代表ブログフロンティア・フォーラム

日本をよくする提言から多様性を高める主張、ギャップイヤー文化構築提案まで、
多種才々なイノベーター達のエッセイ集

「米国のリベラルアーツ・カレッジを目指してみませんか?」松浦隆之介さん写真2013-09-05 20.31.jpg

松浦隆之介(まつうらりゅうのすけ)
Colby College 1年生

 
  僕は今、アメリカのメイン州にあるColby Collegeに在籍しています。人生の9割以上を日本で過ごしてきた僕は、数年前まで、自分がアメリカで大学生活を送るとは夢にも思っていませんでした。そんな僕が、なぜ日本の大学ではなくアメリカの大学に進学したのか、簡単に綴りたいと思います。

生い立ち
 僕は静岡県の藤枝市に生まれ、地元の小学校、県内の国立大学の附属中学校、県立高校に通っていました。高校3年生になるまで海外在住経験は全くなく、高校2年次までは、当たり前のように大学受験をし、日本の大学に進学するつもりでした。


「なぜ私は"ジブリ"まみれなのか」中郷さん.JPG


中郷 智@ジブリまみれ

 私は大学生でもなく社会人でもなく、「ふらふら2年生」です。

ふらふら何をしているかというと、自分が好きなスタジオジブリを勝手に応援するサイト「ジブリまみれ」を運営しています。特にこのサイトがお金を生み出すわけでもなく、純粋に応援したいという思いしかありません。

7月にこの活動を始めて1年経ち、Facebookページでは14,000いいね!を超えるほどに成長しました。この影響力を社会的意義があることに使おうと思い、change.orgというネット署名サイトで「ファンの力で国民栄誉賞を!」というキャンペーンを始めました。宮崎監督の引退もあり、現在2,700人を超える署名が集まっています。


【JGAP寄稿者短信 "拡大版"】「7/19(金) 第1回ギャップイヤー情報交換会開催!@札幌 (学生団体Uni.GAP)」(角田藍美さん、北海道大学)
Uni.GAPロゴ.jpeg

 こんにちは、北海道大学の角田藍美(すみたあいみ)です。
以前No.106:「旅でも留学でもワーホリでもない~"ちょこっと移住"の新しいギャップイヤーのススメ」(http://japangap.jp/essay/2013/02/post-43.html)の記事を書かせていただきました。(前回はFacebookで「350イイネ」も頂戴し、ありがとうございました!)


 さて、今回は自分のギャップイヤーの経験を踏まえて、地元札幌で立ち上げた団体『Uni.GAP』(http://unigap.blog.fc2.com)についての紹介をさせて頂きます。
 既にギャップイヤーを終えた全国の学生の方々にも、是非最後まで読んで頂けたら嬉しいです。
というのも、これまでギャップイヤー取得後は、各々の次なるステップへと行動を移す人が圧倒的に多く、後輩たちへ情報を伝える場は少ないと感じていました。(北海道に限ってかもしれませんが...)
 そこで既にギャップイヤーを終えた全国の学生同士でも、何らかのネットワークを持つきっかけになれたら良いと考えています。


Uni. GAPの活動目的は、「未来のギャッパーへ情報提供」し「ギャッパー同士の繋がりを築く」ことです。
2ヶ月前の2013年5月にギャップイヤー経験の学生3名で発足し、現在は1名増えて4名で活動しています。

 団体として初イベント『第1回ギャップイヤー情報交換会が』今週末に迫っているため、地元北海道での開催ではありますが、この場を借り、まずは告知をさせて頂きます!

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これから留学・休学を考えている札幌の学生必見!

【第1回ギャップイヤー情報交換会】


<内容>
(1)ギャップイヤー経験者による「ギャップイヤー報告会」
(2)座談会
(3)懇親会(任意参加)

<詳細>
日時:7月19日(金) 19:00~21:00

場所:フェアトレード雑貨&レストラン 「みんたる」
   北海道札幌市北区 北14条西3丁目2-19(北12条駅から徒歩4分)

料金:500円(ワンドリンクオーダー)

申込方法:下記応募フォームより必要事項をご記入ください
* 応募フォームは こちらをclick*
https://docs.google.com/forms/d/1t048lDPwWVVk8aYZdlydgZ3JCtZJ58Ej4ovUmfaTb1I/viewform?pli=1
連絡先:uni.gapyear@gmail.com
(質問・個別相談も受け付けますので、お気軽にご連絡ください!)

ブログ:http://unigap.blog.fc2.com
ツイッター:@Uni_GAP(https://twitter.com/Uni_GAP)

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以上がイベントの宣伝でした。
ではここからはUni.GAPの団体についてお話をさせて頂きます。


 冒頭にも書きましたが、Uni. GAPの活動目的は、
「未来のギャッパーへ情報提供」し「ギャッパー同士の繋がりを築く」ことです。
※ギャッパー=ギャップイヤー取得者

 "ギャップイヤー"という言葉の表す範囲については物議を醸しますが、私達は留学・休学・世界一周・ボランティア・インターンシップ等、単に大学へ4年間通うのではなく、人とは少し違った寄り道を大学生活に取り入れる事と、広い意味で捉えることにしています。


 サークル活動やアルバイトの他にも、学生時代には留学・休学・インターンシップ等、実は多くの選択肢があります。
しかしいざそれらの行動を起こそうとした時に、多くの学生がつまづくのが、"情報が不十分である"ことです。
実際にギャップイヤーを取り終えた私達が最も悩んだのも、やはりこれでした。

 このような情報不足によって、留学等を諦めてしまう人が実は非常に多いと考えています。
例えば、資金面や卒業時期のずれ・語学力等の能力を気にし過ぎてしまい、本当は興味があるのに何らかの理由を付けて「自分にはできない」と正当化させてしまうように。
このような人を何人も見てきましたが、この種の諦めは一生引きずるものであり、非常に勿体ない事です。
就職後に会社を辞め、ワーホリや青年海外協力隊に行く人々も、このタイプが多いのではと思います。

 最近ではインターネットとSNSの普及によって情報を得やすくなりましたが、莫大な情報からその個人にぴったりな情報に辿り着くのはまだ不十分な環境です。
 特に私達のような地方学生にとっては、そのようなインターネット上の情報は「関東にはすごい人がいる」のように遠い存在と捉えてしまい、あまり現実味を持った情報を得る事ができないのが現状です。


 このような状況を改善するべく、『ギャップイヤー経験者とこれからギャップイヤーを取得する人の情報交換できる仕組み作りをしたい』と考え、私たちは立ち上がりました。

 Uni.GAPが目指すのは、「地元の身近な先輩からの現実味のある情報提供」です。
就職活動で多くの学生が先輩に企業情報や面接のアドバイスをもらう通り、近い存在の先輩方の経験を聴くことはとても説得力があります。
 このような身近な先輩のアドバイスは、これからギャップイヤーを取ろうか悩んでいる学生の大きな力になるはずです。

 さらにUni. GAPは、どこの機関にも所属しないギャッパー同士を繋ぐ場にもしたいとも考えています。一人旅等がこのタイプです。
 というのも、大学での交換留学など何らかの機関を通していれば、教授や学生課等のツテでその人を紹介してもらえる可能性が高いです。しかし休学して一人旅等のように自力で道を開いた人々は、その人がブログやSNSに情報を公開していない限り、辿りつくのは難しいことです。ですが自力派の人ほど情報に飢えているのもまた事実です。
そこでUni. GAPではそのような自力ギャッパー同士の情報交換の場も生み出したいと考えています。

 ※私も"自力休学派"でしたが、大学側には特に何の活動報告もしておらず、当然留学関連の集まりに呼ばれる事も無いので、後輩たちに正式な場でギャップイヤーの経験を話すことは無いのです。


 今後の活動としては、"地元"という点を生かし、団体のブログ上でギャップイヤーを取得した北海道の学生の体験談掲載を始め、ギャッパー同士の情報交換会イベントを札幌にて開催予定です。
※第1回のイベントは7月19日(金)の19:00〜(詳細は冒頭に記載)


 現時点ではこのように北海道を中心とした活動ですが、もしこの考えに賛同して下さる他の都府県の学生の方がいらっしゃったら、将来的には各支部を作り全国的な学生団体にしていけたらと考えておりますので、お気軽にご連絡ください!意見交流しましょう!
uni.gapyear@gmail.com


 最後に一点お伝えしたいのですが、運営メンバーの日本滞在状況により、今後の活動をはっきりさせることができない状況で、チームとしての活動継続が難しくなる可能性が高いです。
 ですが残り少ない学生生活で、後輩たちへ少しでも多くの情報を残すためにはスピードが何よりも大事と考え、見切り発車での活動スタートを決意しました。どうか温かく見守って頂ければ幸いです。


これからどうぞよろしくお願い致します!


Uni.GAP 代表
北海道大学 経済学部4年
角田藍美


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『Uni.GAP』
北海道大学
代表:角田藍美(Aimi Sumita)
副代表:菅原絵梨衣(Erii Sugawara), 松浦友香(Yuka Matsuura)
広報:白鳥芙実(Fumi Shiratori)

連絡先:uni.gapyear@gmail.com
(質問・個別相談も受け付けますので、お気軽にご連絡ください!)

ブログ:http://unigap.blog.fc2.com
ツイッター:@Uni_GAP(https://twitter.com/Uni_GAP
Facebookページ:https://www.facebook.com/uni.gapyear


※以上のように、この団体はギャップイヤーを推進するものではなく、ギャップイヤー取得検討者の選択肢拡大のための情報提供が目的です。ギャップイヤー反対派の人もいるかと思いますが、その事に関する誹謗中傷はご遠慮頂きたいとお願い申し上げます。

【JGAP寄稿者短信 "拡大版"】 「気がつけば、インドネシアで就職!」釜我さん1.jpg


釜我 昌武
※インドネシア・バンドゥン在住

 気が付けば、インドネシアで就職、なんですね。夢中になり過ぎていたので、自分のことを客観的に見ていませんでしたが。

 ただ、インドネシアで就職と言っても、いわゆる日系企業の現地採用という形ではありません。私は、インドネシアのバンドゥンにある私立大学にて、電気電子工学を教える講師となりました。使用する言語は英語及びインドネシア語のみです。

 正直言ってしまうと、日本人であることがほぼ意味をなさない形での就職になります。主たる業務においては、日本語を使うこともありませんし、日本人と関わることもありません。インドネシアの地方都市バンドゥンというフィールドで、インドネシア人を対象に、英語及びインドネシア語で電気電子工学を教えます。

 もちろん、日本の慶應義塾大学のようなレベルの高い私立の総合大学ですので、大学内には日本語学科もありますし、今後は大学のプロモーションの一環で、日本の大学生の受け入れなどに携わるかもしれません。せっかくですので、授業以外にも様々なことにチャレンジしていくつもりです! ※ご興味のある方がいらっしゃいましたらご連絡ください

 待遇ですが、現地で生活するには十分というところです。本社からの駐在はおろか、日系企業の現地採用にも遠く及びません。東京の大学生のアルバイトの方がよっぽど稼ぎが良いぐらいです。私の様な健康体でしたら、現地で一応生活費が赤字にはならない、といった程度です。貯金などは当然できません。航空券代は出ませんし、もし健康を害したら、100%赤字でしょう。


 

「選択(twitterのつぶやきから)」鮫島さん写真.pngのサムネール画像


鮫島弘子
(andu amet代表)

エシカルがブームになって、エシカルの検定とかアワードとかがたくさん出てくるようになって、andu ametもお声掛けいただく機会が増えた。
ここだけの話、受賞確約するので応募してほしいと言われることも。
ありがたいことだし、現状を考えるとそういう活動はすごく大切なことなのかなとも思うけど、andu ametが目指しているところはそこではないという気がして、今のところ全て辞退させていただいている。

右に行くか、左に行くか。
自分のブランドを作るということは、哲学や行き方を問われ続けているようなものだとつくづく思う。

私の人生は迷いだらけだから、選択するのも毎回一苦労。
エシカルブランドを標榜しているものの、オーナーである私自身だって人並みの闇は抱えているし、これまでだってたくさんの間違いを犯してきた。
そういうものをなかったことにはもちろんできないし、するつもりもないけど
いやむしろそんな自分だからこそ、手がけているブランドだけは自分の中の"理想"にできるだけ近づけてみたい。

でも"理想"を形にするというのは本当に難しくて...。
世の中、ハリウッド映画みたいに善と悪だけじゃない。
全てのものは角度によって光にも陰にもなる。
だから自問自答の毎日。

ここまで書いててふと思ったけど、
ブランドを作るというのは芸術作品を作るのと似ているかもしれない。


プロフィール
鮫島弘子

世界最高峰の羊皮エチオピアンシープスキンを贅沢に使用した、エシカル×リュクスなレザーブランド
andu amet代表。
web site: http://www.anduamet.com
faceook: https://www.facebook.com/anduamet
On-line Boutique: https://anduamet.stores.jp
Twitter:@co_samet

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