代表ブログフロンティア・フォーラム

日本をよくする提言から多様性を高める主張、ギャップイヤー文化構築提案まで、
多種才々なイノベーター達のエッセイ集

新着:「私を変えた夏がやってくる!~今年は240名の高校生を迎えるサマースクール!」ないるさん.jpg


広瀬ないる
HLAB 2015 運営委員、東京外国語大学2年

 2011年の夏、当時現役Harvard大学生であった日本人の小林亮介が、日本・アメリカ両国の学友たちと始めたHLABサマースクール。開催5年目を迎える今年HLABは一般社団法人化し、日本全国4地域、東京・長野県小布施町・徳島県・東北で総勢240名の高校生を迎える。

 私がHLABサマースクールに参加したのは2012年、高校2年生の夏のこと。
日本で生まれ育ち初めて1年間アメリカに留学し、帰国直後だった当時の私はこう考えていた。
「アメリカのリベラルアーツ教育こそ素晴らしい。日本の大学はつまらない受け身の授業しかやらないし、日本の学生は勉強もしない。」

「3.11を "悲しい出来事" で終わらせたくない〜なぜ、いま高校生ボランティアなのか!?」永田さん.jpeg


永田 和奈 Kazuna Nagata
お茶の水女子大学 英文 3年
※本年4月からNPO法人Youth for 3.11 代表

みなさまの「何かしたい」という想い、そのままになってはいないでしょうか。

私だからこそできることを、全力でやりたい。

この間の3月11日で、東日本大震災から丸4年が経過しました。
私は、震災当時の、連日増え続ける死者の数やこの世のものとは思えない津波の映像を見たときの衝撃が、どうしても忘れられません。

人の命って、日常の幸せって、こんなにも儚いものだったのか、と。
この時代に生まれて、東日本大震災を経験したからには、日本人としてきちんと学び、次世代へつなげていくことが必要なのではないでしょうか。

別に、全員が全員ボランティアに行く必要はないと思います。
"ありがとう" "ごめんなさい" が素直に言えるようになった。
電車でお年寄りに席を譲るようになった。
家族を大切にするようになった。
どれも素敵なこと。それぞれが、自分にできることをやればいいと思うんです。

それでは、私にできることって、なんだろう?
大学生だからこそ、東京に住んでいるからこそ、Youth for 3.11の代表だからこそできること。それがきっと私だからこそできること。
3年前にいてもたってもいられなくなって東北にボランティアに行ったことから始まり、
たまたまこの団体に入り、なんとかここまで続けてきて、気付いたら代表という立場になっていました。

私はYouth for 3.11の代表として、これからも東北に学生を送り続けたいです。

それは、

「若い人が来てくれるだけで嬉しいんだよ」って言ってくれるあの気仙沼のおばちゃんのため、
「ここに関わる人を増やしたいんだ」って言う陸前高田のあのお兄ちゃんのため、
そして何より、あの震災をただの"悲しい出来事"として終わらせないため。

ボランティアに行って、そこで何かしらを見て、聞いて、考えたことをそれぞれの道へ活かしていくことができたら、それで少しでも笑顔になる人が増えたら、それが本当の意味での、日本全体の"復興"になるのではないでしょうか。

「大学生の君へ~ソマリアと向き合ってきて今思う3つのこと」
永井さん.JPG


永井 陽右
(早稲田大学教育学部4年、日本ソマリア青年機構全体代表)


 私がなぜソマリアに対してアクションし始めたのか?という問いに対する答えは、以前取材された際の記事にまとまっているのでこちら(http://tsunagalien.com/no.354.html)を参照していただきたい。簡潔にまとめるならば、私が大学に入学した2011年当時、世界で最も悲惨な場所がソマリアであり、私はその惨状を無視することができなかったという理由である。そしてその状態は今もそれほど変わってはいない。だから変わらずソマリアにフォーカスし続けている。

 破綻国家として名高い世界屈指の紛争地であるソマリアと全力で向き合ってきて、今思うことが3つある。本稿では対象を大学生としてその3点をシンプルに説明していきたい。


「監査法人辞めて、なぜソーシャル・ベンチャーなのか?」


高井さん.jpg
高井 辰憲
株式会社テーブルクロス取締役

 私は京都大学在学中に公認会計士試験に合格し、卒業後は監査法人で勤務を開始しました。監査法人とは、主に上場企業の財務諸表の監査を行う法人であり、金融市場の社会的信頼性を担保することを使命としています。私も入社後は上場企業の監査を担当していましたが、自身の専門性を活かしもっと社会に貢献してみたいという思いが強くなり、入社して一年で一度辞表を提出しています。

非常に多くの会計士の方がクライアントのために働いていることを理解はできますが、私は監査よりも企業の経営をサポートする仕事を行いたいと考えておりました。そういった思いを監査法人で伝えたところ、財務アドバイザリー事業部への異動を打診され、監査から離れ企業再生に従事することとなりました。


「私もカラダもみんな生きている!~4コマ漫画は"内臓ラブ"が原点」藤原さん1.jpg

【訃報】さやかさんのお母様から以下の投稿がありました。
「2月19日午前11時 がんセンターにて永眠致しました。享年27歳でした。これでやっと、苦しい闘いから解放されたと思います。応援し見守ってくださった多くのみなさん、ありがとうございました!【拡散希望】」

 ご冥福をお祈りいたします。(ギャップイヤー・ジャパン広報)

藤原さやか
(薬剤師&漫画家)


またガンかな?!
初めまして、藤原さやかと申します。ピッチピチの2★才、アラサーです。
マンガを描いたり薬剤師をしたりしています。
突然ですがなんと私、ここ5年で手術を3回受けました。
総手術時間22時間。総手術痕30cmくらい?いやあ濃厚。
だいたいのスケジュールはこんな感じでした。

2011.4 先天的な奇形を治す手術。「カラダはみんな生きている」出版。
2013.4 大学卒業!国試合格!晴れて社会人に。「カラ生き」アニメ放送。
2014.4 ガン発見!2回に分けて手術を行い、肝臓半分切除。
2015.2 血液検査の結果、今度はすい臓あたりにガン??←今ここ

そうなんです、実はまたガン疑いでこれから検査していくのです。
2011年に発見した「先天的な奇形」の名残でガンになりやすい部分がいくつかあるのですが、定期検診はずっと受けていたため、一度目のガンはすごく初期に発見できキレイに切り取れました。
しかし、依然として定期検診を受け続けていましたし覚悟はしていました。

...が!今回の検査結果ときたらもう。「まあガンでしょうね」という感じ。
私、こう思いました。

...がーーーーーーーーーーーーーーん!!!!笑

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