代表ブログフロンティア・フォーラム

日本をよくする提言から多様性を高める主張、ギャップイヤー文化構築提案まで、
多種才々なイノベーター達のエッセイ集

【JGAP寄稿者短信 "拡大版"】「80万円で1年間旅できちゃいました!」


江里祥和

 2012年4月に出発し、4月2日に1年間の旅から無事帰国しました。きっちり正確ではないですが、旅中はiPhoneアプリで出費毎に記録はとっていたので、1年間の出費をアバウトに計算してみました。

1年間で80万円使っていました
 貧乏旅行ではなかったし、節約重視でもない旅でこの数字は意外でした。生活費全般はもちろん、航空券代も含めた数字です。カウチサーフィン(以降CS)やWorkaway(ボランティアマッチングサービス)などを活用して、旅中の出費の大きな割合を占める"宿代"を節約できたのが大きかったのだと思います。CSは65日間、Workawayは1ヶ月半活用したので、1年間のうち4ヵ月近くは宿代がかかっていませんでした。

※カウチサーフィンが初耳な方はこちら【リンク1】をどうぞ
※Workawayについては以前こちらの記事【リンク2】で触れました


下記が内訳になります。
=================
旅の期間:2012年4月2日~2013年4月1日

タイ 4/2-4/28(27日間)
出費合計:2.8万円(1000円/日)
CS活用日数:27日間

ラオス 4/29-5/10(12日間)
出費合計:1.6万円(1300円/日)
CS活用日数:0日間

ベトナム 5/11-5/20(10日間)
出費合計:1.7万円(1700円/日)
CS活用日数:1日間

カンボジア 5/21-5/30(10日間)
出費合計:1.5万円(1500円/日)
CS活用日数:9日間

バンコク 5/30-5/31(2日間)
出費合計:0.4万円(2000円/日)
CS活用日数:1日間

航空券:1.7万円(バンコク-デリー)

インド 6/1-8/1(62日間)
出費合計:10.6万円(1700円/日)
CS活用日数:7日間

航空券:2.9万円(デリー-カイロ)

エジプト 8/2-8/30(29日間)
出費合計:4.6万円(1600円/日)
CS活用日数:0日間

ヨルダン 8/31-9/10(11日間)
出費合計:2.7万円(2400円/日)
CS活用日数:0日間

イスラエル 9/11-11/22(73日間)
出費合計:16.1万円(2200円/日)
CS活用日数:0日間

航空券:0.9万円(テルアビブ-パリ)

フランス 11/23-2/20(90日間)
出費合計:14万円(1500円/日)
CS活用日数:14日間
Workaway活用日数:44日間

航空券:0.7万円(パリ-マラケシュ)

モロッコ 2/12-4/1(40日間)
出費合計:14.4万円(2000円/日)
CS活用日数:6日間

航空券:5万円(カサブランカ-成田)

江里さん写真.jpg
=================

1日の平均出費は1600円 
 一番高いのはヨルダンで1日当たり2400円出費なのですが、これはペトラ遺跡入場券がものすごく高かった点(約7000円!!!)、滞在期間が1週間ちょっとと短かった点、そして物価がそこそこ高かった点が要因かと思います。

 一番滞在期間が長かったフランス(3ヵ月)では、CSやWorkawayのおかげで宿代や食費がかなり節約でき、高い物価な割に1500円と低くなっています。節約目的ではなく、「農業ボランティアしたい」という純粋な気持ちがあって、それが結果的に節約に繋がったのが嬉しいです。

 イスラエルはヨーロッパ並みに物価が高く、10万円払って「パーマカルチャー農業」というものを6週間勉強してもいたので、そこそこ高く、1日当たり2200円の出費となっています。

 1ヵ月半滞在したモロッコでは、「最後の国だし」ということで節約意識が薄れ、物価が安いのに、1日当たりの出費と合計出費共にフランスを超えました。

 旅の最初はバックパッカーデビューということもあってか、警戒心や節約意識が高かったので、もし最後に東南アジアを旅していたら、財布の紐がゆるんで1日2000円くらいは使っていた気がします。


80万円は適度に贅沢した数字 
 最後に付け加えると、私は「節約して最安で旅してやる!」と意気込んで旅をしたわけではありません。この「80万円」という数字は、適度に贅沢もした数字であり、やろうと思えばもっと節約ができるはずです。

 旅の目的は節約ではなく"経験"だと思いますが、必ずしも素晴らしい経験にお金がかかるわけではなく、例えばCSを活用して現地の人と繋がれれば、宿代が節約できてローカルな一面も見れる、まさに一石二鳥、いや三鳥と言ってもいいくらいの旅ができます。

 今回の出費金額は、自分自身にとっても「80万円で旅できちゃうんだ」という発見でしたし、これから旅に出ようと考えている人にとって、少しでも参考になるようであれば嬉しいです。

プロフィール:
江里祥和
'87年生まれの帰国子女。3年半東京にて社会人生活を送り、旅を理由に2012年1月に退職。1年間かけて10カ国を旅し、2013年4月に帰国。帰国後は、「農業」と「インターネット」の可能性を探すために、国内の農地を巡る旅に出る予定。
Twitter: @powahouse74


「相談サイト構築~より良い相談(SODAN)環境が、人と社会をもっと前進させる!」石川さん写真.JPG

石川 貴大(SODAN 代表。早稲田大学を休学して米国シリコンバレーに留学中)

自己紹介
 石川 貴大と申します。現在大学を休学(2年目)し、シアトルでの留学・中期インターンを経て、米国シリコンバレーにて、コミュニティーカレッジで計算機科学の勉学 、そして「あなたのための快適相談エンジン」を合い言葉にSODAN(https://sodan.sqsp.com/)というプロダクトの開発を行っています。今回は、このSODANに関して、ぜひお話をさせて頂きたいと思っています。


SODANは「直に聞き、解決すること」
 SODANをつくった背景にあるコンセプトは非常にシンプルで「悩みがあるなら、経験者に直接聞いて解決するのが一番」というものです。僕は時々、経験者として、留学やインターンを考えている後輩から相談を受けることがあります。そして、何回も相談を受けることで"ある事"に気がつきました。相談後みんながよく 「いくら調べても考えても結論が出なかったことに結論が出せて、一歩前進することができた」というような共通した感想を持ち出すのです。"ビビっ"ときました。問題解決には「経験者への相談」がとっても効くんじゃないかと・・。


SODANの目指すもの
 誰かが問題を抱えたり、悩みを持っていたりした時、 ウェブや本で無駄に時間を費やし、一人で苦しんで欲しくない。そうじゃなくて、悩み・問題にぶち当たっても、前に同じような経験をした人から助言をもらって 、 自身に満ちた一歩をより早く踏み出して欲しい。より多くの人々が自身に満ちた一歩をより早く踏み出すことができれば、人々はより多くの素晴らしい経験を積むことができる。そして、その積み重なった経験が、後に続く人々をより力強く前進させるエンジンになる。僕はSODANを通し、そんな素敵なポジティブなサイクルにアクセルをかけていきたい。


昨今の相談環境の現状
 そもそも、ネット検索や読書を例に、相談するのと同様の効果は得られるような環境は既に整っているのではないかという見方もあるかもしれません。しかし、僕の答えはNOです。留学や休学といった特殊な経験に関わる情報においては、その情報を必要とする人が得られる情報の量と質が不十分で、答えを得るのに時間がかかり過ぎてしまうと考えています。例えある情報にたどり着いたとしても、それは具体的な相談内容に合致しないケースが多々あります。また新たな疑問が生じた際には、それを延々と繰り返さなければいけません。


SODANの可能性と課題
 しかし、先の例のように、ある特定の問題を経験し、広く・詳しくある特定の問題の原因と解決方法を知っている経験者は相当数いるわけです。それでも前述した良い相談サイクルが回っていかないのは、いくつかの課題があるためです。まず単純にその母体数の少ない人たちを探し出すが難しいという事、二つ目に、より手軽に相談できるネット上の窓口がないこと、そして相談を受ける側に十分なインセンティブがないということです。


SODANの解決策
 そこで、SODANは、機能的にそれらの課題を解決してより良い相談サイクルにアクセルをかけます。現在機能は限られておりますが、完成形においては、詳細な経験者プロフィールのデータベースを基に、相談者の相談内容に最適な経験者の即時検索を可能にし、チャットや通話等の好みの形での相談の予約・実行・決済を、スマホ・タブレット・PC上から、一括して可能にする機能の実装を目指しています。相談受付側においては、相談を受ける際の内容調整、スケジュール調整の手間を減らす管理システムを提供し、また魅力的な報酬を得られるような形をつくりたいと考えております。


もしSODANが実現したら
 最後に、一度、SODANが実現した際の留学のケースを少し想像していただきたいと思います。「Aさんは留学を夢見ている。けれど具体的にどうすれば良いかわからなかった。そんな時SODANを使って、すぐに留学中の先輩に"1対1"でとことん相談できた。アドバイスのお陰で十分な準備と万全の計画に乗っ取った最高の留学に。そんな折、 後輩からの相談希望通知がくる。相談に乗ることで、海外にいてもお小遣いを稼げ、何より後輩の役に立てた」こんな流れをSODANでつくっていきたいと思います。


SODANの今
既にα版となるサイト(https://sodan.sqsp.com/)をローンチし、現段階で複数回の相談の実施を行い、複数件の予約もいただけるようになりました。今後β版のリリースに向けて、根本的な改善を行い、皆さんにとって理想のSODAN環境を実現してまいります。

SODANを通じ、皆様とお話できることを楽しみにしております。


SODAN 代表
石川 貴大


追伸:2013年4月4日現在、人数限定のβ版のリリースに向け、現在事前登録を受け付けております。もし宜しければ、現サイトの方からご登録下さいませ。

"SODAN" Web-Site : https://sodan.sqsp.com/
facebook (個人): hiro55ishikawa@facebook.com
Twitter : hiroishi_tw


「一生のうちのたかが1年、されど1年!~僕はこんなギャップイヤーを送りました」川角さん写真.jpg


川角健太 (Kawasumi Kenta)
法政大学人間環境学部3年次休学中

たくさん泣いて、たくさん笑った1年間
 僕はこの一年間という休学期間に、数えきれないたくさんの人・景色と出逢い、様々な自分・たくさんの現実と向き合い、これでもかってくらい泣き、笑いました。

 人の優しさを知り、日本の素晴らしさを知り、少しずつですが、海外から捉えた日本も見えてきました。ボンヤリしていた夢も、具体的になりました。

そんな、"最幸"の1年間。

間違いなく、21年間の中で一番濃い1年間を終えて、思うことを書かせていただきます。


休学を決意
 さて、僕がなぜ休学をして、休学中に何をしたか。

大学に入ってから旅に目覚めた僕は、休学をして、1年間という期間を使って旅をすると勝手に決めていました。
若さゆえにできることがあると思い、社会に出たら丸々1年なんて時間は取れないかもしれないと思いました。
「いまやらないと後悔する」そう思ったのが一番大きな理由です。

 しかし、休学は自分一人で決められるものじゃありません。周りの理解が必要です。その点、僕は恵まれていたと思います。
両親に対しては20歳の誕生日に、すべての気持ちを伝えたところ、「生きて帰ってこいよ」と言って承諾してくれました。仲間たちも、「大きくなって帰ってこいよ!」と言って送り出してくれました。

 旅に出る前の時点で、「自分は本当に恵まれているんだ」と、今ある状況に心から感謝しました。頭では分かっていたつもりだったけど、実感としてそれを知ることができたのは、とても大切なことでした。

たくさんの理解と支えがあって、休学して1年間という時間を受け取りました。


人の優しさを知った、ヒッチハイク日本一周
 "今、一番やりたいことは何か?"と自問自答を繰り返し、僕はまずヒッチハイクで日本を一周することに決めました。

この旅の目的は、
・日本を知ること。
・たくさんの人に出会うこと。

 日本を知るための日本一周。人と出会うためのヒッチハイク。若いからこそできること。この形がベストでした。元々は海外をまわろうと思っていたのですが、「日本ってこういう国だよ!」と伝えられる人になってから海外へ出たいと思い、まずは日本を知ろうと。

 結果、2012年4月25日~10月30日までの189日間、乗せていただいた349台の車をはじめとした数え切れない人に支えられて、日本一周を達成しました。

 旅中は、車に乗せていただくことでも十分なのに、初めて出会った人にご飯を食べさせていただいたり、家に泊めていただいたり、贈り物をいただいたり。人に話しても嘘だと思われるような、想像を超えた人の優しさにあふれた奇跡の連続が、そこにありました。人に出会い、縁がつながって、世界に一つの日本一周地図を描いてくれました。たくさんの心温まるエピソードを書きたいですが、それはできないので、ぜひブログを読んでいただけたらと思います。


いざ、海外へ
 日本一周で日本を知るという旅の目的が達成された僕は、とうとう海外に足を踏み入れます。2013年2月14日~3月15日まで、1ヶ月かけてアメリカを横断してきました。

 ここでも運や縁に恵まれて、いろんな経験を積んで、無事に生きて帰ってきました。アメリカ横断についてもブログに書いています。初めて海外に出ることで、視野が広がり、世界の広さを知り、同時に自分の小ささを知り。「世界が変わるって大変なことなんだな」と身を持って実感したのと同時に、もっと頑張らないとと感じました。


夢は広がっていく。自分はなんでもできるんだい!
 僕はこの1年で、考えが確信に変わったことがあります。それは、「人は、やろうと思えば大抵のことはできるんだ!」ということです。

 "できる・できない"の壁というのは、自分自身が勝手に創っているもので、それによって可能性を狭めてしまうのはもったいないと思います。

 何かをしたいと思うことが前提。思いを、行動に移すことが第一歩。どんなにいい考えを持っていても、行動しないと現実は動きません。そしてこの一年で特にわかったのは、信念を持って動いていれば、必ず応援してくれる人が現れて、結果はついてくるということ。

 今の僕は極端な話、自分はなんでもできると思っています。これからも、もっともっと可能性の壁を壊しながら、大きく成長していこうと思いますし、それをできる自信があります。

これは、もともと小心者の自分からは考えられない変化です。この1年の経験が自信になったのだと思います。一歩、また一歩と前に進むにつれて、可能性が広がり、夢がどんどん大きくなることを知りました。


好きな言葉は「ありがとう!」
 「すべては絶好のタイミングで訪れる」ということを、経験を持って確信した1年でした。捉え方次第で、すべての出来事が身になります。生きていくうえで何が起こっても、「ありがとう」と言って受け入れられるようになりました。

 それは、旅中や日常生活で何か新しいことに出会ったときにもそう思いますし、自分が今いる状況が本当に恵まれすぎていると思います。いま、こうしてここに寄稿させていただいているのも、何かの縁によって創っていただいた機会です。

 今の僕にできるのは、自分の経験を伝えていくことです。それを伝えることが、お世話になった人への恩返しにもつながると思います。人の素晴らしさを伝えていけるように、執筆といった活動していきます。人って素晴らしいなって思っていただけるきっかけになれれば幸いです。

 それを教えてくれたのは、今までに僕と出会ってくれた人たちです。すべての出会いがあって、今の僕があります。何かの縁があって、この文を読んでくれた皆様、そして、今までにお世話になったすべての人に贈ります。

ありがとうございます!


最後に一言
 「この一年を経験できてよかった」これが素直な感想です。
僕は休学という選択をして本当に良かったと思います。この行動をしたからこそ会えた人がいて、できた経験があります。
これからは、これに見合った生き方をしていきます。

 伝えたいのは、やろうとおもえば大抵のことはできるということ。それをできる環境があるなら、是非やってほしいと思います。
形はなんでもいいと思います。僕は偶然、旅という形が一番合っていただけです。

 僕はこういう生き方をしています。あなたはどう生きますか?


<プロフィール>
川角健太 (Kawasumi Kenta)
法政大学人間環境学部3年次休学中。
大学2年間で、47都道府県制覇。
休学期間に、「ヒッチハイク日本一周の旅+アメリカ横断の旅」をする。
旅で得たこと、みたこと、学んだことをブログにて発信しています。
今の夢は、本を出版すること。
自らが学んだことをもとに、よりたくさんの人に"人の優しさ、日本の素晴らしさ、世界の大きさ、現状"について知ってもらうために、執筆活動中。

Twitter :@smith1002kk
Facebook : 川角健太(Kawasumi Kenta)
Blog: 「しあわせのたび」 http://world-jumper-kenta.at.webry.info/

「夢を叶える人生は、選べる!」

今田正則@世界一周中

思い起こせば、18歳。
未来なんて考えてなく、何かやりたい事がある訳でもなく
なんで、高校に通っているかも分からないダメな人でした。

未来の展望もありませんでした。

出会いがきっかけで、高校卒業後にすぐに
ワーキングホリデーでNewZealandへ行った事から
自分自身で生き始めた人生が始まりました。

そこで見た景色、出会った人、試行錯誤した1年間はまさしく人生観を変えたのでした。
今、思えば、ボクにとってのGAPYEARはここにあったのです。
日本に居た頃の自分の知っていた世界(今までの生活圏内)の狭さを痛感しました。

今まで常識と思っていた事はこちらでは、違かったり、逆に日本の常識に"えっ?"て
思う事も知っていき、驚きました。

「正解なんて、この世には無いんだ。」
自分で選んでいくんだな。

正解を教わってきた、それまでの教育に"えっ?"て思いました。
が、正解は探してもありませんでした。(笑)

この理解はその後の人生観を変えていきます。

TV、インターネット、人から聞いたり、情報化社会と言われて久しいですが
家に居ながらでも世界の情報は取れて、全て知った気になれるんです。

そこで思ったのは、せっかく生まれたのだから、もっと沢山見たい、出会いたいでした。

純粋にその時"よーし、今世でどこまで自分が成長したり、変化出来るのか"、試してみたいって思えたんです。
自分で選んでいくことっていうのが分かってからは人の目があんまり気にならなくなりました。

まず、したい生き方を決めて、そうなるにはどうしたらいいか?
をするだけです。


なので、当時周りの人はみんな就職をしていましたが、
ボク自身、今まで、就職経験はありません。

アルバイト、派遣社員の経験はありますが、その後は「個人事業主」と言う形態を選んでいます。
自分で生きたい生き方をするには、自由度の高い仕事を選びたいと思っていたからです。

最近は、アイディアが降ってくることが多く、かなり貯めていました。
貯めるだけでは、実現しませんからね。(笑)

アイディアを形にする、お金に変えるには行動です。

大企業を作って沢山の人を雇いたいというより、
アイディアを形に変えて、ベストな人と出会い、手を組み、より自由に生きるための手段としての起業です。
思いを実現させたいから。

そんな、アイディアを形にしてみようと、今年は法人設立して、チャレンジしてみようと思ったのです。

その前に
沢山ある昔からの夢の一つ。

「世界一周」
ハネムーンで世界一周行けたらいいよね!
前から、2人でこう言っていました。

後先考えずに行くのではなく、後先のために行こうと決めました。
自分たちのHappyはもちろんですが

沢山の方が、世界一周には出られてると思いますが、ボクの周りでは居なく
一つの、ライフスタイルの形として、大切な友人や家族、まだ出会っていないけど
将来の大切な友人たちの、小さくても1歩を行動するきっかけや、勇気になれば、と思っています。

選んで、行動すれば、夢は叶いますよ、って言いたくて。
自分の人生をかけて、この世界の素晴らしさと、人々の素晴らしさと、
可能性を「体験して」伝えようって決めたんです。

更に今回は、ご縁を頂き、男きもの普及協会様のご協力で、
着物の海外PR担当になりましたので、世界から見た日本の姿も
微力ながら、お役に立てたらって思います。

世界に行く友達と別れ際に交わす挨拶があります。

「じゃ!世界のどこかで!」

3年後お互いどの国に居るかわかりません。
世界で会う約束です。

この文が、何か明日の一歩になるようなお役に立てたら、幸です。

See you somewhere in the world!


プロフィール:
今田正則@世界一周中
http://www.imachanz.com
http://www.facebook.com/imachanz
https://twitter.com/imachanz
男きもの普及協会:http://otoko-kimono.org/

つながり〜ボランティア×世界一周〜
「ボランティアってなんかダサくない?」

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岡本和樹 
下関市立大学経済学部国際商学科3年(休学中)

2012年11月から約1年間、世界一周ボランティアの旅へ
現在スペイン、マドリッド郊外の緑豊かな田舎町でボランティア活動中。


 あなたはボランティアに対してどんなイメージを持っていますか?「堅苦しそうでなんかダサイ」僕が高校時代に抱いていたイメージです。途上国というものに興味が無く、アメリカやヨーロッパでの華やかな生活に憧れていました。大学に入った後もそのイメージは変わらず、毎日バイトや遊びに明け暮れる日々だったと記憶しています。


きっかけ
 そんな僕に転機が訪れたのは大学2年の夏休み前。大学の留学プログラムに参加しようか迷っていたときに、友人からベトナムに行こうと誘いを受けました。なにをするのかと思えば国際ボランティア。「世界各国から人が集まるから共通言語は英語。ボランティアだから留学よりお金が圧倒的に安い。」そんな言葉に魅せられて、初めてのボランティア活動に参加しました。
そこでは主に孤児院での活動だったのですが、シャワーは水道水を浴びて、床に寝袋を敷いて寝ていました。蚊が大量にいたので安眠できたことはありません。お腹も壊しました。でも、楽しかった。子どもたちの授業に参加したり一緒に追いかけっこしたり。ボランティアメンバーとはお互いについて語り合い、恋話なんかも。時にはミーティングをして問題点の解決を図りました。毎日本当に充実していて「あれ?ボランティア楽しいじゃん」って。自分の中のボランティアに対するイメージがどんどん変わっていきました。


つながり〜ボランティア×世界一周〜
 その後、再び大学の長期休暇を利用してケニアと日本でのボランティア活動に参加。慈善活動に従事されている方や世界中を旅している方など多くの人に出会い、たくさんの刺激を受けました。「世界には自分の知らないことがたくさんある。もっといろんな景色を見てみたい。たくさんの人に会いたい。」そんなワクワクが僕を動かします。そして、大学3年の後期より1年間休学をしてボランティアしながら世界一周の旅に出ることを決意。やるなら目的をしっかり持ってやりたいと思い、「つながり」というテーマを掲げました。積極的に地域に溶け込んでいろんな人と関わっていくことで、多様な文化や価値観に触れ自己成長したい。また、ブログやSNSを利用して新しい「つながり」を生み出したい。自分の体験をしっかりアウトプットして、ボランティアや旅の楽しさを多くの人に伝えていけたらと思っています。


国際ボランティアの魅力
 僕にとって国際ボランティアの最大の魅力は「出会い」です。現地の人々との出会い、ボランティアメンバーとの出会い。いろんなバックグラウンドを持った人たちと交流することで、多様な価値観を学びました。アフリカでは2時間まで遅刻OKだし、スペインは"シエスタ"といって2時から5時まではお昼寝タイムです。お店も閉まります。日本の常識では考えられない数々の常識の中に身を置くことで、日本という枠を超えて物事を捉えられるようになった気がします。また、旅行と違い現地の生活の中に入っていくことで、その地域の良いところだけでなく、問題点や改善点などを感じることができるのも大きな魅力の1つだと思います。


最後に~「人の数だけ"常識"がある」
 このエッセイを読んで、どう思いましたか?「ボランティアって思っていたより楽しそう」「これってボランティアって言えるの?」人によって受け取り方は様々だと思います。でも、これが僕の考え方なのです。「人の数だけ常識がある。だからいろんな考え方があっていいんだ」僕が外に出て学んだことの1つです。もしこれを読んで何かを感じたなら、ぜひ実際に自分で確かめに行ってもらいたい。百聞は一見にしかず。一見も実体験には敵いませんよね。


P.S. 今回はボランティア中心にエッセイを書かせていただきましたが、実際は世界一周期間の約半分はボランティア活動、半分は旅といった感じです。活動の様子はTwitterやFacebookページを利用してアップしています。たくさんの人とつながりを作っていきたいので、どうぞお気軽にご連絡ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

プロフィール
岡本 和樹(Kazuki Okamoto)
NGO団体NICEのぼらいやープログラムに参加して、ボランティア×旅という新しいムーブメントを広げるため活動中。
Twitter:@pochoo32 http://twitter.com/pochoo32
Facebookページ:http://www.facebook.com/tsunagari.1
Blog:http://kazukiokamoto.wordpress.com/
Email:k.okamoto0324@gmail.com

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