況が続いています。
そこに2013年10月、台風26号が直撃しました。史上最大の雨量(824ミリ)が引き起こした土石流により36名が死亡、3名が今でも行方不明になっています。
これから数年・数十年は、被災現場の復興に多くの労力が割かれることになります。そのため、伊豆大島の産業の振興や財政状況の改善は後回しにされてしまう可能性が大きいです。
イタドリは、そんな状況を解決するために、民間企業の立場から、町の方々と協力しながら全力で進んでいきます。
http://itadoli.com/

【愛甲大 代表取締役社長/CEO】
1990年生まれ。
慶應義塾大学経済学部在学中にプレスト株式会社を設立。WEBキュレ―ションサービスの制作、新規事業参入者向け広告代理サービスを提供。
ブロガーを経た後、大学生向けの無料コピーサービス「タダコピ」を展開する株式会社オーシャナイズに勤務。社長室、経営企画室に配属。業務提携案件や法人広告営業に従事。
AFP(日本FP協会認定・ファイナンシャルプランナー)

「僕たち四人が伊豆大島で起業しちゃったワケ」(愛甲 大さん、 株式会社イタドリ 代表取締役社長)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム
http://japangap.jp/essay/2014/05/post-75.html

【中郷智 取締役副社長/CCO 】
1990年生まれ。
慶應義塾大学理工学部卒業後、ウェブサイトを設立し、Facebookページでは、海外も含め1万を越す「いいね!」を獲得する。
その経験から公益社団法人助けあいジャパンのソーシャルマーケティングを担当。
学生向けコワーキングスペース就トモCafeの運営にも副店長として関わる。

No.137「なぜ私は"ジブリまみれ"なのか」 (中郷 智さん @ジブリまみれ)-ギャップおイヤーのエッセイ集 フロンティア・フォーラム
http://japangap.jp/essay/2013/09/post-59.html

海外ギャップイヤー事情 英国編:「ギャップイヤー情報サイト・ザ・ベスト5とは!?」の巻


 「トラベル・ワールド・パスポート」という旅サイトが、ギャップイヤー情報サイトのベスト5を紹介している。ポイントは、「ギャップイヤー取得を検討中の人への一番の情報源」というもの。

 ここに挙げられた5つのギャップイヤー関連サイトを見てみて。きっとひらめきや、情報や、ギャップイヤーについての秘訣やそれ以上の物がみつかるだろう。何より、ギャップイヤーでの経験は、あなたが自分を成長させる旅のなかでも、もっとも価値あるものになると思う。 

GAPYEAR.COM:http://www.gapyear.com/ 
 このサイトは旅行の計画を練っている時に、大きく夢見る気持ちを起こさせてくれる。 シベリア横断鉄道から中国、また天国のような東南アジアの国々にいたるまでたくさんのバラエティーに富んだ旅行のアイディアやひらめきが見つかる。
 検索も簡単で、使い心地のとても良いこのサイトを使うと、旅の行く先々やプログラムで人と出会ったり、旅の仲間を探すのにも役立つ。ボランティア活動を探したり他のギャップイヤーの旅人と出会う機会もある。

GAPWORK.COM:http://gapwork.com.outerstats.com/ 
 このサイトは、ギャップイヤーを取得する時に読者に適した、またひらめきを与えてくれる仕事をみつける手助けに特化したサイト。たくさんのヒントや情報に溢れていて、ギャップイヤーを取得して海外で働くのに必要な情報をすべて提供している。 もしあなたが検索に簡単で、ギャップイヤーやバックパック情報がなんでもそろう(ギャップイヤーの仕事の最新情報や旅行先、またボランティアのアイディアを含む)サイトを探しているなら、このサイトが最適だ。

MADVENTURER:http://www.madventurer.com/ 
Madventurerは持続可能で道徳的なプロジェクトや世界中のやりがいのある冒険を一番提供できるサイトを目指している。もし、 ギャップイヤー期間中にボランティアをしたいと思ったら、そして開発、世界の教育、文化的探索をするのに特化したプロジェクトに参加できる場所を探していたら、このサイトを使えば あらゆる町に、また世界の最も行きにくい場所にいたるまでそれに適した場所を見つけることができる。
 ギャップイヤー期間中のボランティアは人生を最も変える経験となる。このサイトはまた、旅計画を手伝い、人と連絡をとったり、与えられたプロジェクトについて必要な情報をすべてみつけてあげられるツールも含まれている。

COUCHSURFING:https://www.couchsurfing.org/ 
 このサイトは旅行者の間で有名なサイトだ。 カウチサーフィングは検索するのに簡単で、旅行者が必要とする全ての情報にとって心強いプラットフォームだ。
 一緒に冒険してくれる友達や、ただで泊まる場所も見つけてくれるし、行くのに最高の場所やイベントも推薦してくれるサイトだ。このサイトで必要なことは、自己紹介を書いて、写真と自分の基本的な情報を載せればいいだけだ。もし望むなら宿主になって、ソファで旅行者をただで泊まらせてあげることもできる。このサイトを使えば、いろんな人と出会えるバラエティに富んだイベントに参加もできるし、語学教室にも参加できるし、またすごいパーティや地元のツアーに参加もできる。

TRAVELBUDDY:http://www.travbuddy.com/ 
 確かに一人で旅をして、旅先で友達をつくることは素晴らしいことだ。このTRAVELBUDDYサイトで、あなたの旅行癖を共有できる友達を簡単に見つけることができる。一旦9.99USドルを払えば、よろこんで旅の経験や情報を共有してくれる有望な旅仲間と連絡がとれる。またホテルやバーや名所についてコメントを書いたり読んだりでき、また地元の人と連絡を取り、誰かがあなたの地元や目的地を旅行する時、その情報をアップデート(更新)することもできる。このサイトを使えばあなたの「検索」を、共有した情報や性別、旅行の日付や他いろいろと簡単に自分好みに合わせることができる。また「フォーラム」にもアクセスできて、そこではユーザーが人気のキャンプ場や最適な旅行用品について話したり、ギャップイヤー期間中に海外であった恋愛問題なども回覧している。様々な情報や特集、また仕事やボランティアの掲載もこのサイトでみつかる。


文・余田有子

(関連記事)
2014年3月20日付 海外ギャップイヤー事情 英国編:「ギャップイヤー・エキスパートというプロが勧めるアフリカでのボランティア!(前編)」の巻
http://japangap.jp/info/2014/03/post-121.html

JGAP寄稿者短信:「Colby Collegeでの1年目を終えて~教室で恥ずかしい思いを経験することも留学の意義!?」松浦さん写真.jpg                             ※写真は冬のColby College


 5月10日現在、早いもので既にColby Collegeでの一年目も終わりを迎えることとなりました。この一年は毎日が充実しており、素晴らしい生活を過ごすことができたため、改めてColbyで勉強する機会を与えてくださった方々には大変感謝しております。

 このようなことを書くと、「きっと良い成績をとって、社交面でも充実した生活を送っていたのだろうな」と想像される方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、そんなことは全くありません。勉強面では本当に苦労の連続でした。秋学期に取った一年生用のライティングのクラスでは、ディスカッションについていくのがやっとで、全然発言することもできませんでしたし、苦しい思いをしながら徹夜でエッセイを書き続けたことも一度きりではありませんでした。授業中に恥ずかしい思いも経験し、「日本の大学に進学していたら、こんな思いをすることはなかったのに」と考えたこともありました。

 ですが、この経験こそが海外の大学に進学した一つの意義なのではないか、と今は思います。確かに日本の大学に進学していれば、ここまで苦労して勉強をすることはなく、恥をかく必要もなかったかもしれません。しかし、そのような環境に浸っていたら、きっと自分は現状に満足してしまったことでしょう。世界中から集う優秀な学生たちと切磋琢磨し合い、その中で自分の至らなさを痛感することで、「自分ももっと高みを目指したい」という思いが芽生え、今は、この思いが自分を駆り立てる原動力となっています。

 留学に憧れる人の中には、バラ色の生活を思い描いている人もいるかもしれません。正直、留学生活はそんな生易しいものではありません。困難に直面し、自分の未熟さや力のなさを実感させられることもあります。でも、だからこそ、留学する意義があるのではないでしょうか。

松浦隆之介

エッセイ集 フロンティア・フォーラム寄稿 2013年10月8日付No.142「米国のリベラルアーツ・カレッジを目指してみませんか?」(松浦隆之介さん、Colby College 1年生) http://japangap.jp/essay/2013/10/-colby-college-1.html

ブログ:http://ameblo.jp/masalester/
Twitter:@ryurruuggbbyy

4/21実施 文科省第5回「学事暦の多様化とギャップタームに関する検討会議(最終まとめ)」の配布資料が公開された


日本のギャップイヤーの推進は、発祥の国で文化・慣習として定着している英国の「自主性重視型」より、現在キャッチアップしている米国型の学生の自主性を尊重しつつも大学が活動プログラムの提供等を行う「大学支援型」へ

 検討会議第5回(最終回)とされる今回も、下村博文文科相、上野通子政務官が出席して、まとめの議論となった。
この会議は、「教育再生実行会議第三次提言(平成25 年5月)」や「日本再興戦略-Japan is BACK-(平成25 年6月閣議決定)」において、秋入学など学事暦の柔軟化に伴うギャップイヤー等を活用した、留学等の体験活動への支援を抜本的に強化する方針が示されたことを踏まえ、学事暦の多様化とギャップイヤー期間中の活動を推進するために、海外のギャップイヤーの状況や国内の先行事例の情報を収集し、日本に相応しい環境整備の在り方について審議を重ねてきた。今後このまとめの議論を踏まえ、最終案を提示することとなる。(各委員名は後述)

まとめの議論のポイントは以下の3点。
○ ギャップイヤー発祥の国イギリスでは、学生が自分で資金を稼ぎ、自ら企画して、留学やインターンシップ等を経験する。本検討会議は、このような伝統的な「自主性重視型」のギャップイヤーももちろん推奨する立場であるが、我が国では「自主性重視型」の普及には様々なハードルが存在していることを踏まえ、「大学支援型」を中心に意見をまとめた。
(参考資料)1月31日 第3回検討会議 砂田 薫委員(JGAP代表)のプレゼン資料6ページ参照http://japangap.jp/info/20140131%E7%A0%82%E7%94%B0%E5%A7%94%E5%93%A1%E8%B3%87%E6%96%99.pdf

○ ギャップイヤー・プログラムを導入する各大学においては、本検討会議のこの「意見のまとめ」が示す方向性や「資料編」で紹介している国内の取組事例等も参考にしながら、それぞれの大学の教育方針等を踏まえて自主的に取組を進めていくことを期待したい。

○国においては、希望する学生がギャップイヤー・プログラムを経験できる環境を整備するため、学生や大学の取組に対して積極的な支援を行うことを求めたい。

(文科省のサイト)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/57/siryo/1347174.htm 


(参考資料)
「学事暦の多様化とギャップタームに関する検討会議」審議経過
○ 第1回
日 時:平成25年10月4日(金)14:30~16:30
[ヒアリング]
◇東京大学における秋入学・学事暦に関する検討、FLYプログラムなどの取組について(濱田委員)
○ 第2回
日 時:平成25年12月2日(月) 9:00~11:00
[ヒアリング]
◇国際教養大学のギャップイヤー入試への取組み(鈴木座長)
◇諸外国におけるギャップイヤーの状況(砂田委員)
砂田委員発表資料http://japangap.jp/info/2013%E5%B9%B412%E6%9C%882%E6%97%A5%E3%80%90%E8%B3%87%E6%96%99%EF%BC%94%E3%80%91%E7%A0%82%E7%94%B0%E5%A7%94%E5%93%A1%E7%99%BA%E8%A1%A8%E8%B3%87%E6%96%99.pdf
○ 第3回
日 時:平成26年1月31日(金) 13:00~15:00
[ヒアリング]
◇英国、米国、豪州、南アフリカ等の大学におけるギャップイヤー事例(砂田委員)
◇国際教養大学・ギャップイヤー体験談(国際教養大学学生2 名)
○ 第4回
日 時:平成26年3月24日(月) 16:30~18:30
[ヒアリング]
◇早稲田大学における4 学期制(Quarter 制)導入の狙いと今後の展望(早稲田大学 田中愛治理事)
◇学事暦の多様化と長期実践型インターンシップ推進へ向けての提案(宮城委員)
[審 議]
◆審議まとめ(骨子案)
○ 第5回
日時:平成26年4月21日(月) 10:00~12:00
[審 議]
◆意見のまとめ(案)


「学事暦の多様化とギャップタームに関する検討会議」の設置について
平成25年9月4日
文部科学大臣 決定
平成26年3月27日 改正

1.趣旨
 教育再生実行会議第三次提言「これからの大学教育等の在り方について」(平成25年5月28日)を踏まえて,産学官を始めとする関係者が,学事暦の多様化とギャップタームの推進に向けた環境整備の在り方について検討し,実施に向けた着実な取組を行うため,学事暦の多様化とギャップタームに関する検討会議(以下「検討会議」という。)を設ける。

2.検討事項
 検討会議は,学事暦の多様化とギャップタームに関し,次の事項について検討を行う。
(1)学事暦の多様化とギャップターム推進の理念
(2)ギャップターム期間中の活動
(3)学事暦の多様化とギャップタームの推進のための制度設計と支援内容
(4)その他学事暦の多様化とギャップタームに関し必要な事項

3.実施方法
(1)検討会議は,別紙に掲げる委員により構成する。なお,やむを得ない事情のある場合は,代理者が出席することができる。
(2)必要に応じ,別紙の委員に加えて,他の有識者を参画させることができる。

4.委嘱期間
 委員の委嘱期間は,設置の日から平成27年3月31日までとする。

5.その他
(1)検討会議に関する庶務は,高等教育局大学振興課が処理する。
(2)この決定に定めるもののほか,検討会議の運営に関する事項は,必要に応じ会議に諮って定める。

学事暦の多様化とギャップタームに関する検討会議」委員

(五十音順・敬称略)
◎座長、○座長代理
 浅原 利正   広島大学長
○市村 泰男   一般社団法人日本貿易会常務理事
 川村 隆    株式会社日立製作所取締役会長、一般社団法人日本経済団体連合会副会長・教育問題委員長
 齊藤 斗志二  公益社団法人全国スポーツ推進委員連合会長、元臨時教育審議会委員
 島村 元紹   株式会社島村楽器代表取締役会長、日本商工会議所教育委員会共同委員長
◎鈴木 典比古  国際教養大学理事長・学長
 砂田 薫    一般社団法人日本ギャップイヤー推進機構協会代表理事、お茶の水女子大学特任講師
 清家 篤    慶應義塾長
 萩原 なつ子  立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授
 秦  由美子  広島大学高等教育研究開発センター教授
 濱田 純一   東京大学総長
 藤沢 久美   シンクタンク・ソフィアバンク代表、文部科学省参与
 船橋 力    株式会社ウィル・シード取締役会長、学校法人河合塾顧問
 宮城 治男   NPO法人ETIC.代表理事、文部科学省参与
 山内 進    一橋大学長
(オブザーバー)
 小林 洋司   全国高等学校長協会 大学入試対策委員長、東京都立桜修館中等教育学校長


(文科省のサイト)
3/24 検討会議
議事録:
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/57/gijiroku/1347494.htm 
配布資料:
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/57/siryo/1346418.htm 

(関連記事)
1/31実施 第3回「学事暦の多様化とギャップタームに関する検討会議」(大学秋入学と半年ギャップイヤーの議論)の資料公開

 昨年12月2日の第2回に引き続き、第3回「学事暦の多様化とギャップタームに関する検討会議」が、本年1月31日13時から金融庁(中央合同庁舎第7号館・西館)で開催された。

 議題は、「学事暦の多様化とギャップターム(大学秋入学とそれに伴う半年ギャップイヤー)推進方策」についてであり、 砂田委員(JGAP代表/お茶大特任講師)が議論を深めるため、「英国、米豪州南アフリカ等の大学におけるギャップイヤー事例」を発表した。世界の名門大学で、ギャップイヤー制度が浸透してきている現状を明示した。この資料にあるタフツ大学は、今月3月に、"推奨"のステージから、"制度"自体を設けることもわかった。
※砂田委員の発表プレゼン資料→20140131砂田委員資料.pdf

2014年3月10日付 名門タフツ大学が来年から50人規模のギャップイヤー制度導入、そしてブラウン大学も検討中!-JGAP代表ブログ→ http://japangap.jp/blog/2014/03/50.html

 次に、国際教養大学生2名が、ギャップイヤー体験談(今年9月に、半年のギャップイヤー活動を経て入学、現在大学1年生)をプレゼンした。
 玉城 慶人さんは地元沖縄で国際協力イベントを開催した成果を話した。一方、宇田川美沙さんは、貧困問題に関心があるため、カトリックの修道会(東京)と病気や障害を持った人のための農場(北海道)でのボランティア経験を語った。
※詳細は、以下のリンク「ギャップイヤー活動報告書」から→
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/57/attach/1343978.htm


※参考:1/31第3回会議の「配布資料」のリンクは→
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/57/siryo/1343955.htm

※参考:12/2 第2回会議の「配布資料」のリンクは→
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/57/siryo/1342409.htm

※12/2 第2回会議での砂田JGAP代表の発表スライド
2013年12月2日【資料4】砂田委員発表資料.pdf


10/4 第1回議事録(文科省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/57/gijiroku/1342831.htm

(参考記事)10月4日付 半年ギャップイヤーが今後議論! 10/4 第1回「学事暦の多様化とギャップタームに関する検討会議」が文科省で開催された。-ニュース
http://japangap.jp/info/2013/10/104-1.html 

海外ギャップイヤー事情 英国編:「ギャップイヤーの予算を抑える25の実践的方法とは?」の巻バックパック1.jpg


 エマ・ランダーさんは旅をこよなく愛する英国人で、英国やフィンランド、韓国などで英語を教えてきた。児童小説まで書く彼女が、「ギャップイヤーの節約法」を伝授している。

 若者がギャップイヤーをするにあたって、最大、とは言わなくてもかなり大きな悩みとなるのがお金に関することだ。自分は大金など持っていないから、大学入学前に世界を旅行することは出来ないなどとよく聞く。しかし、これはあまり正しくない。少ない予算でも世界旅行は可能で、素晴らしい時間を過ごせるというのが実践してきた彼女の言い分だ。

それは25のアドバイスに及び、読者の皆さんと一緒に考えてみましょう。

1. 良く計画すること
 もし予算が限られているのなら、どの位お小遣いとして使えるお金が残るのか知るために、何にお金を払わなくてはいけないのか知りたいだろう。出発の前に主な出費についてざっくりとした見通しを立てておけば、その分を全部一つの口座に預け、もう一つの口座を予備の出費用に使うことが出来る。主な出費とは、交通費、宿代、食費、保険、予防接種だ。注意:保険と予防接種は必モノだ。ここをケチる旅行者も多いが、これは命を守るためのものなのだ。

2. 安く行ける行き先を選ぶ
日本からだと東南アジアは外せない。米国からだと南米だし、これは住んできた地理によるが、東欧は金無し旅行者にとってうってつけだ。食べ物は安く、泊るにも安いし、国から国まで3時間以下で行き帰りできる。遠いところでも、長期間行くのならば、もとがとれる。

3. 早めに予約する
 可能ならば早めに予約しよう。前もって予約すれば、何でも安くなる。列車や飛行機は、早割でかなり安くなる。計画を立て、どこに行くかはっきり決めなくてはいけないが、それで大きな節約となる。

4. やたらと何か所も訪れようとしない
 都市から都市へ移動することは予算を食うだけではなく、あちこち行こうとし過ぎると、いつも旅疲れして、訪れたどの場所についてもよくわからないまま終わってしまう。観光客としてでは無く旅行者としてギャップイヤーをするためには、ゆったりと過ごし、それぞれの場所を楽しもう。パスポートのスタンプ押しに奔走すると、旅の思い出や余韻を消化できないだろう。

5. みんながホリデイの時期に旅してはいけない
 これは当たり前のようだが、多くの人がやってしまい、チケットの値段や混雑について不満を持つ。休暇の時は誰もが旅行しようとするので、旅行会社はそれを利用して追加代金を取る。予算を抑えて旅行するカギは、柔軟にいくことだ。他の誰も旅行しないような時間を選ぼう。例えば、週の中日の午前4時の便だとか(笑)。

6. 空港では両替しない
 空港の両替所は便利だが、その分手数料も高い。予算を抑えるために便利さを犠牲にしなければならない時もある。街中にたどり着くまで待って両替すれば、レートはかなり良い。

7. 多額の現金を持ち歩かない
 いつか誰かの言葉で、「失くしてもいい金額以上は持ち歩くな」というのがある。東南アジアには腕のいいスリがいるのは有名だが、お金を全部持っていかれたくはないでしょう?失くしたお金は二度と戻ってこない。クレジットカードやデビットカードは、なくなった場合も、停止措置や再発行も可能なので優れている。

8. 海外用プリペイドカード
 これはなかなかよい。ただ、何事もそうであるように、利用は注意深く行い、小さな文字で書かれた注意事項も目を通すこと。海外用プリペイドカードはデビットカードに似ていて、出発前に銀行口座を通じてお金をチャージし、海外でその分を使うことが出来る。

 為替レートは固定のため、もしレートが良い日にチャージしたら、使い切るまでそのレートで買い物ができる。貸付機能が無く借金は不可能なため、お金の無い人にぴったりだ。紛失した場合は再発行が出来、ちゃんと残高の入った新しいカードが手に入る。

9. 夜行便の利用で宿泊費を浮かす
目的地に到着したら、その後の移動は安いものだ(行き先にもよるが)。しかし、どこに行くにしても、確実なことが一つある。夜行便を使えば宿代が要らない。夜行便で宿泊費を浮かし、次の目的地にも移動できる、一石二鳥だ。夜行列車と夜行バスは多くの国で運行しており、思ったより快適な場合もある。

10. ホステルの相部屋の利用
 もちろん、一人部屋に泊れるのにこしたことはないが、ホステルの相部屋がいいだろう。新しい友達が出来るし、旅の相棒とめぐり合えることだってある(一人旅にぴったり)。最大のメリットは、個室に比べてかなり安いことだ。Hostel WorldやHostel Bookersなどの大手サイトを使ってホステルを見つけ、値段を比べてレビューを読みましょう。

11.贅沢は諦めよ
 ギャップイヤーは永遠ではない。帰国したらダブルベッドやiPod、大型テレビに囲まれた生活に戻れるのだから、旅行中は少し質素な生活を心がけよう。なにも、ゴキブリが出る部屋に泊りなさいと言っているのではない。個室よりも10人部屋を選び、バスルーム付きの部屋ではなく共同トイレを選ぶ、ということだ。

 もし、本当にまったくお金が無くて、蒸し暑い国に行く場合は、エアコン付きではなく扇機の部屋に泊ってみよう。値段がものすごく安いが、熱から逃れる手段がエアコン以外無い場合もあるというのは覚えておくこと。

12.高価なものを持ち歩かない
 旅行を台無しにする確実な方法がある。大切な持ち物を家から持ってきて、旅行中に失くすことだ。iPadやノートパソコンを失くしたい人なんて存在しない。事実、旅行中はそんなものはなくても大丈夫なのだから、確実に安全な自宅に置いて出ることだ。大抵のホステルやホテルは宿泊客用にネットのできるコンピュータを用意しているから、お母さんとちょっとスカイプをするのも簡単だ。

 どうしても貴重品を持ち歩きたい場合は、ロッカーの付いたホステルを探して、自分の南京錠も持っていくことだ。

13. 洗濯物を手洗いする
 洗濯代は、安いように思えても、ちりも積もれば山となる。他人にやってもらうのではなく、自分でやってみよう!

 荷物の中に手洗い用洗剤を入れておき、ホステルの流しを使って、着た物を洗おう。真の節約家は、シャワーの中で下着を洗う。すぐできて、簡単で、無料だ。

14. 観光者向けのレストランで食べない
 レストランで食べていたらすぐにお金が消えていく。5分も歩けば、同じものが半額で売られているのが見つかる。観光客ではなく、地元の人で満席のお店を探しましょう。そこが良いお店であることは保証済みだ。地元の人がやってくる店はおいしくて安いに違いない。アジアの国々では、屋台のものを食べよう。お腹を壊す心配はしないで、注文したらその場で作ってくれる所を探そう。レストランのどんなメニューよりも屋台の方がおいしい事が多い。

15. (可能なら)値切る
 行き先で値切るという文化があるのなら、交渉してみよう。それは失礼なことではなく、そうすべきことなのだ。お店に入って言われた値段を払ったりしたら、ぼったくられたことになる。値切り方にはコツがあるが、やればやるだけうまくできるようになり、真のお買い得品を購入できるようになる。

16. 自分の力でやる
 若者の多くが海外へ引っ越しするのに業者を使ったり、海外旅行をガイド付きグループツアーで行ったりする。このやり方には長所もあるが、自分でやるよりかなり高くつく、という大きな短所がある。

 仲介業者を通さなければ多額のお金が浮き、目的地に着いてからの楽しいことに使える。多くの下調べが必要になるが、お金を節約するだけでなく大きな達成感も味わえるだろう。

17. キャンプも検討
 ギャップイヤーでオーストラリアなどに行く場合、宿泊費がかなり高額になる。長期間旅するつもりで、本当に節約をしたいなら、宿に泊るのではなくテントを購入してキャンプをすることを検討してみよう。

18. ワーホリなど仕事を見つけること
 これについては言うまでもない。予算が限られていて、異国に行ってみたいが資金が無い...働こう。オーストラリアやニュージーランドでは、仕事を見つけてお金を稼ぐのが簡単なので、バックパッカーにぴったりだ。ポイントは、柔軟に行くことと、できる仕事は何でもすることだ。

19.ボランティア
 働いてお金を得るのではなく、どこかの機関や人間に自分の能力を提供する代りに宿泊(場合によっては食事も)を無料で用意してもらうこともできる。ボランティアは履歴書をよい感じにしてくれるので、帰国後のためにもおあつらえ向きだ。

20. 現地の人と友達になる
 ある文化について本当に理解するためには、現地の人と話をする必要がある。どうやって暮らしているのか観察し、質問をして、彼らのやっている通りにやってみるのだ。現地の人と友達になるのは簡単だ。大抵の国では、あなたが彼らを珍しいと思い、交流してみたいと思っているのと同じだけ、向こうもそう思っているものだ。現地の人は、ガイドブックに載っていない場所を紹介してくれたり、本当の家庭料理を作ってくれたり、自分一人で冒険していたのでは絶対に分からないようなことを教えてくれたりする。

21. ギャップイヤーは1年間である必要はない
 ギャップイヤーをするからといって、丸1年旅をしていなければならない訳ではない。もしまったくお金が無いのなら、必要な金額が貯まるまでひたすら自分の国で働き続けるのが一番だ。銀行口座に十分な資金が貯まったら(飛行機代を除いて最低30万円は欲しいところだ)、旅立ちの時だ。

22. お酒を飲まない(なるべく)
 ギャップイヤーをする人の多くが、目的地に到着するやいなや、新たにできた旅の仲間とバーやクラブに繰り出し、延々とビールを飲み続けてしまう。これでは、お金をどぶに捨てているようなものだ。楽しむなとは言わないが、お金がかかることを忘れてはいけない。

23.無料Wi-fiを活用する
 無料Wi-fiは色々な場所で飛んでいる。ホステルでも、近頃はバーやレストランでも、Wi-fiがある。ネットカフェやホステルで料金を払うのではなく、ここでスマホをサーバーにつなぎ、ネットをしよう。大した金額ではなくても、ちりも積もれば山となる。

24. 現地のSimカードを購入する
 旅行中に電話をかけたりメッセージを送ったりしたいなら、現地でSimカードを購入して携帯電話に入れよう。母国のSimカードのままでは様々な海外手数料がかかって残金はすぐに底をついてしまう。

25. 生活費をググる
 目的地を決めたら、グーグル検索で行きたい国の生活費の相場を調べよう。そうすれば、1日暮らすのに必要な金額が見積もれる。

 最後に、頭に入れておくべきことは、誰にでも旅行はできる、ということだ。この読者が誰であろうと、予算がどうであろうと、どこに行きたかろうと。少ない予算で旅をするのも楽しいもので、多くの若者がやっている。事前にアルバイトなどしてある程度お金を貯め、一生忘れられない冒険の旅に出発しよう!


(文・吉武くらら @ドイツ、JGAP総研客員研究員)

※「海外ギャップイヤー事情」100超記事の一覧リスト(右ナビ)→http://japangap.jp/info/cat44/

JGAP寄稿者短信:「yoshida~エチオピアのSuri族と共に!」(nagi yoshida)吉田さん写真1.jpg

3年前に初めて写真家のHands Sirvester氏の写真を見た時、この世にはなんて可愛らしいユニークな妖精達がいるのだろうと思った。

それが今回やっと会えたSuri族だった。

そんな彼らにフェイスペイントをしてもらって、いざ着替えとなった時のこと。

基本的には彼らの衣装は片乳が出るタイプ。
だけど着方によっては両乳を隠すことも出来る。私にメイクをしてくれた子たちの乳首も上手いこと隠れていたので私もその場は隠すことにした。

が、いきなりSuri族の少女にズリっと布を下げられて乳首が顔を出してしまった。

その瞬間、フォーーッ♪と歓声が上がった。

かと思えば、いきなり彼女たちは次から次へとヨシダの乳首にちょっかいを出し始めた。

あまりにも急な出来事に思わず乳首を隠してしまったのだが、彼女たちは力ずくで布を再度ズリ下げヨシダの乳首をいじくり回す。

Suri族、ヨシダの乳首に大興奮!

彼ら曰く、自分たちの乳首や乳輪とはあまりにも色が違って驚いたんだとか。

まぁね、そりゃね。そーかもね。

でも今まで何度か少数民族の前で乳を晒して来たけれども、ココまで乳首に興味を持たれたのは初めてだったからチョット戸惑った。

だけど、乳首を晒した甲斐があってか、憧れの彼らと楽しく過ごすことも出来たし、いい写真も撮らせてもらえたので、ヨシダもう満足。

※アフリカで乳首は晒しても嫁入り前の日本人がネットで乳首を晒してはならんと思うので、乳首は削除しました。

吉田さん写真2.jpg

JGAP寄稿者短信:「yoshida~アフリカにいると、生きてるって感じる!」(nagi yoshidaさん、フォトグラファー) http://japangap.jp/info/2014/04/yoshidanagi-yoshida-1.html

JGAP寄稿者短信:「yoshida、現在タンザニアで元気です!」(nagi yoshidaさん、フォトグラファー) http://japangap.jp/info/2014/04/-tatonga-5-1.html

JGAP寄稿者短信:「yoshida~現在タンザニア、これからエチオピアへ!」(nagi yoshidaさん、フォトグラファー) http://japangap.jp/info/2014/04/yoshidanagi-yoshida.html


エッセイ「フロンティア・フォーラム」寄稿No.152:「私がアフリカで裸になった理由」(nagi yoshida フォトグラファー)- http://japangap.jp/essay/2014/01/-nagi-yoshida.html

5/18(日)東大五月祭 Off the Rail企画 第3弾「地図のない時代 留学編 ~島国を出るタイミング~」(参加無料)   

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Off the Rail企画 第3弾


 「地図のない時代 留学編 ~島国を出るタイミング~」   


2014年5月18日(日)11時10分~ @東京大学本郷キャンパス弥生講堂   
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「留学」――誰もが一度は憧れる夢。それも最近では随分と身近なものになったように感じます。しかし、「いつ・なんのために留学するのか」をしっかりと考え、実際に留学準備を始めているのはほんの一部だけ。ほとんどの人はなんとなく憧れたまま日本で大学生活を終えてしまうのではないでしょうか。当企画では、様々な時期に留学を経験し色々な分野で活躍されている方々に、「いつ・なんのために留学するべきなのか」を問います。


◆企画日時◆
2014年5月18日(日)  11:30-13:50

◆プログラム◆
11:10     開場
11:30 - 12:00 基調講演
12:00 - 12:20 パネルディスカッション登壇者スピーチ
12:20 - 13:20 パネルディスカッション
13:20 - 13:50 閉会挨拶
13:50     閉会・閉場

・基調講演は文部科学省「トビタテ! 留学JAPAN」プロジェクトディレクターの船橋力氏。現代における留学の捉え方について語る。
・パネルディスカッションでは、様々な時期・方法で留学した経験者が登壇し、具体的にいつ留学に行くのが良いのかを議論する。
・閉会の挨拶は、日本のグローバル化を推進するリーダー、田村耕太郎氏。

◆会場◆
東京大学弥生キャンパス 弥生講堂一条ホール
・本郷キャンパス正門より徒歩5分
・東京メトロ 東大前駅(南北線) 徒歩1分
・東京メトロ 根津駅(千代田線) 徒歩8分
・案内図:http://www.a.u-tokyo.ac.jp/yayoi/map.html


◆パネル登壇者◆
○石崎弘典:休学
東京大学文学部フランス語フランス文学専修卒業、休学をしてパリ大学ソルボンヌに留学。 現在は、米国公認会計士として、インドの大手会計事務所にて、インド市場進出支援に従事。本業の傍ら、横浜シンフォニエッタ(オーケストラ)の海外事業アドバイザー等。東洋経済オンラインにて、「世界の募集要項-若き出稼ぎ日本人たちに聞け!」を連載し、日本人の国際化に努める。

○清川忠康:修士
慶応義塾大学、インディアナ大学大学院を卒業。UBS証券、経営共創基盤を経て、スタンフォード大学経営大学院に留学する。在学中に株式会社ミスタータディ(現オーマイグラス株式会社)を創業、返品無料送料無料の日本最大級のメガネ通販サイトOh My Glassesを運営する代表取締役に就任。「スタンフォードの未来を創造する授業」(総合法令出版、2013年)なども執筆する。

○城代志野:修士
東京大学工学部機械工学科卒業後、スタンフォード大学にて機械工学学科の修士号を取得。ベンチャー企業、コンサルティングファームでの勤務を経て、現在、本田技研工業株式会社にてグローバルのマーケティング戦略を担当する。

○竹中治堅:博士(Ph.D)
東京大学法学部卒業、スタンフォード大学政治学部博士課程終了。 日本を代表する政治学者で、研究、執筆、教育活動に勤しむ。スタンフォード大学客席研究員を経て、現在は政策研究大学院、また東京大学において教鞭をとる。 2010年に著書『参議院とは何か』で第10回大佛次郎論壇賞受賞。


◆ゲスト◆
○船橋力(文部科学省官民協働海外留学創出プロジェクト プロジェクトディレクター)
1994年、上智大学卒業後、伊藤忠商事株式会社入社し、ODAプロジェクトを手がける。
2000年、株式会社ウィル・シード設立、代表取締役社長に就任し、企業と学校向けの体験型・参加型の教育プログラムを提供。2012年、同社取締役会長、学校法人河合塾顧問に就任。2009年、世界経済フォーラムのYoung Global Leaderに選出される。2011年、一般財団法人教育支援グローバル基金Beyond Tomorrow代表理事に、2012年NPO法人TABLE FOR TWO International理事に就任。

○田村耕太郎(国立シンガポール大学リークワンユー公共政策大学院兼任教授、同大学院日本人向けエグゼクティブプログラム開発担当部長、日本戦略支援機構代表理事)
早稲田大学、慶応大学大学院(在学中にフランス高等経営大学院に単位交換留学)、デューク大学法律大学院、エール大学経済大学院を各修了。オックスフォード大学AMPおよび東京大学EMP修了。
前参議院議員(二期)。第一次安倍政権で、第一次アベノミクスの司令塔・内閣府大臣政務官(経済財政・金融・地方分権担当)。元参議院国土交通委員長。前大阪日日新聞代表取締役社長。新日本海新聞社顧問、前大阪日日新聞社代表取締役。上海国際商工学院顧問、国立シンガポール大学リークワンユー公共政策大学院名誉顧問。
エール大、ハーバード大、ランド研究所でも研究員をつとめた。日本人政治家で初のハーバードビジネススクールのケース「Politician in Leather Suits」の主人公になる。

◆費用◆
無料

◆運営◆
有志団体Off the Rail
社会のレールに縛られ自由に自分の意志で生きることができない現代の学生のあり方を疑問視し、自由な生き方やキャリアのあり方を唱える、学生主体の有志団体。
2013年度五月祭では「休学」をテーマに、2013年12月には「海外現地採用」をテーマに、それぞれ各界で活躍する方々を招いて講演会を行った。当企画は「留学」をテーマとした「地図のない時代」プロジェクト第三弾。

◆問い合わせ先◆
kurda.neomelissa@gmail.com (学生代表 鷺内広輝)

【参加お申し込みは下記開催案内からFBページの「参加」ボタンへ】
http://www.a103.net/may/87/visitor/kikaku/search/kikaku/?id=749

新東大生が1年間休学した「ギャップイヤー報告会」 (FLYプログラムと呼称)が10日開催された

 東京大学は10日、入学直後に1年間休学して社会経験(ボランティアや課外留学)・就業体験をするFLYプログラムの報告会を開いた。欧米の名門大学で進展している「ギャップイヤー・プログラム」に近い取り組みだ。"受け身"の受験モードからリセットし、親元や教員から離れた非日常下で、じっくり主体的に大学で学ぶ意義を考えるのが目的。初年度の2013年度は、3千人の入学者から選抜で、11人(男子9人、女子2人)が参加。大学から50万円の助成金を受け、国内外や被災地で活動をしていた。活動中は教員が、定期的にアドバイス、休学中の授業は不要だが、卒業は当然ながら1年遅れる。

 釜石市役所(岩手県)で10カ月間、復興事業を手伝った男子学生は「復興に向かう人のパワーを体感できた。復学して、コミュニティ作りを考えていきたい」と展望を示した。

 海外での就業体験のケースでは、カナダで働いた女子学生が「サービス業に採用されるまで40件断られ続けたが、道を切り開くことができて自信がついた」と力強く成果をプレゼンした。

 2期名にあたる本年度も、8人の新入生がこのプログラムに採用され、国内外などへ旅立つ。

(関連記事)
「本格化する米国のギャップイヤー~タフツ大学は、50人ひとり年額300万円規模の奨学金とAPが報道」-代表ブログ http://japangap.jp/blog/2014/03/50-1.html

4/21実施 文科省「学事暦の多様化とギャップタームに関する検討会議(第5回)」(大学秋入学とギャップイヤー)の配布資料が公開された-ニュース | http://japangap.jp/info/2014/05/3244.html

文科省が3/24「学事暦の多様化とギャップタームに関する検討会議(第4回)」の議事録を公開。「大学入学延期制度導入でギャップイヤーを!」

 今回の検討会議(大学秋入学と半年ギャップイヤーの議論)も下村博文文科相と上野通子政務官が出席した。
冒頭下村大臣は、新たな海外留学支援制度である、「官民協働海外留学支援制度~トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」は、「留学計画を自分自身で設計したり、各界及び企業のリーダーによる事前・事後の指導を行ったりと、ギャップイヤーを活用した社会体験活動を推進する際にもヒントとなり得るような支援を行っております。また、この留学とギャップイヤーの間の体系を組み合わせるということも可能であるというふうに思います。」と述べた。

 会議の中で、砂田 薫委員(JGAP代表理事)は、「高大の接続というトランジションの中でギャップイヤーをポジティブに見ていくということを考えると、やっぱり大学の入学の延期制度というのは、お金のかからない導入策になる。2千弱ある市町村が平均で10名のインターンシップ生を半年でも受け入れると、2万人になり、これも費用があまりかからない導入法」と提案した。

 また、「米国の名門タフツ大学はギャップイヤー推奨から導入に変わった。高大の接続で50人規模で最大300万円、1人300万円の援助をしていくことになっていく」と最新情報をメンバー間で共有した。ギャップイヤーの重要性については、「日本の若者は経験が足りない。僕らの時代と違って今の若い人たちは、みんなネットでいろいろな情報をとるが、それが実体験と結びついて初めて大きい力になる。大学は偏差値だとか、親のことを考えると浪人もできないし、じゃあ行けるところに行こうということで深く考えないで進学する生徒が多い。それが実は6万人もの中退にもつながっているかもしれない。そういうことを考えると、ギャップイヤーをうまく接続要因にしていくのが重要」と結んでいる。

(文科省のサイト)
議事録:
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/57/gijiroku/1347494.htm 
配布資料:
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/57/siryo/1346418.htm 

(関連記事)
1/31実施 第3回「学事暦の多様化とギャップタームに関する検討会議」(大学秋入学と半年ギャップイヤーの議論)の資料公開

 昨年12月2日の第2回に引き続き、第3回「学事暦の多様化とギャップタームに関する検討会議」が、本年1月31日13時から金融庁(中央合同庁舎第7号館・西館)で開催された。

 議題は、「学事暦の多様化とギャップターム(大学秋入学とそれに伴う半年ギャップイヤー)推進方策」についてであり、 砂田委員(JGAP代表/お茶大特任講師)が議論を深めるため、「英国、米豪州南アフリカ等の大学におけるギャップイヤー事例」を発表した。世界の名門大学で、ギャップイヤー制度が浸透してきている現状を明示した。この資料にあるタフツ大学は、今月3月に、"推奨"のステージから、"制度"自体を設けることもわかった。
※砂田委員の発表プレゼン資料→20140131砂田委員資料.pdf

2014年3月10日付 名門タフツ大学が来年から50人規模のギャップイヤー制度導入、そしてブラウン大学も検討中!-JGAP代表ブログ→ http://japangap.jp/blog/2014/03/50.html

 次に、国際教養大学生2名が、ギャップイヤー体験談(今年9月に、半年のギャップイヤー活動を経て入学、現在大学1年生)をプレゼンした。
 玉城 慶人さんは地元沖縄で国際協力イベントを開催した成果を話した。一方、宇田川美沙さんは、貧困問題に関心があるため、カトリックの修道会(東京)と病気や障害を持った人のための農場(北海道)でのボランティア経験を語った。
※詳細は、以下のリンク「ギャップイヤー活動報告書」から→
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/57/attach/1343978.htm

 また、この後、東大副学長や一橋大学長、経団連、日本貿易会、東商からの代表者から構成された16人の委員で活発な議論が行われた。(議事録参照)

※参考:1/31第3回会議の「配布資料」のリンクは→
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/57/siryo/1343955.htm

※参考:12/2 第2回会議の「配布資料」のリンクは→
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/57/siryo/1342409.htm

※12/2 第2回会議での砂田JGAP代表の発表スライド
2013年12月2日【資料4】砂田委員発表資料.pdf


10/4 第1回議事録(文科省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/57/gijiroku/1342831.htm

(参考記事)10月4日付 半年ギャップイヤーが今後議論! 10/4 第1回「学事暦の多様化とギャップタームに関する検討会議」が文科省で開催された。-ニュース
http://japangap.jp/info/2013/10/104-1.html 

【求人、応募締切5/30】コミュニティ・ユース・バンク momoが東海3県の「地域内"志金"循環モデル構想」に向け、地域金融機関との連携等を担う中核スタッフを募集中木村さん写真.jpg

 NPO向けの融資は、「リスクが高のでは」という議論がある。しかし、実績では、むしろ一般企業より低い。西武信用金庫(東京都)のNPO向け融資のデフォルト(債務不履行)は、過去10年間で203件中1件のみ。momoでも、14年2月末までに45件で累計1億円超の融資をNPOに実施してきたが、貸し倒れはない。当然、NPOであればすべて優良な貸出先というわけではないが、NPOと地域金融機関はともに地域の重要な担い手でありながら、お互いに融資対象とは考えにくい存在となっているのが現状だ。

 こうした地域金融機関とNPOとの間にあるギャップを埋める取り組みをmomoではこれまで進めてきた。momoとしても、融資上限額を500万円と小規模に限定しているため、一定以上の規模に達したNPOはより大きな融資を受けられるよう、地域金融機関へステップアップしてもらう必要がある。

 2013年度は、瀬戸信用金庫(愛知県瀬戸市)と東濃信用金庫(岐阜県多治見市)の職員(約50名)に、仕事で培ったスキルや経験を活かして、momo融資先等の活動を支える「プロボノ」(※1)として勤務時間外に参加してもらい、NPOの活動による社会課題の解決がもたらす定性的な価値を金銭価値に換算して定量的に示す「SROI」(※2)を測定する取り組みを進めた。

 2014年度はこれまでの連携先との協働はもちろん、他の金融機関との新たな連携も計画している。それらに付随する企画の運営やボランティアコーディネート、NPOの支援業務を担ってもらう予定という。

※1:「公共善のために」を意味するラテン語"Pro Bono Publico"を語源とする言葉で、職業上の専門的なスキルやノウハウなどを持ち寄るボランティア活動のこと。
※2:「Social Return on Investment」の略。社会的投資収益率。社会課題の解決がもたらす定性的な価値を、金銭価値に換算して定量的に示す指標。

 以下関連情報。

スタッフ募集の背景
2013年度に2つの信用金庫と連携して実施した「プロボノプロジェクト」の深化・発展を担うスタッフを1名募集。

仕事内容
「地域内"志金"循環モデル構想」の実現に向けて、地域金融機関との連携等を担う。

対象人材像
東海3県に縁のある方や好きな方
momoでの仕事を通して社会をよりよくしたい人
強い成長意欲を持ち、行動力がある人
周りの仲間を尊重し、年齢・経験を問わず対等に接することができる人
基本的なパソコン技能を持ち、一般的な書類が作成できる人
社会人としての基本的なマナーを持っている人

応募資格
特になし。若者のボランティアコーディネートや金融機関勤務の経験者を優遇する。

勤務地
愛知県名古屋市東区代官町39-18 日本陶磁器センタービル5F 5-D号室 NPO法人中部リサイクル運動市民の会内

最寄駅
地下鉄桜通線「高岳」駅下車2番出口から東へ徒歩8分、地下鉄東山線
「新栄町」駅下車2番出口から北へ徒歩10分、JR中央線「千種」駅下車1番出口から北西へ徒歩15分

勤務時間
フレックスタイム制

就業期間
勤務開始日~2015年5月31日まで
※継続の可能性あり

給与
200,000円程度
※交通費全給、各種社会保険完備

給与以外のメリット
愛知県、岐阜県、三重県のNPOや中小企業、地域金融機関の役職員など、世代や分野を越えて地域を取り巻くさまざまなステークホルダーや人に出会うことができます。その出会ったみなさんとともに、地域の課題を解決する仕事ができることが何よりの魅力。

休日・休暇
週休2日(ただしイベント等により土日祝日勤務あり)、振替休暇・年末年始・夏季休暇制度あり

入社後1ヶ月のイメージ
現在、フルタイムスタッフ1人、パートタイムスタッフ1人の小さな組織。2人目のフルタイムスタッフとして、事業を一緒に切り拓いていくことを期待。

応募方法
本募集への応募を希望する旨を電話かメールで連絡し、履歴書(写真貼付)、職務経歴書、志望動機(書式自由)を事務局までご郵送すること(送付いただいた書類は返却しない)。書類選考を通過した方には、その後の具体的な案内をする。

選考プロセス
・一次選考(書類審査)
・二次選考(名古屋市内にて説明会、代表理事との面接)
・最終選考(名古屋市内にて役員・スタッフとの面接)
・採用決定

その他
できる限り長く働いていただきたいと考えているが、予算の都合もあり、まずは2014年度末(2015年5月末)までの契約となる。その後、契約を更新できるかどうかは、事業を進めながら相談。

・応募期限
2014年5月30日(金) 
※採用が決定次第〆切

・勤務開始
2014年6月~ ※応相談

(参考情報)
東海3県の金融機関による「プロボノプロジェクト」の挑戦!ーコミュニティ・ユース・バンクmomoが採用開始! http://www.etic.or.jp/drive/job/2165

JGAP寄稿者短信:夢を叶える人と叶えられない人の差」(豊永奈帆子、海外ノマド女子) 豊永さん写真3月4日.jpg


タイのチェンマイで言語交換(お互いの学びたい言語を教え合う会)に行ってきました。
そこには、いろいろな国から語学を勉強したい人たちが集まっていました。

タイ語を勉強中のツアーガイドの中国人の女の子。(中国へ行くタイ人観光客が増えているため)
日本大好きで、独学で日本語を勉強中のアメリカ人。
タイ語の勉強が落ち着いたので、次は中国語を勉強中のイスラエル人のおじさん。
海外で働くためにYouTubeで英語勉強中のタイ人。
豊永さんタイ.jpg


そこで改めて感じたのは、
人間「やる」か「やらないか」ですごく大きな差ができるということです。

「語学をできるようになりたいけど、年齢的に無理。才能がないから無理。お金がないから無理」

という人は、いつまでたってもできるようになりません。

「語学ができるようになりたいから、年齢的に記憶力は衰えているけどやろう!才能は努力でカバーしよう。お金を使わない方法で勉強しよう。」

という人は、できるようになります。

私は今25歳ですが、同じ年でも「語学の勉強は今からじゃ無理」と言って諦めている人は多いです。

最近すごく思うのは、

夢を叶える人は、どんどん叶えていく。

ということ。

逆に、夢を夢のままで「自分には無理」と諦めている人はいつまでたってもそのまま。

夢を「夢」のままにしないで、どんどん達成できるように頑張ります。

 目標を叶えるためには、「大変でもやってみる。」それしかない。ということを教えてくれた本。
「はぁちゅう」さんの本(『わたしは、なぜタダで70日間世界一周できたのか?』、ポプラ社)にはたくさん刺激をもらっています。

2012年1月 フロンティア・フォーラム欄寄稿 No.35「留学で変わった私の人生」 豊永奈帆子さん(当時、早稲田大学国際教養学部4年)※英文付
http://japangap.jp/essay/2012/01/post-9.html

ブログ「Napo's Way 海外ノマド女子」: 
http://jp.nahokotoyonaga.com/

JGAP寄稿者短信:「フリーランスで仕事をしていると気づく、サラリーマンでは分からない"当たり前"の三つのこと 」


 フリーランスで仕事をしていて良かったと思える時はいろいろあるのですが、今回はその中でも「仕事に対する姿勢」「お金のやりとり」という点からの気づきをまとめようと思います。

1、仕事(業務)とは「契約内容の履行」である
 これは、個人で仕事をしていても会社員で仕事をしていても変わらない筈なのですが、特に個人で仕事をしていると「業務の範囲」というのははっきりさせることが多いです、というより、絶対にはっきりさせます。

 例えば、翻訳をしていて、チェックをどこまでするのか、修正があった場合にどこまで無料で対応するのか、(時間の関係で)分からない点をどこまで先方に確認するのか、などです。

 事前に仕事を頼まれる時でも、「自分の担当範囲はどこまで」と言ったことは、会社員をしていた時以上に明確にするようにしています。分からない点があれば、相手に確認をするようにします。

 こうすることによって、できるだけ「不当な仕事(責任)の押しつけ」を回避します。自分がどれだけの仕事をして、どこからは責任を負わないのか、ということをはっきりしておかないと、仕事の安請け合いになってしまう危険があるからです。

 このことは、企業同士の取引(特に大企業同士等)でも当てはまるのだと思いますが、なぜか企業と従業員という「雇用関係」では、明確化されない場合が多いように思います。サービス残業も、「働いた分は対価を支払う」という「契約」を履行していませんし、そもそも会社員であっても、(小さな企業だと線引きがうまくなされないとは思いますが)「自分の仕事の業務はここまで」という範囲は、なされるべきでしょう。

 そういう意味では、日本ではまだまだ「契約」という意識が明在化していないと思います。特に企業と従業員・フリーランスという業務関係においては。

  最近は海外との取引も徐々に増えていっているのですが、欧米企業とのやりとりで感心するのは、NDAの締結や支払規定、業務範囲の明確化等、全て書類+サイン(署名)を行う点です。

 私の取引先がたまたまそうしているだけなのかもしれませんが、これまでの三社は全て、全部きっちりしていますし、支払いやその他業務関連の手続きもスムーズに進んでいます。企業側から進んで「契約を履行します」という姿勢が現れているのかもしれませんが、こういう取引先と仕事をすることが増えていくと、日本の企業がいかに「口約束」で物事を依頼し、杜撰にやりとりをしているかが分かります。(もちろん、きちんと取引をしている日本企業もありますし、杜撰な海外企業もあるのは承知です。)


2、報酬とは、提供した価値(仕事)に対する対価である
 私の仕事は主に

・いつまでに、どういう内容の文章を翻訳して納品する

・いつからいつまで、通訳の対応をする

というものですが、他にもこれまで

・イベントの告知をSNSを用いて継続的に行う

・欧州在住の日本人を企業に紹介する

というような仕事もさせて頂きました。

このような仕事には全て、締切がありますし、その内容(結果)も問われます。

 そして、仕事の報酬とは、その案件に対するものであり、「どれだけのアウトプットをできたのか」「どれだけの価値を相手に提供できたのか」ということが問われているわけでもあります。

 もちろん、今でも「○時間働いたからいくら」という仕事をさせてもらってもいますが、会社員の時以上に「時間内でどれだけの価値を提供できるか」ということは考えるようになり、実践するようになりました。会社員のメリットとして、失敗をしてもいつも同じ額の給料をもらえるということ(と賞与がもらえること)がありますが、「自分の仕事の価値がどれだけで、対価がいくらなのか」をはっきりと知ることができる、意識するようになるのは、何といってもフリーランス(と起業家)の特権であり貴重な勉強の機会だと思います。


3、収入は足し算、支出は引き算である
 これも当たり前といえば当たり前なのですが、幾つかの仕事が合わさって「売上」となり、その中から必要経費を差し引いた額が「儲け(≒手取り)」となります。

 なので、社会保険、年金等の支出も(必要経費と考えられるかどうかは別として)「支払っている」ということは嫌でも意識します。

 会社員だと、勤務日数が若干異なっても(ゴールデンウィークやお盆のある月と、そうでない月があっても)月給は変わらないので、「収入は足し算」ということを意識する機会は少ないかもしれません。かつ、年金等も会社が勝手に手続きをしてくれるので「払っている(支出として出て行く)」という意識は、持ちづらいかもしれません。

 以上の三点は、フリーランスとして活動しだしてからものすごく意識するようになりましたし、目を背けたくても背けられない事実であることにも気づきました。

 自分で考えて取組まないといけないことが沢山あるので大変ではありますが、仕事やお金といったことに対して、ものすごくドライに考えられるようになったのは、大きな財産だとも思っています。


プロフィール:
藪内達也/英日翻訳家(観光翻訳)/翻訳×デザイン×Webのフリーランスネットワークを構築して、仕事製作中/現在は奈良を拠点に複数の仕事作り/「自分の人生の舵は自分で取る!」がモットー
詳しくはブログで(自分の考え方や哲学等について書き連ねています)

No17:「海外での出会いと発見が、僕を変えた」藪内達也さん(当時、神戸大学国際文化学部4年) -エッセイ集 フロンティア・フォーラム欄寄稿(2011年12月9日) http://japangap.jp/essay/2011/12/4.html

http://tatsuyayabuuchi.blogspot.jp/