ギャップイヤー・ジャパンからのお知らせ

2014年8月アーカイブ

JGAP寄稿者短信:「今年はギャップイヤーを取得し、休学をしてアフリカでインターンをします!」(森 雅貴、英国University of Sussex)
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  いきなりですがご報告があります。

今年はギャップイヤーを取得し、休学をしてアフリカでインターンをします!

 前回はアフリカに行く前に寄稿させて頂いたのですが、その時はギャップイヤーを取得してアフリカでインターンをするなんて微塵にも思っていませんでした。ですが、タンザニアで1人の素敵な方とお会いして今回の決断に至りました。今回はそのことについてお話しさせて頂きたいと思っています。

 6月7日に英国を出発し、まずはエチオピアに行きました。そこからバスを使い陸路で、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、タンザニア、ザンジバル、南アフリカ、スワジランドなどなどに行きました。初めてのアフリカ大陸で何もかもが新鮮で、驚きと発見に満ちあふれていました。「百聞は一見にしかず」とはまさにこのことで、今まで本や教科書で学んだことが自分の中に"すーっ"と入ってきて、また本では到底分からない生のアフリカを楽しみました。

 「エチオピアのタクシーの運転手にぼったくられた話」「ムスリムと仲良くなってモスクに2泊させてもらった話」「バスでたまたま隣に座っていたのがエチオピアの官僚でガールズバーに連れていかれた話」「バッタを食べた話」「ザンジバルでバカンスをエンジョイした話」「国境で賄賂を要求したら拳銃を突きつけられた話」(写真参照)などたくさんの物語がありました。一つを話すだけで終わってしまいそうなので、もし興味がある方がおられましたら気軽に連絡ください!鮮明に覚えているので、お話しさせて頂きます。
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 その「アフリカ旅」の中で、1人の方との出会いが休学、そしてアフリカでインターンということを決断させてくれました。その方とは"金城拓真"さんです(最初の写真参照)。彼は今アフリカ8カ国で50社経営されていて、300億円を稼いでいます。そんな金城さんにちょっとしたご縁があり、タンザニアで会わせて頂けることになりました。アフリカに行く前から金城さんのtwitter・ブログを見させて戴いていたのですが、よくインターン生の話題が出て来ていたのでインターンについてお話させて頂きました。


僕:最近金城さんの会社にはインターン生がいるんですね!
金城さん:はい、うちには何名かのインターン生がいますよ。
僕:アフリカでインターンですか!凄く楽しそうですね!僕も行きたいな〜!
金城さん:来ますか?担当者と相談ですが、多分二つ返事でオッケーだと。
僕:Σ(゚д゚;) ヌオォ!?

まさにこんな顔です 笑

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 その時まではまったく休学してアフリカでインターンなんて1秒たりとも考えた事はありませんでした。ですが、こうやってふとした縁から金城社長に会わせて頂けて、こうやってお誘いして頂き、これは何かの縁だと強く感じました。で、決めました。「1年ギャップイヤーを取得して、アフリカでインターンをしよう」と。もちろん不安はたくさんあります。たくさん。でも次があるかどうかなんてわからない。むしろこんな良い機会はない。そう思い飛び込む事にしました。心にはたくさんのドキドキを抱えて、1月からタンザニアに飛び込んできます。自分の心に素直にしたがって。

 ですので、私、森雅貴は今年1年間イギリスの大学を休学して、タンザニアで金城社長のもとインターンをしてきます!

 諸事情により、アフリカでのインターンは1月後半から始まる予定です。9月から1月下旬までの間特にやることが決まっておりません。

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急募:アフリカに行くために、どこかで「有給インターン」できれば・・・
 そこで皆様にお願いがございます。1月下旬まで旅費等を稼ぐために何かお仕事をしようと考えているのですが、せっかくなので、なにか以前やっていたバイトとは違う何かをしてみたいなーっと考えています。ですので、「有給インターン」を紹介して頂ける方がおられましたら、masa.34.mori.05@gmail.comまでご連絡お願いいたします。同時に講演、取材や執筆などの仕事も大歓迎ですので、お気軽にご連絡ください。

 さて、僕の心は「うひょー!!!!!アフリカでインターン?!なんて楽しそう!!行くしか無いでしょ!!!!」と言っています。

あなたの心は今なんと言っていますか?


2014年6月6日付 エッセイ集 フロンティア・フォーラム・アーカイブスNo.170:「心の声に素直に従う 」(森 雅貴さん、 英国University of Sussex ):
http://japangap.jp/essay/2014/06/-university-of-sussex.html

JGAP寄稿者短信:「海外で『日本人です。』と自己紹介した際の外国人の反応BEST5」(豊永奈帆子、海外ノマド女子) 豊永さん写真3月4日.jpg

 海外で「日本人です。」と自己紹介すると、必ず言われることがいくつかあります。
パターン化しすぎて「またか。」と思うことも多いですが、
海外在住の外国人から見る日本のイメージを知れるのは面白いです。

そこで今回は「日本人です。」と言ったら外国人によく言われることBEST5を紹介します。


1.「英語上手いね。」
「日本人は英語が下手」というイメージが強いらしく、
一言目でこう言われることが多いです。

素直に喜んで良いのか複雑な気分になります。

「どうして日本人は英語が下手なのか?」と聞かれる時もありますが、中には
「英語ができなくてもどうにかなるのはそれだけ日本の経済が強い。ということだから日本はスゴイね。」
と言ってくれる人もいます。


2.「〇〇のアニメが好き」
さすがアニメ大国日本。海外に出てからのその知名度に驚かされます。

相手の出身国によって名前を出さえるアニメは違いますが、
ジブリ作品は、比較的どの国の人にも言われます。(特にとなりのトトロ)

アジアでは、ちびまる子ちゃん、ドラえもんやクレヨンしんちゃん、セーラームーンなど。
同じアニメを見て育ったと思うと不思議な気分になります。

中国でお父さん世代に「一休さん」を見ていた。
と言われたのには驚きました。


3.「毎日お寿司を食べてるの?」
日本食=寿司というイメージを持っている人が多いようです。
海外でのお寿司ブームで、「お寿司大好き」と言ってくる人がいる一方で
「生の魚なんて食べられない」と言ってくる人もいます。

お寿司を毎日食べていないんだったら、普段はどういうもの食べてるのかと興味津々に聞いてくる人もいます。


4.「満員電車で駅員さんがお尻を押すんでしょ。」
海外では日本の通勤ラッシュの写真や映像が有名なようです。
「痴漢されるって本当?」と突っ込まれることもあります。

いろいろな国の電車に乗ってきましたが、日本ほど
乗客が積極的に詰めて、できるだけ多くの人が乗れる様にする国は少ないです。
海外で電車に乗ると「まだ乗れるのに。。。」と思ってしまいます。


5.「日本に行ってみたいけど高いんでしょ。」
日本=物価が高いというイメージが凄く強い人が多いです。

ヨーロッパで
「日本では普通のコーヒー1杯で1000円もするって聞いたよ」
と言われたのにはビックリしました。

日本への観光客を増やすためには、リーズナブルなお店もある等
「日本は全て高い」というイメージを払拭する必要があると思います。

日本に行ったことない人の日本に対するイメージを聞くと、
「意外と知られてるんだな。」という部分と「知られてないんだな。」
という面があって面白いです。


2012年1月 フロンティア・フォーラム欄寄稿 No.35「留学で変わった私の人生」 豊永奈帆子さん(当時、早稲田大学国際教養学部4年)※英文付
http://japangap.jp/essay/2012/01/post-9.html

7月28日付 JGAP寄稿者短信:「"いろいろな生き方がある"と知ったことによる弊害」(豊永奈帆子さん、海外ノマド女子)  http://japangap.jp/info/2014/07/jgap6-1.html

ブログ「Napo's Way 海外ノマド女子」: 
http://jp.nahokotoyonaga.com/

YouTube :My favorite clothes from South East Asia ! 我介紹東南亞的衣服。
https://www.youtube.com/watch?v=yXbtc6ldVLo&feature=share

JGAP寄稿者短信:「米国大学院生の懐事情 ― 留学費用についてのあれこれ」(加藤遥平さん、米国大学院UC Davis在学中) 真夏のDavis.jpg  
     ※写真は、真夏のDavis

 大学院留学を考えている方から、よく費用について質問を受けます。
アメリカの大学院は「高い!」というイメージを持つ人も多いようなので、
「実際のところ、どれくらいかかるの?」
「院生はどうやって生計をたてているの?」
について、僕個人のケースを参考にしながら書いていきます。


授業料
カリフォルニア大学は州立(公立)とはいえ、
近年の授業料高騰により、日本の国公立と比べると高額で、
アメリカの私学と比べても、あまり変わらない授業料になっています。

大学発行の2014-2015の資料を見ると、
大学院のベースの授業料(MBAなどは除く)は年間、
$11,220.00

留学生も含めたカリフォルニア州外出身者の授業料は、
$28,210.60

こちらの資料にある生活費(家賃、食費、交通費など)と教材費を含めた、
年間費用の概算は、
$41,210.00

生活費はもう少し抑えられると思いますが、
大きな負担であることに変わりはありません。
博士課程には(特にDavisでは理系のプログラムに)、豊富な資金があるため、
合格時に、数年分の授業料免除やTA(ティーチング・アシスタント)、
RA(リサーチアシスタント)のポジションが保証されていることがあります。
「東洋経済」("胃が痛む「MITの競争生活」で学んだこと") でも書かれているように、これはカリフォルニア大学に限らず他の大学院でも共通しています。

合格時に上記のようなオファーが無かった場合、学生がとれる主な選択肢は、
1. 奨学金を獲得する
2. 入学後にTA, RAを獲得する
3. 自ら払う

3番目を選択している大学院生は、
留学生でも、アメリカ人の院生でさえも少ない印象です。
では、どのように奨学金やTA、RAを得ているのか、順番に見ていきます。


奨学金
大学院やアメリカ国内の企業・財団が出す奨学金もありますが
留学生は対象外のケースが多いので、
こちらから日本人を対象とした奨学金を探すのが良いと思います。

返還の義務の無い、フルブライトや伊藤国際教育交流財団などは、
応募締め切りが早いので、受験生は入試よりも先に準備する必要があります。

日本学生支援機構も給付の奨学金を出していて、締め切りは秋頃。
合わせて有利子の奨学金も提供しています。

奨学金の内容は、授業料と生活費をカバーしてくれるものから、一律支給のものまで様々。
条件として、毎月レポートの提出を課すものから、卒業後の進路を定めているものもあります。
選考は、エッセイや研究計画、学業成績などの書類選考と面接などを通じて行われます。
応募は、大学院の受験前や合格発表前に行われることが多いため、
複数の大学院を候補として挙げることが可能です。


TA(ティーチング・アシスタント)・RA(リサーチアシスタント)
仕事の内容は様々ですが、給料はほぼ同じで、
週10時間のポジションなら、月約$1,000、
週20時間なら、月約$2,000となっています。
*プログラムやポジションによって、違うこともあります。

TA、RAの違いの一つは、RAが全ての授業料をカバーしてくれる一方、
TAは、ベースの授業料しかカバーしないことです。
*これもプログラムによって異なる場合があります。

週20時間のTAだと、給料+授業料免除額 ≒ 授業料となるので、
生活費は別で賄わなければなりません。
RAなら週10時間でも月々$1,000を生活費に当てることができます。

もう一つの大きな違いは、仕事の繁忙期。
TAは時期によって、実際の時間以上に働くことも多く、
特にテストの前後は、生徒の質問に対応し、採点をする一方で
自らの試験やレポートの準備もしなければならず、両立は大変。
そのため、RAを望む学生も多く、競争率も高くなっています。


TA, RAの見つけ方
基本的にTAは前年度の夏休み中に1年分のポジションが埋まります。
それまでに各学部のコーディネーターにアプリケーションを提出しなければなりません。
ただ急な空きが出来ることも多く、授業を選ばなければ、
毎学期の1週目から2週目まで、何らかのTAが募集されています。

僕の場合、1年目は、TAやRAの機会にかけて渡米したので、
到着後すぐに各プログラムのコーディネーターに連絡をとったり、
教授と面談したりして、ネットワークを広げました。

9月ともなると、教授たちもキャンパスに戻っており、
オリエンテーションやその他のイベントなどで顔を合わせる機会があります。
この時に、自分の興味関心、バックグラウンドについて簡潔に説明できること、
率直にファンディングの状況(TAやRAを探していること)について話すことが大切です。
お金のことは、なかなか話しづらいものですが、
自分から話さなければ誰も聞いてくれませんし、知らなければ誰も助けようがありません。

カリフォルニア大学のような総合大学では、
様々な授業が開講されているため、TAの機会は豊富。
専攻と違う分野でも、可能な限り広くアンテナをはって、探り続けることが大切です。
最初の学期にTAになったのは、ランドスケープデザインの学部でしたが、
これは、インターンシップの経験とファシリテーションのスキルを買われてのことで、
大学時代の専攻とは全く違います(今の専攻とは関連しています)。

RAは急に募集がかかり、選考に至ることがあれば、
教授から直接オファーを受けることもあります。
前者の場合、キャンパス中に公募されることが多く、
競争率が高いため、いかに自分を売り込めるかが鍵になります。
後者は、教授から信頼を得ることが必要です。
僕の場合は、無給で手伝い始めた仕事が評価されこと、
授業を通じて、ある程度の信頼関係を築けたことが決め手になり、
夏休み中のRAを獲得することができました。


最後に
アメリカ大学院留学にかかる費用は、決して安くはありませんが、
その分だけ、奨学金やTA、RAなどの機会も豊富です。
これらの機会を上手く活用すれば、
一銭も払わずに学位を取得することも可能なのです。
しかし、だからといって楽観視していると、
途中で払えなくなり、「退学」ということにもなりかねません。
受験の段階から現実的な資金計画をたてておくことが大切です。

 
2012年7月8日付 フロンティア・フォーラム寄稿 No.75:「米国留学、国際NGOインターンを経て、バングラデシュ~国境なきコミュニティデザイナーを目指している私」 加藤遥平さん(当時、筑波大学5年) 
http://japangap.jp/essay/2012/07/ngo.html

2014年8月3日付 JGAP寄稿者短信:「大学院1年目を振り返って --- 米国大学院で学んだ個人戦と団体戦」(加藤遥平さん、米国大学院UC Davis在学中) http://japangap.jp/info/2014/08/jgapuc-davis-2.html

2013年12月16日付 JGAP寄稿者短信:「米国大学院の教壇で学んだこと」(加藤遥平さん、米国大学院UC Davis在学中) http://japangap.jp/info/2013/12/jgap1220-happiness-architect.html


ブログ:The Rad Visionary
http://yoheikato.weebly.com/1/post/2013/12/161.html

JGAP寄稿者短信:「〇〇があれば、田舎ほど素晴らしい場所はない。」藪内さん顔.jpg


 私の地元は、結構な田舎に属します。
 
 歩いて5分もしないうちに田園風景が広がり、四方を山に囲まれ(盆地なので)、高い建物はなく、季節ごとの虫の鳴き声を聞くことができます。

 地元の鉄道は30分に1本以下の割合でしか動きませんし、大阪(梅田)に出るのに90分、京都に出るにも75分ほどかかります。(それでも、地元から関空と名古屋に行く高速バスが出ているので、ど田舎という程不便なところではないかと思います。)


 こんな田舎で暮らしていて、「これがあれば快適に過ごせる!」というものが二つあります。今回はその紹介です。


①車
  田舎にお住まいの方は共感して頂けると思いますが、田舎は車社会です。
今の生活では、買物や遊びにいくのに車の存在が必要不可欠です。
特に遊びに関しては、鉄道やバスなどの公共交通機関が通っていないような場所に行って自然を満喫することが多いので、これをするには車が絶対に必要になります。

  学生時代は都市部にいて、電車も5分置きに出発し、自転車やバス、鉄道を使えば行きたいところはだいたい行けたので、地元に戻ってからはまた別の視点で「暮らし」を考えるようになりました。

 この夏にした遊びは蛍狩り、川沿いでの涼(花火の下見を兼ねて)、ドライブウェイを使って夜景鑑賞、天体観測などで、全て車でしかいけない場所で行いました。車の便利さをまざまざと教えられています。


②割のいい仕事
  田舎の仕事は、都会に比べて給与が少ない傾向にあります。
これは物価の違いという生活コストの差が影響していますが、逆に言えば、田舎でそこそこ食っていける仕事があれば、遊びに使える余裕もでてくるのでものすごく「暮らし」が楽しくなると思います。私は在宅で仕事をしていて、通勤もないので時間的な余裕があり、朝夕は近くを散歩することが多いのですが、季節の変わり目がダイレクトに感覚で分かります。また、人が少なくてストレスも感じにくいので、「田舎は好きなんだけど、仕事がないんだよなー」という部分を解決できれば、田舎で暮らしを営むことはもっと現実的になるんじゃないかなと勝手に思っています。(イケダハヤトさんも高知に移住されましたが、ある種のロールモデルになるのではないかと思っています。)

 地方部と都会で、時給の差や給与の差がどれくらいあるのか厳密には分からないのですが、都会は何をするにもコストがかかるのと、精神力維持費のようなものもかかるので(田舎だときれいな空気やおいしい食材はほぼ無料/廉価で手に入ります)、都会の給与水準に近い状態を維持して田舎で暮らせれば、可処分所得も目に見えて増えるので良いのではないかと思います。
(田舎暮らし、20代前半〜半ばで月の収入が20万円あれば、余裕は結構あります)


 というわけで、最近田舎暮らしに必要なのは「車」と「割のいい仕事」なのではないか、と思うのでした。


藪内達也(英日翻訳家)


(関連記事)
8月10日付 JGAP寄稿者短信:「将来から逆算をして今を生きることは、もうやめにしました。」 (藪内達也さん、英日翻訳家) http://japangap.jp/info/2014/08/jgap3-1.html

JGAP寄稿者短信:「これが僕の、LCC利用ポリシーです」 (藪内達也さん、英日翻訳家) http://japangap.jp/info/2014/06/jgap-145.html

プロフィール:
藪内達也/英日翻訳家(観光翻訳)/翻訳×デザイン×Webのフリーランスネットワークを構築して、仕事製作中/現在は奈良を拠点に複数の仕事作り/「自分の人生の舵は自分で取る!」がモットー
詳しくはブログで(自分の考え方や哲学等について書き連ねています)

No17:「海外での出会いと発見が、僕を変えた」藪内達也さん(当時、神戸大学国際文化学部4年) -エッセイ集 フロンティア・フォーラム欄寄稿(2011年12月9日) http://japangap.jp/essay/2011/12/4.html

ブログ:Live my OWN life
http://tatsuyayabuuchi.blogspot.jp/

JGAP寄稿者短信:「ダイヤモンド・オンラインで連載を始めました!~初回はブラック企業」(田島麻衣子、国連職員)田島さん写真.jpg

 今回、ダイヤモンド・オンラインで連載を持たせて頂くことになりました。
第1回、8月のテーマは、何かと人騒がせなブラック企業についてです。私の蒼い高校フェンシング時代もプレイバックする「ブラック企業が世界から理解されない本当の理由」は・・・。


ダイヤモンド・オンライン 
オックスフォードが教えてくれた日本のブラック企業問題が世界から理解されない理由|日本の条理は世界の不条理!? 田島麻衣子|ダイヤモンド・オンライン: http://diamond.jp/articles/-/58362

2011年11月14日付 JGAPエッセイ集 フロンティア・フォーラム No8:WFP 国連世界食糧計画 田島麻衣子さん「世界で働く日本人が増えるための条件を考える」http://japangap.jp/essay/2011/11/wfp.html

本年10月~12月「マイクロファイナンスコース」参加者募集中(有料)~アライアンス・フォーラム財団マイクロファイナンス.jpg

アライアンス・フォーラム財団(原 丈人代表理事)は、 新しいテクノロジーを生み出し、実用化することで、次の基幹産業を作り、 次の時代を作り出し、新しい時代に相応しい企業統治の仕組みを提示し、 時代を担う人材育成をミッションとしているが、現在、「マイクロファイナンスコース」の2コースの参加者を募集している。

<バングラデシュ>マイクロファイナンス「顔の見える金融」入門コース
【日 時】2014年10月31日(金)~11月7日(金)  7泊9日間
【場 所】● 講義-ダッカ、バングラデシュ  ● フィールド訪問-ダッカ・ボグラ、バングラデシュ
【対象者】
■  マイクロファイナンスの理解を基礎から深めたい方、最新のマイクロファイナンス事情への理解を深めたい方
■  BoP(Base of Pyramid)ビジネス、ソーシャルエンタープライズ、途上国ビジネスに関心のある方
■  途上国が抱える問題を知り、支援したい方
■   グローバル金融市場におけるマイクロファイナンス議論と課題について学びたい方
■  開発援助、国際協力、グローバル金融の分野でキャリアを目指す方


<アフリカ>BoPビジネスファイナンスコース~東南部19カ国の金融政策立案者と共に学ぶ~
【日 時】2014年12月2日~8日  (現地渡航期間 11月30日~12月9日)
【場 所】ザンビア、ルサカ市  (会場予定:パモジホテル ルサカ)
【対象業界】東南部アフリカでの事業拡大を目指す金融、消費財業界、その他

※参加料金等詳細は→http://www.allianceforum.org/selfhelp/?cnt=cnt_02 

JGAP寄稿者短信:「小さな実験を繰り返す~海外就職、海外生活、田舎暮らし、複業など」藪内さん顔.jpg


3ヶ月ほど前にBLOGOSに掲載された、イケダハヤトさんの寄稿が興味深かったです。


「なかなか飛び出すことができない」残念な人に共通する3つの欠点」


 この中で特に、「日々細かい実験を繰り返す」という表現がありましたが、この表現が良かった、というかむしろ、これを実行することってものすごく大事なことだと思うんですよ。

生きていると、世の中分からないことだらけなわけです。というよりも、「〇〇は▽▽だ」のように、あたかも結論が出てしまったかのようなことを、実際に取組んでみたこともないのに言われることが多いです。

でも、本当にそうなのか?
以外と実践できる方法があるんじゃないか?

ということをあなたは考えられますか、ということです。


例えば...

・1ヶ月生活するのにいくらぐらい生活費がかかるのか?
・田舎で生活してみたいけど、コストを下げて生活できないか?
・ゲストハウスで生活をしつつ、週5日会社に行くことはできるのか?
・週3日仕事をするだけである程度生活できる費用を稼ぐことはできるのか?
・ネット通販だけで毎月必要なものを賄えるのか?

などなど、(上の例は生活、生きることに直結する内容が多くなっていますが)「常識で考えるとこうだけど、案外ああすると解決策があるんじゃないか?」と、知恵を働かして実際にやってみる、というのは大事なことです。失敗しても経験になりますし、そこから新しく判断できることも増えます。

人間は誰しも、多かれ少なかれ日常生活に不満を持ったり、不安を抱いているわけです。じゃあ、それを少しでも改善するために自分の頭を働かせて、大きく失敗しない程度の規模から始めてみることは大事ですし、必要なことです。(頭で考えた時に、「だけど〇〇だしなあ...」と否定から入ってしまうのであれば、それは黄信号)

ここで、いきなりリスクを背負って何かをすることは大変危険です。いきなり何かの事業を始める、などですが、まずは実験的に「ここまでなら大丈夫」というラインを自分で決めて、そこから試しに取組んでみる、という順序が大切になってきます。

失敗したら、「失敗しちゃった。てへぺろ」とか心の中で思えば言いわけです。命取られるわけじゃないんですから。

 こういう経験を、身を固めるまでにどれだけしておくかというのは大事になってくると思います。世の中では「あれはこうだ!」みたいに豪語して「それが正しいんだ!」ということをあたかも万人にあてはめようとしてくるトンデモ人間がいますが、そもそもその人とあなたが生きている時代は違うわけで、価値観も違えば方法も違う。更に、身の周りの環境だって違うわけですから、「絶対唯一の解」なんてないわけです。Aさんにとっては解になりえなくても、Bさんにとっては最適解になることだってあるのです。

 言い訳して尻込みする時間と頭があるのであれば、それを90°でも良いので方向を変えて使ってみましょう。そもそも最適解なんて、一人一人違うのですから、やってみないと分かりません(何も考えずに取組むのはxですが)。

そういう経験をどれだけ積んだか、で、いざというときに出てくるアイデアや解放はより洗練されて実用的なものになるはずです。


  海外就職、海外生活、田舎暮らし、複業...。なんでも良いですが、大きく失敗しない範囲でどのように取組めるのか、ということにも頭を使いたいものです。


藪内達也(英日翻訳家)


(関連記事)
8月10日付 JGAP寄稿者短信:「将来から逆算をして今を生きることは、もうやめにしました。」 (藪内達也さん、英日翻訳家) http://japangap.jp/info/2014/08/jgap3-1.html

JGAP寄稿者短信:「これが僕の、LCC利用ポリシーです」 (藪内達也さん、英日翻訳家) http://japangap.jp/info/2014/06/jgap-145.html

プロフィール:
藪内達也/英日翻訳家(観光翻訳)/翻訳×デザイン×Webのフリーランスネットワークを構築して、仕事製作中/現在は奈良を拠点に複数の仕事作り/「自分の人生の舵は自分で取る!」がモットー
詳しくはブログで(自分の考え方や哲学等について書き連ねています)

No17:「海外での出会いと発見が、僕を変えた」藪内達也さん(当時、神戸大学国際文化学部4年) -エッセイ集 フロンティア・フォーラム欄寄稿(2011年12月9日) http://japangap.jp/essay/2011/12/4.html

ブログ:Live my OWN life
http://tatsuyayabuuchi.blogspot.jp/

JGAP寄稿者短信:「ご報告:こんなにもバレーボールをするタイの子供たちのための運動靴が集まりました!」長谷部さん靴.jpg


 皆様のおかげでこんなにも靴が集まりました。写真には写ってはないですが、いただいた靴はまだまだあります。ご協力ありがとうございました!!

便宜上、全ての靴を1度に持っていくことはできないので、持っていけなかった靴は後日郵送させて頂きます。

僕が高校時代にバレーボールをやっている時に切磋琢磨した仲間達が今では全日本プレーヤーになって活躍しています。高校時代のチームメイトで親友Hiro Asano は新人ながら1部リーグのレギュラーとして活躍しています。

彼らは子供達の憧れになることでバレーボールに対して恩返しをしていると思います。だから、僕は彼らに負けないよう僕にしかできない形でバレーボールに恩返しをしようと思います。

皆さんの想いも胸に、行ってきます!

長谷部1.jpgのサムネール画像

長谷部和希  ※3月に大学を卒業し、企業に入社。
twitter:kazunu0925
facebook:https://www.facebook.com/kazuki.hasebe
mail:kazukihasebe0925@gmail.com

(告知記事)
7月29日付 JGAP寄稿者短信:「急募:バレーボールをするタイの子供たちのために運動靴を集めています!」
(長谷部和希さん)→ http://japangap.jp/info/2014/07/jgap-150.html


(関連記事)
2014年3月13日付 JGAP寄稿者短信:「スリランカへの急募の運動靴:皆様のおかげでこんなにも集まりました!!」(長谷部和希さん、武蔵大学4年)| ギャップイヤー・ジャパン
http://japangap.jp/info/2014/03/jgap-131.html

海外ギャップイヤー事情 英国編:「海外ギャップイヤー体験をどう履歴書に盛り込めればよいか!」の巻真夏のDavis.jpg
             

「gap year  cv」とググると、なんと530万件も!
 
 英国を代表する高級紙「ガーディアン」に、「あなたの海外経験をどうに履歴書に盛り込むか(International experience on your CV)」という記事が出た。

 この記事は当然ながら、本格的な社会体験や就業体験を意味するギャップイヤーを念頭に置いたものだ。グーグルで「gap year  cv」と入れると、なんと530万件を超えるリストがアップされる。日本語で「就職 履歴書」と入れるとやはり500万件が出てくるが、それほど、「ギャップイヤーと履歴書」の関連性は高い。

 海外での就労は個人の資質的にも職業的にも利点がある。様々な責任を負い、新しいスキルを身につけていくことによって幅広い経験を養い、自国に戻ってきた時には職業の選択が広がる。「ニュージーランドには小規模ビジネスがたくさんあり、英国に留まっているよりもニュージーランドでは幅広い就労経験を積むことになるでしょう」とImmigration NZ(ニュージーランド移民局)もコメントしている。

 海外で生活し働くことの難しさ(例えば、役所での手続きや、異なる就労習慣を受け入れ、家族や友達等のサポートなしに暮らしていくこと等)を克服していくことで、臨機応変にそして柔軟に対応していく能力を養っていける。そして異文化を体験し、外国語を学ぶことは、就職する際に、ターゲット企業に対し、より市場価値のあるな存在になるだろう。

 イギリス最大手のギャップイヤーの旅行会社"Real Gap"もコメントしている。
「これまでの経験で、企業はギャップイヤー、あるいはキャリア・ブレイク(次の就職まで社会体験で力を蓄えること)を取得する人物に対して好ましい印象を持つが、そう考える企業は増加中だ。旅や新しい方向性や文化を探求するために休暇をとることによって、自分のソフトスキルや、休暇から戻ってきた時に職場に移行しやすい技術(能力)を伸ばすことになるだろう。例えばリーダーシップ、チーム形成力、予算交渉力、交渉力、又、意志決定力や忍耐力もそうだろう。

 また企業は、ぬるま湯的な国内から自ら脱出することにも好印象をもつ。特に旅行中に仕事やボランティアをやり、あるいは色々なことに挑戦しそれを乗り越えていたらその印象はさらによいだろう。」

 「個人的見解だが、ギャップイヤーで得る体験によって、人はより"おとな"になり、適応能力が高くなる。海外で就労経験のある人は、新しい職場の状況やシステムにさらされても、職場でちゃんと対応し、将来入社する企業にとってとても魅力的な人物になる。」とTourism Australia(オーストラリア政府観光局)も付言する。


海外での体験を最大限に利用して
 どのような仕事をしようと、海外体験を最大限に活用することが肝要だ。「将来働きたいと思う業界の仕事に重点をおいたギャップイヤーは、その業界の企業にとても魅力的に映る。だからどのようにギャップイヤーを過ごそうか決めている時には、このことを念頭におくとよい。ギャップイヤーのような体験は自分の雇用可能性に大きな効果を与えるだろうが、どのように時間を使ったかにもよる。働きたい業界でどのようなスキル(技術)を身につけていくことが重要であるかを考えることが大事だ。

 そして一旦そのスキルを見極めたら(入社想定企業は、スキル開発を応援してくれる便利な資産ともいえる)、どのような機会があるのか色々調べるための時間を割くことだ。この機会を通してこれらのスキルを広げて、また伸ばしていくことができる。
 
 もし仮に、就労体験が将来の職業と何の関係がない先としても、募集書類を強化できるよい機会を見つけられるだろう。海外での経験を仕事の足がかりとしてみなし、新しい仕事の環境を切り開いていき、会社に対して決定的な違いをみせる方法を探す。業績と成功を記録し、自分が求職している仕事にもっとも関連したものを選ぶために、日常の尺度を使うのだ。

 そして伸ばしてきた全てのスキルや個人の特性(柔軟性や打たれ強さ)を見極めて、履歴書に書いたらよい。その際は具体的な例を出してそれらを説明し、カバーレターに書くか、面接の時に伝えることだ。例えば、英語圏外の国に行っていたとしたら、強調できることの一つに新しい言葉を流暢に話せることがあげられる。新しい言語を習得する過程で様々な努力をし、現地の文化に慣れ親しむようにし、ひいては言語的、また精神的な機敏さはもちろん、忍耐力、決断力を伸ばしてきたことを説明できる。

 この記事で興味深いのは、海外で英語を教える場合に、必要な新しいスキル(能力)を3点挙げていることだ。

①計画を練ったり、組織化するスキルを伸ばす(どこで教えるかにもよるが、何もないステージから授業を計画したり、グループやクラスルームを組織したり・・・)

②コミュニケーション能力を伸ばす(英語が母語であに人との会話は、言葉を言い換えたり、明確にしたり、もっとも重要な点をフォーカスし、あいまいな表現を除き、単純で明瞭なことから複雑な思考を学ぶ必要がある)

③障害を乗り越え、想定外のことに対処することを学び、すなわち課題解決するにあたって柔軟性と創造力を大いに養うだろう。(教える教材が手に入らないかもしれないし、突然機械が壊れることもある。そのような時は自分で決断する必要がある)

 また、履歴書記載について、具体的なアドバイスも3点挙げている。
①他の仕事の経験と同じように、海外での否定的な側面、例えば仕事を頻繁に転職していたようなことについては控えめに扱うようにしたほうがよい。履歴書に全ての職歴を事細かに書く必要はない。今、自分が志願している仕事に適した職歴や、顕著な貢献をしたことだけを選んで書けばよい。あるいは"海外経験"と題して日付と共に、もっとも興味を引きそうな会社名と役職を明記すればいい。もしかなりの数の職場を経験しているなら、これはとてもいい考えだろう。決して職場を転々と替わった印象(job-hopper)や、仕事がどれも短期のものであった印象を与えることがないようにしなさい。

②どの職業に向けて履歴書を使用するつもりでいるか把握する。総務部で働き、関連する職務を果たせることはその他の部門でも役に立てるかもしれない。総務職は規則的であり、コミュニケーション能力に長け、チームワークができ、正確で細部への配慮ができる等、他の仕事でも役に立つ能力を要することを見落とさないように。

③志願している仕事によって履歴書の構成も考える。そして、希望している中で一番関連性のある仕事を強調すること。れまでの主な業績をあげて(3年間の海外での就労経験や旅も書き入れたり)、しかもそれが採用企業にどのような利益をもたらせたのか、また自分個人としてどう成長したのかを記述すること(Careerscoach採用情報コーチ談)。

 要約すると、「履歴書、カバーレター、また面接でこの体験を表現するに一番良い方法は、置かれていた立場のなかで、担っていた責任を強調することがよいだろう、またこの期間に成し遂げた業績(例として、フィードバックから受けた評価、受け持った責任のレベル、履行したトレーニング等)も、もちろん明記することがよいだろう。

 採用企業や採用担当者は、典型的にはギャップイヤー経験者の能力を高いか低いか特定し評価するが、その関心のある企業にとって大事なスキルかどうか振り返る。そして、将来関わりそうなプロジェクトを上手に選択し、未来の応募書類のために、ギャップイヤー時期に、それらのスキルを伸ばし、その経験を記録することだ。

 また、推薦状をもらっておき、必要なら翻訳しておくこと。あなたの身元照会先が具体的なスキル(能力)とあなたが企業にもたらした利益に焦点を宛てて書いてくれれば、なおよし。

 もし対象にしている業界と離れていて、有効にネットワークを築くことが難しい場合には、現在の活動状況や進展を知らせ続けること。つねに新聞や業界誌を通じて英国(自国)で何が起こっているのか連絡を取り合うことも大事。

 最後に、新しい文化を体験することを通じて職業的にも個人的にも成長してきた間に、友達や家族や同僚が日々の生活に忙しくて、仮に自分の海外での経験に対して無関心になってしまったように感じても、そのことによって自分の達成してきたことがちっぽけなものに感じてしまわないようにしすることだ。1年以上も自国から離れていたとしたら、むしろ本国に戻って元の生活に適応できるような期間を準備し、逆カルチャー・ショックに備えたほうがよい。


文・JGAPギャップイヤー総研客員研究員 余田有子

(関連記事)
2013年1月9日付 なんと、大学院が「ギャップイヤー・プログラム」を創った?!~ "起業家精神と経営管理の"ギャップイヤー修了書"が授与される南ア・有力大学院1年専修コースが出現-JGAP代表ブログ
http://japangap.jp/blog/2013/01/-httpkodamayusukewordpresscom20121207efbc91efbc99e6adb3e381aee88ba5e3818de8b5b7e6a5ade5aeb6e38081e4b.html

※「海外ギャップイヤー事情」100超記事の一覧リスト(右ナビ)→http://japangap.jp/info/cat44/

9/9(火) JICA東京の 「マイクロファイナンス運営基礎ワークショップ参加者募集」(事前申込、参加無料)

●日時: 2014年9月9日(火) 午後1時30分~5時00分

●会場: JICA東京国際センター 別館2階 

※交通:京王新線 幡ヶ谷駅下車(南口出口)徒歩8分

地下鉄千代田線・小田急線 代々木上原駅下車(北口1出口)徒歩12分
http://www.jica.go.jp/tokyo/office/ku57pq000005ikle-att/map_tokyo_ja.pdf

●講師: 松浦 わか子(特定非営利活動法人 プラネットファイナンス ジャパン)

ワークショップの目的:
 マイクロファイナンス(MF)は、途上国における有効な開発ツールであり、技術支援や教育・保健などの社会開発プロジェクトの一環として用いられることがある。しかし、日本におけるマイクロファイナンスにかかわる人材・技術はさらなる躍進が求められている。今回の研修は、演習を通じてマイクロファイナンスの実際のオペレーションを学び、団体の国際協力プロジェクトに役立てていただくことを目的として実施する。


概要:
1 マイクロファイナンスの現状を知る
マイクロファイナンスの基礎的な財務分析を学び、指標・データを通してマイクロファイナンスの現状を理解する力を身につけます。

2 ブランチマネージャーの1日
とあるマイクロファイナンス機関のマネージャーの1日を、実際に現場で使っている書式と共に確認します。担保を持たない貧困層に少額の貸し付けを行うという、通常の金融商品と比べて高リスクと考えられるマイクロファイナンスが如何にして成り立っているのか?このワークショップを通して考えます。
・申込書
・キャッシュフロー分析
・ローンユーティリゼーションチェック等

3 過去の事例紹介
講師が実際に海外でマイクロファイナンスを実施している団体に対し、団体が抱える問題解決のための技術指導を行った内容などを紹介。


4.研修定員
20名を定員とし、書類審査の上で参加者を決定する。
※マイクロファイナンス等実施経験のあるNGO又は、今後実施を検討しているNGOの職員を対象。

5.参加費用
無料
但し会場までの交通費等は受講者負担、

6.お申込方法
以下のURLより申込書をダウンロード・必要事項を記入の上、申込締切り日までにEメール添付にてご提出下さい。
http://www.jica.go.jp/tokyo/event/2014/ku57pq00000dgn6o.html


7.申込締切
平成26年9月1日(金)17:00 申込書必着

8.本件に係る問い合わせ先
●住所:〒151-0066 東京都渋谷区西原2-49-5 
  JICA東京 NGO連携課 担当鍬田・直原
●Eメール: jgptng@jica.go.jp
●電話: 03-3485-7036
●ファックス: 03-3485-7025

「第3回 ICSE-Gathering」~途上国で、住民へのチャリティーから住民たちのビジネスへ


日時:2014 年9月18日(木)18:30-20:45
会場:コクヨ エコライブオフィス(JR品川駅港南口)
http://www.kokuyo.co.jp/creative/ecooffice/access/


 ICSEは2014年度、開発途上国などの貧困、環境問題等々の社会課題に関心を持つ学生などが集う集会を開催していく。
第3回は、「開発途上国の問題は、現地に適したやり方で、そこに住む人々自身で解決していく」ことの実現を目指し、開発途上国の道路作りを支援してきた道普請人(http://coreroad.org/michibushinbito.html )の代表・木村亮氏が講演。
 講演の後、参加者とICSEメンバーとの自由討論会を予定している。

【当日プログラム】
18:30~19:30 講演「住民たちにやる気を起こさせる道直し活動~住民へのチャリティーから住民たちのビジネスへ~」
NPO法人 道普請人 理事長 木村 亮
<講師プロフィール>土木工学者 京都大学大学院 工学研究科 社会基盤工学専攻 教授
  ケニア、パプアニューギニア、ミャンマー、ブルキナファソなどを中心に、現在18ヶ国で土のうによる道なおしを行い、現地の人々の力を引き出し、意識を変えることで貧困削減を目指している。

19:30~20:00 質疑
20:00~20:45 ディスカッション
参加者がグループに分かれ、ICSEメンバーと
社会課題について議論、および将来の活動構想について自由討論
20:45      閉会


 参加希望者は、Doorkeeper の以下リンクから登録のことhttp://icse.doorkeeper.jp/events/14121
また、メールで申し込む場合は、「氏名、所属大学または職業」を記入のうえ、info@icse.jp まで送付のこと。


主催:特定非営利活動法人 国際社会起業サポートセンター(ICSE)
    http://www.icse.jp/
協力:エコ+クリcafe ( https://facebook.com/EcoKriCafe
    
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JGAP寄稿者短信:「カンボジアの首都プノンペンの印象」(豊永奈帆子、海外ノマド女子) 豊永さん写真3月4日.jpg

カンボジアの首都プノンペンに移動しました。
今日で滞在2日目なので、印象を書いておきます。

1.思っていたより都会。
 「カンボジアに学校を建てよう!」
というイメージが強かったのですが、首都のプノンペンにはオシャレなレストランやカフェがあったりと
思っていたより都会という印象です。スマートフォンを持っている人もチラホラ。
日本でも都会と田舎では全く異なるのは、どこの国でも一緒です。


2.うるさい。
 想像していたより車やモーターバイクの量が多く、
メイン通りにいると室内にいても常にクラクションやモーターバイクの音が聞こえます。
モーターバイクが圧倒的に多いのではと思っていましたが、車の多さに驚かされました。

豊永さん写真.jpg

3.やっぱりメコン川はイイ!
 水は決して綺麗ではありませんが、「メコン川」は圧巻です。
メコン川の前でピクニックしている家族も多くて微笑ましかったです。
目の前でボーっとするのに最適です。

これから、どんな風に印象が変わるのか楽しみです。


2012年1月 フロンティア・フォーラム欄寄稿 No.35「留学で変わった私の人生」 豊永奈帆子さん(当時、早稲田大学国際教養学部4年)※英文付
http://japangap.jp/essay/2012/01/post-9.html

7月28日付 JGAP寄稿者短信:「"いろいろな生き方がある"と知ったことによる弊害」(豊永奈帆子さん、海外ノマド女子)  http://japangap.jp/info/2014/07/jgap6-1.html

ブログ「Napo's Way 海外ノマド女子」: 
http://jp.nahokotoyonaga.com/

YouTube :My favorite clothes from South East Asia ! 我介紹東南亞的衣服。
https://www.youtube.com/watch?v=yXbtc6ldVLo&feature=share

JGAP寄稿者短信:9/20(土)9時~「留学生・インターナショナルスクール生・小中学生・保護者対象!スポーツを通じた国際交流イベント!@高田馬場」川野さんイベントイメージ.jpg

 フロンティア・フォーラム欄に寄稿したLiDS代表の川野晃太です。以下、イベントをご案内いたします。

[主催]
LiDS

[日時]
2014年9月20日 9:00〜

[場所]
新宿区高田馬場4-36-12 新宿NPO協働推進センター

[対象]
留学生、インターナショナルスクール生、小中学生(4年生以上)、保護者の方

[参加条件]
英語力など特に指定はございません。不安がありましたらお問い合わせ下さい。

[参加費用]
1000円 (当日会場にて)

[参加方法]
参加フォームより事前申し込み必要
※参加人数の枠に限りがございますのでお早めにお申し込み下さい。
以下、LiDSのWEBサイト イベント申し込みフォームよりご応募下さい。
http://lids-jpn.net/jpn/event/kids-x-lids-vol1/

[問い合わせ]
ご質問等お気軽にお問い合わせ下さい。
LiDS事務局
office@lids-jpn.net

[イベント内容]
 様々な国籍間の交流を通して、異文化への理解と興味を深め、世界に一歩踏み出す切っ掛けをつくる!! 言葉を用いたコミュニケーション(=言語コミュニケーション) と、表情や話しぶり・動作によるコミュニケーション(=非言語コ ミュニケーション)の習得。活動を通し、総合的なコミュニケーション能力(言語+非言語)向上を目的とするイベントを開催致します!保護者の方へも情報満載です!
向上期待値:異文化への興味関心、積極的な交流、豊かな表現力

イチオシポイント
・英語を用いたレクリエーション・スポーツ交流!!楽しく学ぶ!!
・ゲスト講演や留学・海外体験情報等保護者の方へのイベント満載!!
・夏の終わり・・・国籍をこえて思い出をつくろう!!

後援団体・企業様
◎東北の子どもたちをスイスのキャンプへ!Bring Tohoku Kids to Swiss Camps!
https://www.facebook.com/TohokuSwiss

◎スイス情報.com
https://www.facebook.com/SwissJoho

◎フィリピン留学・英語を本気で身につけたい方の海外短期留学
Puerto Galera Language institute
http://www.pgli.info

※様々な形でのご協力・ご後援をお待ちしております。


プロフィール: 川野晃太
2度のギャップイヤーを経験。現在、製造業メーカに勤務。
未来の国際学校設立を目指す任意団体LiDSの代表ととして活動を行っている。

6月11日付 No.171: 「迷ったら前に出る!小さなことから"何でもやってみる"の精神で取り組む。国際社会で人間力を養う。」(川野 晃太さん、ボランティア団体 LIDS 代表) -エッセイ集 フロンティア・フォーラム
http://japangap.jp/essay/2014/06/-move-lids.html

◎LiDS
LiDSは "Move your lids!"(フタを取り払え!) を合言葉に、世界中の子供たちに学びの機会を創るため活動する団体です。
・Webサイト
http://lids-jpn.net/jpn/

・Facebookページ
https://www.facebook.com/pages/LiDS-move-your-Lids-/1470352723222895

◎個人SNSアカウント
・Twitter 
@offstage96
・Facebook
https://www.facebook.com/kota.kawano.169

JGAP寄稿者短信:「ドロップアウトをしたのはどちら?「」藪内さん顔.jpg

 お盆が明けました。


私は2年前のお盆明けに、いわゆる「社会復帰できなくなり」仕事を辞め、一時期海外で外籠もりをした後、偶然が重なって個人事業主として仕事を始めました。


いわゆる「社会」からドロップアウトをして、もう2年も経とうとしているんですね。いやあ、光陰矢の如しです。


ただ、最近ふと考えました。


果たして自分は、ドロップアウトをしたのか?と。

幸いなことに、最近は定期的に仕事を頂くことが増えて、いわゆる「社会」との関わりはある程度持っています。

更に、会社員時代よりも遊ぶようになりましたし(単純に時間が増えた)、国内も海外も足を伸ばすことが増え、確実に人生の自由度が増えました。(ただ、自由を手に入れる中でトレードオフになったことも沢山あるので、大変な部分も多いです。)


ですが、思うのです。


自分は、ある程度自分のしたいことを仕事でもプライベートでもできているし、未熟な部分は多いですが、毎日が楽しいですし、不安ももちろんありますが、自分が望んだような世界に生きることができ、望んだようなことをしています。

果たしてこれが、本当にドロップアウトなんだろうか。


もしかすると、自分の頭で考えることをやめて、多数派と同じ流れに身を任せているほうが、自分の人生をドロップアウトした、とは考えられないだろうか?


人の生き方にとやかく口出しができる資格はありません。


ですが、ものごとは180度視点を変えるだけで、こんなにもコペルニクス的転回になりうるのではないでしょうか。



今一度、問いかけてみましょう。


ドロップアウトをしたのは私でしょうか、それともあなたでしょうか。


藪内達也(英日翻訳家)

(関連記事)
8月10日付 JGAP寄稿者短信:「将来から逆算をして今を生きることは、もうやめにしました。」 (藪内達也さん、英日翻訳家) http://japangap.jp/info/2014/08/jgap3-1.html

JGAP寄稿者短信:「これが僕の、LCC利用ポリシーです」 (藪内達也さん、英日翻訳家) http://japangap.jp/info/2014/06/jgap-145.html

プロフィール:
藪内達也/英日翻訳家(観光翻訳)/翻訳×デザイン×Webのフリーランスネットワークを構築して、仕事製作中/現在は奈良を拠点に複数の仕事作り/「自分の人生の舵は自分で取る!」がモットー
詳しくはブログで(自分の考え方や哲学等について書き連ねています)

No17:「海外での出会いと発見が、僕を変えた」藪内達也さん(当時、神戸大学国際文化学部4年) -エッセイ集 フロンティア・フォーラム欄寄稿(2011年12月9日) http://japangap.jp/essay/2011/12/4.html

ブログ:Live my OWN life
http://tatsuyayabuuchi.blogspot.jp/

海外ギャップイヤー事情 英国編:「ギャップイヤーは、牧歌的から将来を見越した社会修行へ~機関リスト!」の巻真夏のDavis.jpg
             
 
 The Guardianは1821年に設立された英国の大手一般新聞。その公式サイトに、「ギャップイヤーはプロ志向へ」という記事が現れた。

 ギャップイヤーを通じて素晴らしい時間を過ごすことができるだけでなく、将来就職先に魅力あることを示す機会にもなるということで、その具体的な修行先、方法を伝授している。

 最近のギャップイヤー経験者(gapper やgap year takerと呼ばれる)はちょっと計算ずくで、履歴書をどうするかを考え、旅先でオージー(オーストラリア人)・スカンディ(スカンジナビア人)・イズラエリ(イスラエル人)の友人を作るよりも、将来入社する会社の上司にいかに強い印象を与えるかに執心している者もいるとしている。毎年多くのギャッパーたちが、自分のキャリアを輝かせるために(boost their careers)計画的に時間を過ごすことを目標を持つようになったという。つまり、ギャップイヤーは牧歌的な旅から、"プロ志向の研修"になってきていると言える。ただ、"プロ志向"という言葉が面白くなければ、再考したらよい。ちょっとした想像力と計画によって、自分のギャップイヤーを記憶に残るような、しかもキャリアの最初の一歩として設計することさえできるということだ。

・スキルと経験
 ギャップイヤーはいくつかの経験を得て、自分の持つキャリアに対する考えが現実的なものなのか見極める素晴らしい時間になりうる。また大学に入る前にこの時間を経験することで、卒業した後に無給のインターンシップを回避することができる。

 「自分のキャリアとして何が望んでいるかを考え、ギャップイヤーの経験をそれにできる限り合わせることだ」と保険会社アリアンツ社のイワン・ヘネカー・スミス人事部長はアドバイスしている。「書類管理やコピー取りは魅力的な作業ではないかもしれないが、その業界で働くことで自分のやる気を示し、将来何らかの人物証明書(reference)を得ることができるかもしれません。」

以下サイトから、従来のタイのビーチでビールを楽しむといった牧歌的でユルいものでない、「プロ志向」のギャップイヤーを列記してみる。

Sub Saharan Volunteers & Adventures (http://subsaharanadventure.com
 英国国内で無給の仕事でさえ求人が少ない人気業界でも、海外のインターンシップに登録する手がある。ただ少なくとも、その特権を得るための費用はかかる。例えば、ジャーナリストを志すなら、を通して、ケニヤのモンバサにあるラジオ局で、物語を作ったり、インタビューをするインターンシップに参加できる。費用は2週間で£649(約10万円)、1週間追加するごとに£75(約1万円)かかるが、ホストファミリーでの宿泊と食事が含まれる。

GapGuru(http://gapguru.com/gap-year-internships
 出版や編集の体験コースがインドのニューデリー、そしてタンザニアでおこなわれていて、費用は1ヶ月£1,090(約17万円)。

CESA Languages Abroad(http://cesalanguages.com
 仮にスペイン語やアラビア語で流暢に話せるようになれば、海外滞在を楽しみながら、雇用のチャンスを大幅に広げられる。もちろん、これは簡単なことではないが、1年の時間があればそれなり話せるようになる。その環境に浸ることが大事だ。CESAでは、グアデアルーペからコスタリカ、オーストラリアからモロッコまで様々なコースを用意している。例えば、リマでおこなわれるスペイン語コースは、宿泊費を含めて1週間£278(約4万円)、もしくは6週間£753(約10万円)で参加可能。

Projects Abroad (http://projects-abroad.co.uk
法律や考古学、ケアに関連したインターシップはから参加することができ、他にもたくさんのチャリティーやNGOが特定のプロジェクトに直接関われる就労体験を提供している。(http://goabroad.com/volunteer-abroad にもたくさんあります)

Medforce(http://medforce.info
将来、医師を目指している人は、無資格の学生でも、海外で医療業務のシャドーイングや就労体験ができるも考えてみるとよい。費用は£1,150(約18万円)から。

Sportforce (http://sportforce.org.uk
英国のスポーツコーチング認定のチャンスが与えられ、それをクリアした後にガーナや南アフリカ、エクアドルやエジプトなどの海外でのコーチングをできる。

Year in Industry(http://yini.org.uk
主にエンジニアリングや科学、IT、ビジネスの分野で有給の仕事やインターンシップのリストを掲示している。ここでは"YinI Combo"と称して、環境保全サマーキャンプや冒険、海外でのボランティアプロジェクトを割引価格で提示。

Enternships.com(http://enternships.com/en/enternships
もっとニッチなものを求めているのであれば、ベンチャー企業によるインターンシップをリストアップしている。中にはいくつか海外のものもある。

Bunac(http://bunac.org/uk)
法人色が強くないところでは、Bunacがある。過去40年に渡って、数々の若い働き手をアメリカに送り出してきた。アメリカやオーストラリア、ニュージーランドやカナダでの有給サマーキャンプに登録することもできます。面接や保険、渡航費、食事や宿泊費もすべて含んでおよそ£495(約7万円)ですが、キャンプスタッフとしての2ヶ月の給料は$800~1300(約8万円~13万円)。

Australian JobSearch(http://jobsearch.gov.au/harvesttrail
もし気力あふれる努力家との印象を将来の会社に見せつけたいのであれば、豪州で生活を切り詰めてアウトバックで働くackaroo(牧場見習い)がある。一般的な一日の仕事は馬やモーターバイクを使って牛を集め、門を溶接し、トラックを運転したり、エンジンをいじったりすることになる。

Organic Farms(http://wwoof.co.nz
ホストが食事や宿泊施設、研修トレーニングを提供してくれ、ファームの手伝いをすることで少しだけ給料を払ってくれる場合もある。

Real Gap Experience (http://realgap.co.uk
i-to-i (http://i-to-i.com

どちらも世界規模で様々なスキームを提供している。Tefl −teaching English as a foreign language(英語を第二外国語として教えるプログラム)−から野生動物保護活動まで、かなり幅広い分野をカバーしている。

The Unique Travel Company(http://theuniquetravel.co.uk
スリランカ沿岸の町、ネゴンボの学校や孤児院でのスキームを運営している。4週間のプログラムで£550(7万円)くらい、宿泊費やローカルのホストファミリーとの食事も含まれています。

Raleigh International(http://raleighinternational.org
 慈善団体。「社会経済的多様性と障害者やエスニックグループ」に向けた奨学金スキームを提供。17−24歳の人は5、7、10週間のプロジェクトに申し込み、適切だと判断されたら、プロジェクトの1/3から2/3の費用を団体が負担してくれる。奨学金が付いているプロジェクトで、現在も受け付けているものの多くはインドで実施。期間は5週間で、奨学金を得る前にまずは£1,750(20万円)の資金が必要。


 他にも多くのリゾートではバーやホテル業務、観光関連の仕事は常にある。ヨットでは未経験の人でもホスピタリティや観光、料理のスキルを身につけることができる。朝早く(大体朝6時)に大きな港に着き(南フランスのアンチーブなら運がいい)、そこから仕事を探し始めるのです;数ヶ月もあれば、それなりの金銭を得ることができる。

 最後に、ギャップイヤー・プログラムのクオリティの担保だが、Tourism Concernは今年、Gap Year and International Volunteering Standard(ギャップイヤーと国際ボランティア基準) - 「GIVS カイトマーク」を作る。責任を持って運営できているというフィードバックの多い団体にこのマークを与えることを決定した(http://tourismconcern.org.uk)。これでどの団体を選ぶべきか、一つの指標ができたことになる。例えば、有給のプロジェクトであれば、そのプロジェクトにどれくらいの費用がプロジェクト本体に回っているのか、また現地の住民たちにも、どれくらい行くかなども説明する必要があるのです。

 英国の従来の牧歌的なギャップイヤーから発展してきた「ギャップイヤー・プログラム」の充実度とプログラムの評価システムがしっかりしてきたことがわかる。


文・塩飽 泰啓(国際基督教大学大学院院生)


※「海外ギャップイヤー事情」100超記事の一覧リスト(右ナビ)→http://japangap.jp/info/cat44/

JGAP寄稿者短信:「現状報告:バレーボールをするタイの子供たちのために運動靴を集めています!」長谷部1.jpgのサムネール画像


  募集していた運動靴ですが、現状でこれだけ集まりました。スポーツ用品店、東京にある某企業、78歳のおばあちゃん等いろんな人から届いています。やはり新聞の力は大きく、母校の中学校の保護者様や母校の高校の恩師が協力してくださっていて、この写真の他にもたくさんの靴が集まっています。見ず知らずの自分に対して、電話で応援してくれたり、アツい手紙をたくさん頂いていて、胸が引き締まる想いです。
長谷部さん靴写真.jpg

航空券の手配も終わりまして、25日に出発します。
会社にも理解を頂き、お休みを頂きました。
まだ引き続き募集しているのでよろしくお願いします。


長谷部和希  ※3月に大学を卒業し、企業に入社。
twitter:kazunu0925
facebook:https://www.facebook.com/kazuki.hasebe
mail:kazukihasebe0925@gmail.com

(告知記事)
7月29日付 JGAP寄稿者短信:「急募:バレーボールをするタイの子供たちのために運動靴を集めています!」
(長谷部和希さん)→ http://japangap.jp/info/2014/07/jgap-150.html


(関連記事)
2014年3月13日付 JGAP寄稿者短信:「スリランカへの急募の運動靴:皆様のおかげでこんなにも集まりました!!」(長谷部和希さん、武蔵大学4年)| ギャップイヤー・ジャパン
http://japangap.jp/info/2014/03/jgap-131.html

海外ギャップイヤー事情 米国編:「ギャップイヤーは今後、"Applied Discovery Year(実用的自己発見イヤー)"と呼ぼう!」の巻真夏のDavis.jpg
             

 
 デブ・ミルズ・スコフィールド(Deb Mills-Scofield)という姓名の米国の女性戦略コンサルのブログ(ツイッターのフォロワーは2万2千人超)は、人気が高い。そのブログで、ギャップイヤーについて彼女が言及している。

 「生涯学習とギャップイヤー」という言葉は矛盾をはらんでいる。もし、本当に生涯学習を信じているならば、ギャップイヤーは決して「ギャップ(空白、隙間)」ではない、むしろ他の言葉を用いるべきだと言う。

 ギャップイヤーという言葉は「生涯学習」という概念と少し矛盾しないだろうか? 特に私達の人生における学習のほとんどは経験に基づくもので、学校の授業に基づくものではない。今後、「ギャップイヤー」と呼称せずに、「Applied Discovery Year(実用的な発見イヤー)」と呼んではどうだろうかというのが彼女の主張だ。

 正直に言って、高校卒業と同時にそのまま大学に進学する学生のほとんどは自分で自分の責任がもてないし、指示されたもの以外に興味があることを探索する機会もない。

 ハイティーンの世代が感情・精神・知性を形成していく中で、生まれ育った家庭にあるセーフティ・ネットから世界への活動は、大きな転換点になる。仲間や教授から多くのことを学ぶ時期であり、親の価値観やモラルから徐々に発展し自分自身のものを持つようになる。感情を自分でコントロールすることを学び、より深いシステム思考を発展させる時期である。もしかしたら、初めて様々な物と出会う時期で(違うタイプの人、考え方、経験、文化など)、自分達が育ったなじみ深い世界へ後戻りできない。

 今、「Applied Discovery Year(実用的な自己発見イヤー)」の概念が勢いをつけている。NPOで良質のギャップイヤー・プログラムを提供している「Thinking Beyond Boarders(直訳:境界超え思考)」のサイトでは、世界各地のしっかりとしたカリキュラム・プログラムを通して学生達が学び、一生懸命働き、そして他の人の暮らしを良くする機会を提供している。

 一方、「The Experience Institute(直訳:経験機関)」という団体は、ビジネスやテクノロジー、デザインや社会起業家などの革新的な事業体と組んで、実習生制度をベースにした学びの環境を提供する組織だ(1年で約130万円の費用がかかる)。

 「Applied Discovery Year」の概念は大学での体験学習の一部になってきていて、学生達はどのように学ぶか、またなぜ学ぶか、そして授業で教えられたことが実際の世界で通用するのかどうかを学ぶようになる。

 「Applied Discovery Year」は学生達に本当に必要な休息と大局観を与え、大学入学まで続いたストレスの多い、かごの中をぐるぐる走り続けるネズミのような単調な生活から離れて充電をし、そして自分自身への関心以外の何かに集中することができるようになる。また人生の中で初めて、誰かに指示されるのではなく、自分のプランを立てる時でもある。人生は、幼稚園から高校卒業までの13年間と違って、詳細な指示をしてくれる明瞭な道ではないのだから。

 「Applied Discovery Year」は、指示・命令されることから自分で発見するように促してくれる。きっとこれらの学生達は、大学生活から次のキャリアへの移行期に誰よりもうまく乗り切れるだろう。

 米国の教育システムに変化が求められているように、K-16+(幼稚園から高校卒業、そして高等教育を含む一貫した教育システム)は、その形態、タイプ、カリキュラムも同じように変わることが必要とされている。 

 それは、「ギャップイヤー」ではなく、「Applied Discovery Year(実用的な自己発見イヤー)」であり、ほとんど生涯学習と言ってよい。簡潔でシンプルな教育、行動と生きることによって得られる教育なのだ。

 彼女は声高に言う。「ギャップイヤーと呼ぶのをやめようではありませんか!」 


文・JGAPギャップイヤー総研客員研究員 余田有子

(関連記事)
2013年1月9日付 なんと、大学院が「ギャップイヤー・プログラム」を創った?!~ "起業家精神と経営管理の"ギャップイヤー修了書"が授与される南ア・有力大学院1年専修コースが出現-JGAP代表ブログ
http://japangap.jp/blog/2013/01/-httpkodamayusukewordpresscom20121207efbc91efbc99e6adb3e381aee88ba5e3818de8b5b7e6a5ade5aeb6e38081e4b.html

※「海外ギャップイヤー事情」100超記事の一覧リスト(右ナビ)→http://japangap.jp/info/cat44/

JGAP寄稿者短信:「新しいソーシャルアントレプレナーの時代~アショカでのインターンで想うこと」(熊平智伸、米国・ブラウン大学)熊平さん.jpg


 アショカの描こうとしている未来とはどんなものなのだろう?

 例えば、今僕がインターンとして実習しているSocial Financial Serviceは、市場や金融の力を使って社会変革を試みている事例を研究しながら、Market Approach Social InnovationやSocial Capitalismの分野が今後どのように発展し、それをどう支援出来るのかを考える部署だ。

せっかくなので、今(アショカではなくて)僕が個人的に考えている市場原理を用いたソーシャル・イノベーションについて書いてみたい。

 目指す頂上が一緒でも、そこへいたる山道があまたあるように、社会問題をどれひとつとっても様々なアプローチが存在する。
そうした中で、なぜマーケットアプローチと金融がもたらす未来に注目する意味があるのか、ざっくりと説明してみよう。


①金融の手法を社会問題の解決に
 グラミン銀行と聞いて、ピンと来る人もいるであろう。ごく小額の融資を必要とする人々にむけたマイクロファイナンスは、例えば仕入れをするお金がないから、売るものがなくて、売るものがないから仕入れをできるだけの収入が得られない、といった瞬間的にお金が必要な人に対して小額の資金を提供するサービスだ。

 また、経済的なリターンだけでなく社会インフラの整備といった「社会的に意義のある」活動に対して低利で融資を行う、インパクトインベストメントもこうした流れに入る。

 このように、先進国では当たり前に行われている融資や投資などの金融サービスを、途上国に行き渡らせることで、より速く効率的に地元の力を使いながら経済発展を実現できるという戦略が広まっている。

 90%の人が預金通帳を持っていない、といったことも当たり前の途上国の発展には、こうした必要な場所に必要な資金や金融サービスを提供するインフラが求められているのだ。


②市場原理/ビジネスの手法を社会問題の解決に
 「フェアトレード」というレーベル貼られた商品を見たことがあるだろうか。

 アフリカや中南米などで生産される作物(バナナ、カカオ、コーヒーなど)の多くは、非常に安い値段で農家から買い取られ、それを先進国の市場に卸している仲介企業が莫大な富みを独占していた。

 こうした搾取的な構造から脱却し、農家も企業も両方が豊かになるために、「フェアトレード」のブランドが作られた。

 ルイヴィトンのバックが、他のカバンより高くてもたくさんの人が買いたがるように、コーヒーやチョコレートなども「フェアトレードで生産者がきちんとした生活をできるだけの価格でつくりました」というブランドを付加することで、多少高くても買ってもらえるようになる。

 つまり、おなじチョコレートでも、ただ甘いものを買うだけでなく、「社会に貢献している」という満足感を加えることで、より高い値段で売ることができ、結果的により多くのお金を途上国の農家に届けられるという仕組みだ。

 ほかにも、男尊女卑の社会で、ほとんど使われることのなかった女性の労働力を活かした工芸品の販売など、ビジネスで広く使われる「資源の有効活用」、「新しい価値の創出」、「生産者を束ねる」、「マーケットへのアクセスを与える」など基本的な手法を社会問題、とくに貧困の解決に用いるケースが急増している。

 詳しくは、アショカSFSのレポートにある、10のDesign Principlesを参照して欲しい。
http://sfs.ashoka.org/sites/sfs.ashoka.org/files/Ashoka%20SFS%20Investing%20in%20Innovation.pdf


③慈善=ゼロ・サムゲーム
 では、そもそも、どうしてわざわざこうした工夫が社会問題の解決に必要なのだろうか?

 一言で言うならば、これまでのNPOなどを通した「慈善活動」はゼロサムゲームだからだ。例えば、アメリカで年間にチャリティーに充てられる資金は、GDPの2%と言われる。

 これは日本を始めとする各国と比べても突出している一方で、それでさえ貧困や、教育、健康保険制度等、あまたあるアメリカの問題を全て解決出来るわけではないし、ましてやアフリカの貧困撲滅など到底まかなうことができない。

 つまり、どんなに意義のある活動をする人々が増えても、どんなに善意が広まっても、彼らが使うことのできるお金は「慈善」の枠にとらわれてしまう。

 機会費用の考え方をすれば、アメリカの中学生に1人に放課後先生をつけて高校に進学出来るようにするためには、アフリカの子ども100人分のワクチンを断念しなければいけない。というような、なんとも残酷な決断を迫られることになる。

 でも、もしこれが、アフリカでのワクチンを格安で現地生産する技術を作り、利益こそないものの工場の建設費だけで子どもを病疫から守れるとしたらどうだろう?

 社会起業家の使命は、これまでは寄付でしかできなかったことを、できるだけ最小限のお金で、最大の社会的インパクトを生み出せるように工夫(ハック)することだ。

 そうすれば、アメリカの子どもは高等教育に進むことができ、アフリカの子どもたちも生命を脅かす危機から救われる。寄付依存を減らすことで、より多くの人が幸せになる可能性を、マーケットアプローチは秘めている。

 限られた資金を、NPO同士が奪い合うよりも、今あるもので最大の結果を出すために、ビジネスの利益最大化やコスト削減、マーケット創出の経験値が活かされるのだ。


まとめ!:社会問題はブルーオーシャン
 ビジネスではしばしば、市場というパイをいかにして広げるかが議論に上がる。売り上げをのばし、利益をのばすには、市場シェアの拡大か市場自体の成長が必須だからだ。

でも、社会問題は違う。

 「社会」問題というだけあって、基本的にこうした問題は普通の大企業が1、2社あったくらいでは太刀打ち出来ない規模の場合がある。

 もし、この問題を解決しながら、安定して事業を運営出来るだけのビジネスプランを作れたら、どうだろう?成功事例には、きっと同じような野心を抱く新規参入者が群がるだろう。

 本来、こうした状況はビジネスにとっては最悪だ。

 せっかく苦労して作り上げたビジネスモデルに、ただ乗りして参入する模倣犯が続出しては、事業開発にかけたコストさえ払えないかもしれない。

 でも、社会問題の解決は、事業者の利益最大化ではなく、受益者である社会の利益最大化にある。もし新規参入が相次いで「マーケットが飽和」すれば、社会問題の解決はあっという間に叶うはずだ。

 多くのプレーヤーが参入すればするほど、多様で幅広いサービス/製品が提供されて、より多くの困っている人が救われる。

つまり、

<勇気ある社会事業家がモデルを試行錯誤し、モデルの原型を作る>

→<後発の社会起業家による模倣が始まる>

→<既存の営利企業が本格参入する>

→<社会の課題が解決される>

のようにして、一度「上手くいく!」ということが証明された手法はまねされることで、社会全体に広がっていく。

 先ほど紹介したソーシャルファイナンスも、もともとはアキュメンファンドというパイオニアの事例があって爆発的な広まりを見せている。

 こうした流れが確立されつつある中でも、社会に問題は尽きない。つまり、きちんとした手法さえ確立出来れば、社会問題の解決はアントレプレナーにとってのブルーオーシャンに他ならないのである。


熊平智伸(ブラウン大学)


(参考記事)
フロンティア・フォーラム欄 2012年1月元旦付No27:「なぜ慶應をやめて米国ブラウン大なのか?」 熊平智伸さん(米国・ブラウン大学2年) http://japangap.jp/essay/2012/01/2.html

ブログ「Zeitgeist ライバルは福澤諭吉」:http://tombear1991.hatenadiary.com/entry/2014/06/26/140656
Twitter(再開):@TomBear1991

海外ギャップイヤー事情 米国編:「起業家予備軍はギャップイヤーを取得すべし!」の巻
             

 
 米国に、wework というクリエーター集団のサイトがある。そこで、「芽を吹きだす起業家たち:将来の成功へとつながるギャップイヤー」という刺激的なタイトルの記事を見つけた。記事を書いたのは、ミーガン・リッターという女性。メディア・マーケティングの経験をバックグラウンドに持つオンラインジャーナリストだ。彼女自身も起業家として、ギャップイヤーを取る利点を感じ取っている。彼女のドメインは、スタートアップの成功の道からグローバリゼーションのプロセスまでと幅広い。

 そのリッター氏は言う。「起業家を起業家たらしめるものとは何か。それはうぬぼれでも、外面の良さでもなく、自分自身の道を信じ、それに向かって大胆かつ勇敢に進んでいく者たち。物質的な豊かさよりも、気力とモチベーションを彼らは持っている。」

 起業家は人に影響を与え、素晴らしい新たなアイデアを創造し、自立した人生を送る。本人よりもはるかに大きなものを創りだし、それを世界へと分け与える−それこそ、人生に求めているものという考え方だ。中国の老子は言う。「難しいことがまだ簡単なうちから始め、偉大なことがまだ小さいうちから始めなさい。千里の道も一歩から」


・最初の一歩をどう踏み出すか
 起業という新たな人生に飛び込む準備ができているか。その前にちょっとだけ内省するのも悪くはないはずだ。そこで、ギャップイヤーを取得し、1年かけて世界を巡り歩き、自分自身の考え方を解放する時間を持つことは、起業家予備軍たちに必要不可欠と彼女は力説する。

 ギャップイヤーは多くの場合、高校から大学のトランジション期に取得される。この期間は自分に対して「何」がしたいのか問うだけでなく、「何故」それをやりたいのかも問う時間となるはずだ。ちょっとした内省程度では、クリエイティブで独立したマインドを持つ個人は傷つかない。だから起業家予備軍には、自分の目標をより深く理解するために役立つというのがリッター氏の主張だ。


・起業の目標を探る
 自分のやりたいことをはっきりと理解しているか、徹底的に起業のコンセプトを存分に調べつくす。世界にとって役立つ何かを創り上げたいのであれば、まずは外に飛び出して、ターゲットとなる市場の中で生活することによって、何を必要としているのか知ろうとすることが大切だ。ただ何か意味のあることをしたいと観念的に言っているだけではダメで、夢を現実にするには外界に飛び出し、しっかりと現場の調査をする必要がある。

 こういった意味で、ギャップイヤーは、もってこいの時間となる。例えば、もし目標が自分のビジネスを興すことであれば、ギャップイヤーは若い起業家予備軍にとって、ビジネスプランを考え始めるのに最適な時間となる。しかし、ギャップイヤー取得の本質は、即座にビジネスを始めること自体にはない。それよりも、ギャップイヤーで過ごす時間は、起業家思考を養い、自分の立ち位置をしっかりと定めることに使われるべきだろう。


・真に独立した人間になるために、自信は大事
 多くの若者は、「ギャップイヤーとは自給自足できる個人(a self-sufficient individual)になること」とは残念ながら考えてはいない。ギャップイヤーは、旺盛な独立心を伴う主体性を培えるので、起業家にとっては有益だ。時には、自分を本当に信じるのは結局自分だけになる可能性もあるので、自分が何者なのか、そして何のためにそれをやっているのかに自信を持つことは非常に重要だ。

 またギャップイヤーを有効に使うことで、独立独行で自身の未来を創り上げる機会を得ることができる。高卒の学生たちがこの時間にちょっとした収入を上げ、自由に消費する一方で、起業家予備軍たちのギャップイヤーは内面的な自信を生み出し、目標を達成するための準備を行うことができる。


・この時間を有効に
 ギャップイヤーをただ遊ぶための時間だとは考えるのはもったいない。この時間は人生で最も重要な時間となる可能性がある。もちろん、それを有意義なものにできるかどうかは、本人次第だ。有意義な時間を過ごす中で、きっと人生で最も価値あることの一つを学ぶことができるだろう。それを人生に意味を持たせられるのは、本人以外にはない。

 リッター氏はこう結ぶ。
 自分の人生を素晴らしくするための目標を他の人に求めてはならない。自分の運命を自分で象るよう、運命付けられている。自身の努力によって、人生の旅路を実りある、豊かなものにしていくべきだ。

 リッター氏は、起業を志す若者に、1年のギャップイヤーを勧めているが、逆にギャップイヤーを取得した若者は起業をする可能性が高いとは言えまいか。そんなことを読んで考えた。

文・塩飽 泰啓(国際基督教大学大学院院生)


(関連記事)
2013年1月9日付 なんと、大学院が「ギャップイヤー・プログラム」を創った?!~ "起業家精神と経営管理の"ギャップイヤー修了書"が授与される南ア・有力大学院1年専修コースが出現-JGAP代表ブログ
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※「海外ギャップイヤー事情」100超記事の一覧リスト(右ナビ)→http://japangap.jp/info/cat44/

8/20(水)19時~ かものはしプロジェクトが「12周年記念イベント」

 7月に設立から12周年を迎えた認定NPO法人 かものはしプロジェクト。日頃の感謝の気持ちを込めて8/20(水)に「12周年記念イベント」を開催する。当日は楽しめる内容が盛り沢山とのこと。より深くかものはしの軌跡や設立の想いを知れる機会となるだろう。


会場:株式会社フォトクリエイト(新宿)
参加費:1000円
講師:村田早耶香氏、山元圭太氏
※21:00~21:30で任意参加の交流会あり
申し込みは→https://www.kamonohashi-project.net/support/know/eventform/?event=2014%E5%B9%B48%E6%9C%8820%E6%97%A512%E5%91%A8%E5%B9%B4%E7%89%B9%E5%88%A5%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88

(関連記事)
2012年11月21日付  『私のGAP YEAR時代』  第13回 アジアで子どもが買われる現状を看過できないとNPO「かものはしプロジェクト」を立ち上げた 村田早耶香(むらた・さやか)さん
http://japangap.jp/gapyear/2012/11/2001ngo200210.html

JGAP寄稿者短信:「アショカフェロー枋迫 篤昌(とちさこ・あつまさ)さんにお会いできました! 」(熊平智伸、米国・ブラウン大学)熊平さん.jpg

 先日、日本人として初にして唯一アショカ・グローバル・フェローに選出された枋迫篤昌さん(2003年6月にマイクロファイナンス・インターナショナル・コーポレーション 略称:MFIC設立)にお話を伺う機会を頂いた。

 アメリカのような先進国にいる出稼ぎ労働者から、途上国にいる家族への仕送りを高額な手数料のかかる銀行や闇業者抜きでできるようにする革新的なシステムは、実に7〜9兆円にのぼる規模の全く新しい金融サービスを提供している。

 枋迫さんは、50代までを銀行マンとして第一線で活躍しながら、かねてからの志であった貧しい人のための金融を実現するために着々と準備を進め、退職後は既に取得していたビザを使ってそのままアメリカで新事業を立ち上げた。

 当日は、出張などで激務が続く中、現場の支店を案内して頂き、そのうえ夕食までごちそうになりながらB5のメモ帳20ページ分のアドバイスを頂いた。

 アショカフェローの中でも際立った成功を納めつつある、尊敬と畏怖とあこがれの対象である、枋迫さんとお会い出来ただけでも十分すぎる収穫だったところを、かなり細かい部分までお話を伺うことができ、ワシントン生活最高のハイライトなのは間違いない。詳しい内容についてはまた機会があるときにじっくり考えて書きたい。

とちさこさん.jpg

支店の様子。各店舗ごとに地域の住民にあわせた細かなカスタマイズがなされていて、隅々までサービスと清潔感が行き届いた「現場」はまさにおもてなしのお手本。

もっと枋迫さんについて知りたいという方は、簡単な参考文献を挙げておきます!

①日経ビジネス(2006年)

②JBプレス(2009年)

③アショカのプロファイル


(参考記事)
フロンティア・フォーラム欄 2012年1月元旦付No27:「なぜ慶應をやめて米国ブラウン大なのか?」 熊平智伸さん(米国・ブラウン大学2年) http://japangap.jp/essay/2012/01/2.html

ブログ「Zeitgeist ライバルは福澤諭吉」:http://tombear1991.hatenadiary.com/entry/2014/06/26/140656
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JGAP寄稿者短信:「将来から逆算をして今を生きることは、もうやめにしました。」藪内さん顔.jpg


 将来から逆算をして今を生きることは、もうやめにしました。

大学時代や、卒業をしてからも私はよく「将来から逆算をして今を生きることが大事だ」と教えられてきました。

「教える」という言葉を使うと語弊があるかもしれませんが、周りの友達や先輩、職場では上司や他の職場の「デキる」人たちが、揃ってこのことを口にしていました。

何も、そのことを全面的に否定をするわけではありません。ただ、自分が今まで生きてきた中で、その考え方は自分には合わないと思ってきていましたし、最近は尚更、様々な変化を経験し、一層「将来を決めることへの恐れ」を感じるようになってきました。なので、もう皆さんと同じように「将来から逆算をして」生きることは、やめにしようと決めました。


●人生は良くも悪くも、自分の思い通りには進まない
前回の記事でも触れましたが、やはり人生は思い通りに進まないことが多いです。個人の感覚の差があるため、一概にどうだということは言えませんが、私はこの数年間で考えていた、人生は自分の思い通りに進む、もっと言えば世界は自分を中心にして回っている、という考えがいかに浅はかで傲慢であるか、ということを身をもって教えられました。
その一番の理由は、就職から5ヶ月で心身を壊して退職してしまったことでしょう。その時までは、自分がまさか鬱のような状態になって職場に行けなくなるとは思っていませんでした。しかし、この経験から「人生は何が起こってもおかしくはないな」と思うようになりました。昨日まで健康だったのに、今日になって急に身体がおかしくなることだって、ゼロではない訳です。事実、昨日まで大きな自己に巻き込まれずに生きてこれても、今日も同じように生きられる保証はないわけですから。(職場を5ヶ月で辞めた時のブログ記事はこちら→http://tatsuyayabuuchi.blogspot.jp/2012/12/5_31.html

この経験で、私は「人生は自分の思い通りには進まない」と身をもって知りました。ですので、今は以前よりもいくばくか「思い通りに進まないや」ということを受け入れられるようになってきたとは思っています。


 ですので、こんな経験をしてしまった後で「将来から逆算して...」なんてことを言われると、なんだかバカみたいになってくるのです。もちろん、仕事や直近の取り組みに対して期限を設けないことは進められることではありません。ただ、私の場合「3ヶ月以上先のことは分からない」という考え方をもともと持っていて、それ以上先のことは考えたことがありませんでしたし、仮に将来的にしたいことを決めたとしても、「○年先に▽▽に移住して生活をしよう!だから今のうちに□だけお金を貯めて、移住先の言葉を勉強して、役に立ちそうな人脈を作って...」ということは絶対にしません。

 裏を返すと「○歳の時に海外に渡って生活をしたい」という願望はありますが、一年遅くなっても良いですし、一年早まっても良い。極論すると、その時の目標が変わって渡航しなくなっても、渡航先が変わってしまっても、自分を受け入れられるようになったと思います。それぐらいにこだわりがなくなってしまったとも言えます。


●偶然の要素を楽しむ
 将来を決めてしまうことの弊害は、「偶然の要素を楽しめなくなる」ということにあります。

  私は今まで、仕事でもプライベートでも、自分自身で決めたこと以上に人からの情報や相談を受けて興味を持ったり、取組んだりしたことが多くありました。詳細は過去の記事(「人生は、思った以上に可能性に溢れている」)をご覧頂きたいのですが、自分では考えもしなかった、思いも付かなかったような仕事に関わらせて頂いたり、知る由もなかった場所に行ったり人と会ったり、ということが多々ありました。

 特に一年半前、自分の独立当初の方向性や目標と比べても、今の自分がいる場所はおそらく大きくずれているはずです。しかし、果たして当初の航路と違った自分を顧みて「目標通りにいかなかった。夢を叶えられなかった」と思うことは絶対にありません。この時間の中で、新しい気づきもあり、自分が知らなかった自分を知ることができたのですから。そしてこのことすら、将来への伏線になっているような気がするのでワクワクが止まりません。

 もしこれを、「あれもできなかった、これもできなかった。今の場所は全然違う」と自分を責めてしまっては、足元に落ちている素敵なものにさえ気づかずに一生を終えてしまいそうで私は怖いです。私もいつかは、身を固める時期が来ます。ですが、果たしてどうやって身を固めるのか?今の自分が向いている方向とは別の方向で身を固めることになっていそうで、それすらも「自分は果たしてどうなっているんだろう」という興味の対象なんですね。だから、自分の決めた将来が必ずある、と思い込む訳ではなく、今やっていることや出会っている人、知ったことが新しい伏線をもたらして自然と将来は作られるんだろうな、と思っています。


 もっともっと、生きる上で偶然の要素を楽しみましょう。
だって、もしかすると通過地点が違うだけで到着地点は最初と同じなのかもしれませんし、逆に、通過地点は同じなのに、到着地点が全然違うかもしれないのですから。


藪内達也(英日翻訳家)

(関連記事)
JGAP寄稿者短信:「これが僕の、LCC利用ポリシーです」 (藪内達也さん、英日翻訳家) http://japangap.jp/info/2014/06/jgap-145.html

プロフィール:
藪内達也/英日翻訳家(観光翻訳)/翻訳×デザイン×Webのフリーランスネットワークを構築して、仕事製作中/現在は奈良を拠点に複数の仕事作り/「自分の人生の舵は自分で取る!」がモットー
詳しくはブログで(自分の考え方や哲学等について書き連ねています)

No17:「海外での出会いと発見が、僕を変えた」藪内達也さん(当時、神戸大学国際文化学部4年) -エッセイ集 フロンティア・フォーラム欄寄稿(2011年12月9日) http://japangap.jp/essay/2011/12/4.html

ブログ:Live my OWN life
http://tatsuyayabuuchi.blogspot.jp/

JGAP寄稿者短信:「企業の採用担当者で、研究協力をしていただける方を探しています~45分のインタビュー希望!」リンさん.JPG

 ニュージーランド生まれ、オーストラリア育ち、一昨年からイギリスのリーズ大学博士課程で社会学を専攻しているオードリッジ・リンリと申します。現在博士論文の研究のために日本に来ております(法政大学社会学部 外国人客員研究員)。研究のテーマはイギリスと日本におけるギャップイヤーやワーキング・ホリデーです。

 今の時点で、ワーキング・ホリデー経験者(計 14 名)の綿密なインタビュー調査を通じて、ワーキング・ホリデーに行く理由や目的、そしてワーキング・ホリデーが経験者のその後の人生に及ぼす影響などについて、検討してきました。
この研究の一環として、企業の採用ご担当者様を対象にしたインタビュー調査も実施しており、ご協力いただける企業のご担当者様を募集しております。

 このインタビュー調査を通じて、日本の就職や雇用システムをより深く理解し、そして、日本の企業の採用担当者は海外ギャップイヤーやワーキング・ホリデーなどをする大学生と大学卒業生に対するご意見、ご経験などについてお伺いしたいと考えております。企業の業種や大きさ、採用担当者ご自分自身のギャップイヤーやワーキング・ホリデー経験者との経験の有無などは構いません。

 研究の成果が最近イギリスや日本で行われているギャップイヤーに対する議論に貢献できること、そしてこれからギャップイヤーやワーキング・ホリデーをしようとする人、企業の採用担当者などのために役立つことを願っております。

企業の採用担当者募集中!
•対象:企業の採用ご担当者様(業種、規模の大小問わず)

•方法:電話やスカイプ、直接面接などで約45分程度のインタビューを実施

•調査項目
① 採用過程、採用における評価手法・基準(差し支えない範囲で結構です)
② 学生・大学卒業生へのアドバイス(就職・転職について)
③ 海外ギャップイヤーやワーキング・ホリデーなどをする大学生と大学卒業生に対するご意見、ご経験など(ギャップイヤーをする人との経験がまったくなくても構いません)
•ご参照:https://www.facebook.com/workingholidayresearchjapan

ご質問またはご協力いただける方は、 l.j.aldridge@leeds.ac.uk までLynley Aldridge にご連絡ください。

(関連記事)
2014年5月5日付エッセイ集 フロンティア・フォーラム  No.167:「 なぜオーストラリア人の私が、日本でギャップイヤーを調査しているのか!?~ワーホリ経験ある協力者募集! 」(オードリッジ・リンリさん、 英国リーズ大学博士課程)http://japangap.jp/essay/2014/05/post-76.html

JGAP寄稿者短信:「緊急開催:8/9・8/10 写真展示のお知らせ(越谷レイクタウン)」(nagi yoshida)nagi yoshida.jpg


 直前のお知らせとなってしまいましたが、明日8月9、10日に越谷レイクタウンmoriで行われる"AFRICA CARIBBEAN FES"にてyoshidaの写真(5枚予定)とポストカード(2種類)が展示/販売されます。もし、お近くの方はショッピングがてら立ち寄ってみてやって下さいませ。

nagi yoshida


日時:2014年8月9日(土)~10日(日) 10:00〜19:00
会場:越谷レイクタウンmori 噴水広場 ガーデンウォーク1F カルディ前通路
詳細:http://www.aeon-laketown.jp/mori/event/event.html 


(関連記事)
JGAP寄稿者短信:「yoshida~エチオピアのSuri族と共に!」(nagi yoshidaさん、フォトグラファー)http://japangap.jp/info/2014/05/yoshidanagi-yoshida-2.html

JGAP寄稿者短信:「yoshida~アフリカにいると、生きてるって感じる!」(nagi yoshidaさん、フォトグラファー) http://japangap.jp/info/2014/04/yoshidanagi-yoshida-1.html

JGAP寄稿者短信:「yoshida~現在タンザニアで元気です!」(nagi yoshidaさん、フォトグラファー) http://japangap.jp/info/2014/04/-tatonga-5-1.html

JGAP寄稿者短信:「yoshida~現在タンザニア、これからエチオピアへ!」(nagi yoshidaさん、フォトグラファー) http://japangap.jp/info/2014/04/yoshidanagi-yoshida.html


エッセイ「フロンティア・フォーラム」寄稿No.152:「私がアフリカで裸になった理由」(nagi yoshida フォトグラファー)- http://japangap.jp/essay/2014/01/-nagi-yoshida.html

「ブルネイ・ダルサラーム大学紹介(Universiti Brunei Darussalam)」 大竹 啓司(東京農大、マレーシア留学から帰国)

ブルネイのトップ大学"ブルネイ・ダルサラーム大学
ブルネイ1.jpg

そうはいっても、ブルネイには3つしか大学がないのですが笑

※ブルネイについて↓
http://keijiotake.com/?p=851


ブルネイで唯一の総合大学で、総長はなんと国王のハサナル・ボルキア

大学ランキングはアジアでTOP50に入ると言われています。(※詳細1)

教育費も無料な"リッチの国"ブルネイでは、授業料が無料なだけでなく、ブルネイ人学生に対して毎月350ブルネイドル(約28500円)が支給されます。

※全員ではなく、成績上位約95%のブルネイ人学生に支給されるようです。


留学生に対しても優しく、授業料は年間30万円程度

ブルネイ政府からの奨学金を受ければ、以下の待遇を受けられます。
•授業料免除
•往復航空券
•国立病院における医療費免除(歯科治療含む)
•奨学金:500ブルネイ・ドル/月
•教材費:600ブルネイ・ドル/年
•食費:150ブルネイ・ドル/月
•・ 荷物運搬費(帰国時):500ブルネイ・ドル

※1ブルネイドル=81.9円(2014年7月5日)

ブルネイ政府奨学金について
http://www.jasso.go.jp/study_a/scholarships_brunei.html


寮はこのキレイなコンドミニアム(ユニットシェア)

1部屋 月々150ブルネイドル(約12000円)
2ブルネイ.jpg

エアコンなしの古い寮もあり、そちらは月45ブルネイドル(約3700円)だとか
ブルネイ3.jpg

寮にはKFCや自動販売機もあり、便利です。

図書館は最近新しくなったようです⇒
ブルネイ図書館5.jpg

周辺に(この国自体に)娯楽施設は少ないですが、勉強する環境は整っているなと感じました。

日本人はほとんどいない、つまり、奨学金の倍率も低い?と思われるので、興味のある方は出願してみてみても面白いかもしれません。

ブルネイ6.jpg
ブルネイ大学HP
http://www.ubd.edu.bn/

※1「UBD gets ranking in Asian region」
http://www.bt.com.bn/frontpage-news-national/2014/05/14/ubd-gets-ranking-asian-region

※2授業料
http://www.ubd.edu.bn/study-ubd/fees/undergraduate-programmes/


ブルネイ7.jpg

ブルネイ8.jpg
(関連記事)
JGAP寄稿者短信:「世界最大級のハラル見本市(MIHAS)に参加してみた~日本企業の少なさに失望 前編」(大竹 啓司さん、東京農大 マレーシア留学中)→ http://japangap.jp/info/2014/04/jgap-upm-1.html

エッセイ集 フロンティア・フォーラム2013年7月15日付 No.130: 「世界一周経験のない僕が、世界一周イベントを開催する理由」(大竹啓司さん、東京農大3年) http://japangap.jp/essay/2013/07/post-53.html

【JGAP寄稿者短信 "拡大版"】 「世界一周トークイベント2013」(7/16 開催)での多様なギャップイヤー・レポート」 (大竹啓司さん、東京農大)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム
http://japangap.jp/essay/2013/07/-719-1-unigap.html

ブログ:マレーシア留学blog:http://keijiotake.com/?p=592

日テレ NEWS24のアーカイブス「英国・ギャップイヤーの現状(6分映像)」を観よう!


 日本でも、東京大学が導入を決め、実施した「ギャップイヤー」。

 親元や教員から離れ、非日常下での本格的な社会体験(ボランティア・課外留学、旅等)・就業体験(インターンシップやワーホリ等)を指す。帰還後、"おとな"になって、その後の修学力や就業力の向上が見込まれることが知られ、「高等教育の人材育成」の観点からも注目されている。昨年10月から文科省の有識者会議でも、大学にギャップイヤー制度導入を推奨することが謳われている。
参考:2014年6月2日付 文科省が『学事暦の多様化とギャップイヤーを活用した学外学修プログラムの推進に向けて 意見のまとめ』を発表:http://japangap.jp/info/2014/06/post-132.html )

 一昨年の9月のテレビのニュース特集だが、「日テレ NEWS24」で英国の高校や大学を取材した「ギャップイヤーの現状」(約6分)は、ギャップイヤーのコンセプトを理解する上で貴重な資料だ。

 名門女子高校の3年生のクラスを訪ねると、「20人中12人」が高卒後、大学入学前に1年間、あるいは2年間のギャップイヤーを取得する。

 ギャップイヤーをもっと知りたい方、あるいは親に理解してもらいたい学生などにも最適な映像だ。

(日テレ24のギャップイヤー特集:約6分)
http://www.news24.jp/articles/2012/09/06/10213310.html#

JGAP寄稿者短信:「夏目漱石からの手紙 」(熊平智伸、米国・ブラウン大学)熊平さん.jpg

 「勉強をしますか。何か書きますか。君方は新時代の作家になる積でせう。僕も其積であなた方の將來を見てゐます。どうぞ偉くなつて下さい。然し無暗にあせつては不可ません。たゞ牛のやうに圖々しく進んで行くのが大事です。」

 若き日の久米正雄と芥川龍之介に夏目漱石が宛てたこの書簡は、近代日本文学の巨頭たちの交際を浮かび上がらせる貴重な史料とされている。

未完の大作となった「明暗」の執筆中に、晩年の夏目漱石が後進へ与えた教訓は「牛のように」辛抱強く道を拓くことだった。


「無暗にあせつては不可ません」とは一体どういうことなのだろうか?


焦りは僕の原動力であり限界である。

 慶應を飛び出してブラウンへ編入したのも焦り、日本でのインターンではなくアショカに飛び込んだのも焦り、そして今考えている夏の予定も目指す進路も、焦りに満ちている。

このままではダメだ、という根拠のない焦りが怠け者の自分を行動へと突き動かす。

大学生としては、それくらいがいいのかもしれない。より多くを体験し、より広く世界を見る。フットワークを軽く、努力を惜しまず。

焦りは、好奇心を行動へとつなげてくれる。それで良い仲間もたくさんできた。


けれど、大学生活を終えようとする今、この思考の限界を急に意識するようになった。

なぜなら、仕事は好奇心や好き嫌いだけではできなくて、些細で面倒くさい毎日の作業で満ちているからだ。

焦りの限界は、焦りに突き動かされた衝動的な行動では、目前の作業をひとつひとつの確実にまとめていくことはできないところにある。

 外からは世界を日々変えているように見えるアショカの仕事も、ふたをあければ優れた社会起業家を見つけるためにアンテナを張って何百通もメールを打つ作業だったり、彼らの業績を一つ一つレポートにしていく作業だったり、地味で退屈な作業の上に成り立っている。

もちろん、毎日新たな発見や進展はあるのだ。

でも、この作業のどれ一つをとっても、決して斬新だったり、イノベーティブだったりすることはない。

小さな工程を積み重ねた先に、アショカは世界70カ国に3000人の「社会起業家」の輪を築き上げた。

 個人のレベルでも同じことが言える。

若手研究者が深夜まで文献と格闘する、新米料理人が野菜をミリ単位で切る練習をする、新入社員が連日睡眠を削って働く。

下積みは、自ら決めた分野でひとつひとつの作業をマスターしていく練習期間なのではないか。

当たり前のことを当たり前に出来るようになることが、プロフェッショナルの第一歩だということを人は忘れがちだ。

この前提があって初めて、好奇心に従って人間として職業人として幅を広げる意味がある。裏を返せば、いくらプロになると口先で言ったところで、実力が伴わずに意識だけ高い人には、何も生み出せない。

僕は今、この境界線に立っている。

 焦りという自らの心の弱さ、衝動的な部分を理性によってコントロールできなければ、ただ口先だけの空しい人生を送ることになる。

自分の才能を信じるのなら、まずは目の前のことに全力で向き合い、ひとつひとつ完成させていかなければならない。漱石が同じ書簡で小説の執筆を「機械的」と呼んでいるように。

漠然と焦り悩む先には何もなく、考え試行錯誤する先にはより良い明日がある。

悔いのない仕事をいくつ積み上げられるか。それがこれからの勝負だ。


フロンティア・フォーラム欄 2012年1月元旦付No27:「なぜ慶應をやめて米国ブラウン大なのか?」 熊平智伸さん(米国・ブラウン大学2年) http://japangap.jp/essay/2012/01/2.html

ブログ「Zeitgeist ライバルは福澤諭吉」:http://tombear1991.hatenadiary.com/entry/2014/06/26/140656
Twitter(再開):@TomBear1991

JGAP寄稿者短信:「人にアドバイスを仰ぐ時に気をつけている3つのこと 」川2.jpg

 私はあまり、人に相談をしない人間なのですが、最近は人に仕事の相談や悩み事の吐露をすることが増えてきて、また逆に、いろんな相談を受けることも多くなってきました。数年前も、相談をする時は相談をしていましたが、今思うと、絶対にあの時は「相談の仕方」が下手でした。今は少しずつ改善しているとは思っていますが、それ以上に、相談を受ける時に「どう答えればその人の欲しているアドバイスに近づけるのかが分からない」ということは多々思うので、今回は自分が人に相談をするとき、アドバイスを仰ぐ時に気をつけていることをまとめてみました。


1.相談することはできるだけ具体的に(与える情報を多くする)
 仕事の相談をする時は、その多くはトラブルに関することです。元々の条件と違っていたり、(あってはならないことですが)支払いがされなかったりと、考えてもいなかった所からジャブが飛んで来ることが多々あります。
そんな時は、必ず第三者のアドバイスを仰ぐようにしていますが、その時には必ず、できるだけ多くの情報を伝えるようにしています。
・もともとの内容
・どんな経緯で至ったか
・こちらの主張と相手の主張をまとめる

「もともとこういう条件でしたが、相手からこんな返信が来ました。他のこういう内容も含めて、この部分はおかしいと思うのですが、どうでしょうか。」という風に伝えると、相手に取っても状況が整理されて、より核心に近いアドバイスを頂けるはずです。


2.自分の考えを伝える
  1を伝えた上で、「私は、●と▽と合わせて、こういう風に考えます。また、具体的にこういう対策を考えています。これについてはどうでしょうか」という風に、自分の考えも伝えます。こうすることで、私の考え方が間違っている場合どこがまずいのか、改善できる点はないかを指摘してもらえる可能性が高くなるからです。その上で、相談相手から頂いたアドバイスと比較すると、どこが違うのか、今後自分の血肉にできることがあるかを知ることもできます。


3.相談相手を選ぶ
  これは過去に何度か失敗があるのですが、「相談相手を間違えてしまった」ということがあります。相談相手から欲しいアドバイスは、時には自分の背中を押して欲しいこともあるわけです。そういう時には、できるだけ自分と進んでいる道が似ている人、生きている世界が似ている人を選ぶようにしています。

過去にあったのは、自分が欲していた内容とは全く検討ハズレの、非建設的な(何も生み出さない、ただの説教のような)回答を受けたということで、もちろんこの人とは縁を切りましたが、「誰に相談するか」ということは、思っている以上に大きな要因です。


★★★
結局大事なのは、「自分の頭で考える」こと

 私は「ちきりん」さんのファンで、これまでに何度か著書を読んでいるのですが、ちきりんさんが常々おっしゃっているのが「自分の頭で考えよう!」ということです。

 ちきりんさんのブログの過去記事に「アドバイスを消費する人たち」というのがありますが、これを読んでいると正に、「自分で考えることができない(しない?)」人が多いんだなあ、と思いました。

人から相談を受けるとき(仕事の見積もりや悩み事でも)、あまりに漠然とした質問を受ける時があるのですが、それは受ける側に立つと、回答がとても難しいんですね。もちろん、「自分の頭で考える」ということも一種のトレーニングですので、一朝一夕で身に付くことではないのですが、相談を受ける側としては、「相談に対するアドバイス」以上に「考え方に対するアドバイス」を伝えた方が本人のためになるのではないか?と思う時はあります(「魚を与える」のではなくて「魚のつり方を教える」という、有名な比喩ですね)。

  私も、自分が相談をする時は以上のようなことがあってから、「自分なりに考えたプロセス」と「自分なりの答え」をある程度準備するようにしました。この癖をつけていると、だんだんと自分一人でも考えて判断ができてくるようになると思います。

藪内達也(英日翻訳家)

(関連記事)
JGAP寄稿者短信:「これが僕の、LCC利用ポリシーです」 (藪内達也さん、英日翻訳家) http://japangap.jp/info/2014/06/jgap-145.html

プロフィール:
藪内達也/英日翻訳家(観光翻訳)/翻訳×デザイン×Webのフリーランスネットワークを構築して、仕事製作中/現在は奈良を拠点に複数の仕事作り/「自分の人生の舵は自分で取る!」がモットー
詳しくはブログで(自分の考え方や哲学等について書き連ねています)

No17:「海外での出会いと発見が、僕を変えた」藪内達也さん(当時、神戸大学国際文化学部4年) -エッセイ集 フロンティア・フォーラム欄寄稿(2011年12月9日) http://japangap.jp/essay/2011/12/4.html

ブログ:Live my OWN life
http://tatsuyayabuuchi.blogspot.jp/

JGAP寄稿者短信:「大学院1年目を振り返って --- 米国大学院で学んだ個人戦と団体戦」(加藤遥平さん、米国大学院UC Davis在学中) 真夏のDavis.jpg  
     ※写真は、真夏のDavis

当初は、不安の方が大きかったと思います。
交換留学の経験や、周りの大学院生の様子を見て、
大学院の過酷さを知っていたからです。

博士課程に居た友人の口癖は、
「大学院生は情熱的な変人だ」

こう言う友人の顔は、どことなく誇らしげでした。
今では、この言葉や表情の意味が身をもって理解できるようになりました。


当たり前じゃない当たり前なマルチタスク

授業に向けた準備の量は想像以上でしたが、
期待される成果の質にも頭を抱えさせられました。

TA(ティーチングアシスタント)の自由と裁量の大きさ、責任の重さにも苦労しました。
GSR(もしくは、RA:リサーチアシスタント)に要求される知識とスキルは、
幅広いかと思えば、逆に専門的なことも多く、
柔軟に対応しなければなりませんでした。

修士論文のアイディアを練りつつ、
専門分野の教授とネットワークを築き、
3人の指導教員を選ぶのにも苦労しました。
一人一人とアポイントをとり、相性を見極めて行く過程は、まるでお見合いでした。

年間数百万円の授業料と月々の生活費の確保、研究資金の獲得も怠るわけにはいきません。

ファンディングの状況は学生によってまちまちで、
入学前に2年分の奨学金を獲得した人もいれば、
毎学期毎にTAやGSRのポジションを得る学生も。
それらとは別に、研究資金を獲得するためにプロポーザルを書いたりもします。
(プログラムの同期で、TAやGSR、奨学金を争うこともしばしば...)

子育てをしながら、上記全てをこなす強者が居れば、
TA、GSR、インターンを兼ねるワーカホリック、
授業をいくつも受ける勉強の虫も居ます。

理想と現実のギャップ、周囲の友人とのギャップに苛まれながらも、
1年目を乗り切ることができたのは、周りの方々の支えがあったからに他なりません。
特に教授や友人にかけてもらった言葉がなによりの救いになりました。


「知らないことを知らないことを受け入れなさい。」

わからないこと、できないことばかりで悩んでいた時、教授に言われました。

「君は、その苦しみを経験しに来たのだろう?」

「知らないこと、出来ないことが一つもなかったら、ここに居る必要は無い」
そう気付けたことで、劣等感は消え、
理解できない苦しみも受け入れられるようになりました。
興味、好奇心のアンテナも広がり、疑問を抱く機会も増えていきました。
そして、それは価値観を覆されるような経験の連続でした。


「誰とも比較するな」
生まれた場所や育った環境が違えば、価値観もまるで違う。
興味関心やスキルも異なれば、研究のスタイルやペースもそれぞれ。
当然といえば当然ですが、これに気付くまでは、
無意識に周りから「正解」や「ものさし」を探していました。

「誰とも比較するな!」と言った友人は、
「夜7時以降は、家庭を大切にする」と宣言し、2年間を乗り切りました。
他にも「毎月1週間は実家に帰省する」と約束し、守り続ける友人も居ました。

大切にしたい価値観を見つめ直すきっかけになり、
改めて自分と向き合う良い機会になりました。


「修士論文は孤独な作業」
授業を選ぶのも、指導教員を決めるのも、
研究計画を立てるのも、自分です。
論文を書くのも、締め切りを管理するのも、
必要な研究資金を捻出するのも、すべて自分。
クラスメイトや指導教員がその過程をサポートすることは出来ますが、
誰も代わりにはなれません。
とても孤独な作業なのです。

それでも、
「私たちはみんな、君の『孤独』を知っている」
と気遣ってくれる教授や、同じように孤独と向き合う学生が周りには居ます。
一人一人の葛藤は個人戦ですが、同じ目標に向かって進む人々の存在には、
団体戦にも似た心強さを感じます。


2年目こそが正念場
2年目には、修論の口頭試問があり、
中間発表、ポスター発表、そして提出、と大きなイベントが続きます。
副専攻を追加する関係で、履修する授業も減りそうにありません。
それでも不思議と不安を感じないのは、
個人戦であり、団体戦でもある大学院での戦い方が、わかってきたからです。

この夏は迷った末、Davisに残ることにしました。
GSRとして働きつつ、修論の準備を進めます。
新年度を良い形でスタートできるよう、密度の濃い3ヶ月間にします。

 
2012年7月8日付 フロンティア・フォーラム寄稿 No.75:「米国留学、国際NGOインターンを経て、バングラデシュ~国境なきコミュニティデザイナーを目指している私」 加藤遥平さん(当時、筑波大学5年) 
http://japangap.jp/essay/2012/07/ngo.html

2013年12月16日付 JGAP寄稿者短信:「米国大学院の教壇で学んだこと」(加藤遥平さん、米国大学院UC Davis在学中) http://japangap.jp/info/2013/12/jgap1220-happiness-architect.html


ブログ:The Rad Visionary
http://yoheikato.weebly.com/1/post/2013/12/161.html

JGAP寄稿者短信:「始めました、バンドゥンでシェアハウス!」 釜我 昌武@インドネシア釜我さん4.JPG

1年間に渡るローカルな一軒家での身のあるタフな生活を終え、ようやく引っ越しました!


 大量かつ多種多様な虫の発生(アリ、羽アリ、巨大グモ、ゴキブリ)、10度以上に渡る洪水被害、雨期の連日続く雨のせいで発生した雨漏り、雨漏りなどが原因となった湿気から来るカビの大量発生、などなど非常に多くの面白く貴重な経験をさせて頂いた1年間でした。

 とは言っても、正直なところ、バンドゥンという街が赤道直下の高地に位置していることもあって、まるで夏の軽井沢のように風は涼しく、そして優しく、それが快適なため、特段、大きな問題としては感じませんでした。強いていえば、気温が20℃を切る中での朝晩の水浴び(お湯がない)が大変寒かったことと、早朝3時ぐらいに必ず動き出す近所のバイクの音、午前4時半ごろの至近距離にあるモスクからの大音量のアザーンの音による睡眠への影響があったことぐらいが、ちょっと辛かったことです。

そして、一転して、今回の新居・・・!
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 場所は、バンドゥンの市街部からやや外れた丘の上にあり、大学教授たちが集中的に住むエリアです。バンドゥン市街地に比べても非常に涼しく、家の雰囲気はまるでヴィラ。インドネシアや新興国特有の喧騒感を感じることもなく、大変静かです。夜などはくしゃみの音が周囲に響き渡るぐらいに静かです。家の前の木に、リスがたくさんいたり、サルの群れが通りかかったり、自然にも溢れ、何とも平和でのどかな環境です。

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 しかも今回の新居は、私だけの住まいではありません。日本とインドネシアの環境をより良くするような活動に勤しむ面白い日本人が7人(1人は赤ん坊)でシェアハウスをします。現在、東南アジアの中でも大変勢いのあるインドネシアにある、最もクリエイティブな街と言われるこのバンドゥンで、面白いことに挑戦し続ける気概のある日本人が集まり、日々切磋琢磨していくことで、どんな価値が生まれていくのか自分自身でも大変楽しみです!


 私は、まず、「バンドゥンージャパンフェスティバル2014」(下記記事ご参照)を10月に開催します。既にバンドゥン市政府、バンドゥン市観光局、国際交流基金ジャカルタ日本文化センターから後援を頂いており、日系大手企業のスポンサーも決まり、順調に走り始めております。バンドゥンという街はまだまだ日系企業が少ないのですが、ジャカルタなどにある日系企業の多くはインドネシア随一の学園都市でもあるバンドゥンで学んだ人々が働いています。

 また新しいものを生み出せるクリエイティブな街である上に、親日の度合いが非常に高いことも特徴の街です。インドネシアにおける日本のポップカルチャーの中心地として、主要な雑誌の編集部などもこのバンドゥンにありますし、インドネシアオリジナルの人気アイドルグループなどもこのバンドゥンを拠点にしています。そんなバンドゥンが、より多くの日本人にとって、来やすくそしてビジネスを始めやすい街になるように、本フェスティバルをインドネシアの優秀な若者たちと共に創り上げていこうと考えております。
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 私の話が長くなってしまいましたが、シェアハウスの面々は私以上に面白い人たちばかりですので、もしご興味ありましたら、遊びに来てみてください!お待ちしております!

(関連記事)
7月3日付 JGAP寄稿者短信:「バンドゥン-ジャパンフェスティバル、やります@インドネシア!」(釜我 昌武さん http://japangap.jp/info/2014/07/jgap-147.html

2013年6月【JGAP寄稿者短信 "拡大版"】 「気がつけば、インドネシアで就職!」 釜我 昌武さん(バンドゥン在住) -エッセイ集 フロンティア・フォーラム:
http://japangap.jp/essay/2013/06/post-51.html

釜我 昌武/工学博士/1982年08月より、東京生まれ東京育ち/東工大、千葉大での研究に明け暮れる学生生活の後、2011年09月まで(株)東芝の中央研究所のパワーエレクトロニクス・パワー半導体の研究者/現在はインドネシアに身一つで飛び込んで、電気電子工学や日本語、日本人の考え方を教えながら、インドネシアのリアリティを通じて文化などを勉強/健康こそ最強の武器をモットーに、「楽しく生きる」を実践中!/野ネズミになる!/"かってに海外協力隊" 副隊長/お問い合わせはブログよりどうぞ!:http://masamukamaga.blogspot.com/

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